三重県の中でも観光スポットがたくさんある伊勢。
伊勢神宮や伊勢近くの鳥羽・志摩観光に訪れた際には是非立ち寄ってもらいたいスポット、夫婦岩をご紹介していきたいと思います。
目次
概要
名称
夫婦岩(二見興玉神社)
所在地
〒519-0602 三重県伊勢市二見町江575
アクセス
JR
二見浦駅から徒歩約15分
JR・近鉄
伊勢市駅よりCANバスに乗り「夫婦岩東口」にて下車
お車の場合
伊勢二見鳥羽ライン
二見JCTから約3分
伊勢自動車道
伊勢ICより車で約15分
こんな人にオススメ
夫婦岩は夫婦円満・縁結びのシンボルということで、ご夫婦やカップルの方が多く訪れている印象です。
伊勢神宮とセットで行かれる方も多いと思います。
また非常にキレイな景色を見ることも出来るので、カメラがお好きな方にもおすすめです。
滞在時間
夫婦岩を見るだけなら10分程度で済むと思います。
しかし二見興玉神社には夫婦岩だけでなく、太陽神・天照大御神がお隠れになったとされる洞窟「天の岩屋」もあり、周辺のお土産屋さんもあわせると30~40分あるといいでしょう。
費用
無料で楽しめます。
アピールポイント
5月~7月にかけて夫婦岩の間から昇る朝日を見ることができます。
また、朝日だけではなく11月~1月にかけては、満月の頃に夫婦岩の間から昇る月を見ることもできます。
天気の良い日には遠くに富士山が見えることも。
夜間にはライトアップされ、幻想的な景色を望むことができるのでカメラマンも多く訪れます。
大しめ縄を張り替える「大注連縄張神事」が 毎年5月・9月・12月の年に3回行われますが、参道から一般の方でも見ることが出来るので多くの方で賑わいます。
写真などで見ると、夫婦岩は遠く沖の方にあるように見えがちですがそんなことはなく、参道から結構近い距離で拝むことができます。
神が寄りつく聖なる処。夫婦岩の歴史
夫婦岩の近くにある二見興玉神社によると、夫婦岩は海の鳥居としての役割を持っており2000年も前から祀られているそうです。
この夫婦岩には伝説が残っていて、島産みに疲れたイザナギとイザナミは猫を男女の分身として代理出産させました。
それを知った天神は怒り、その分身を夫婦岩の男岩と女岩に変えてしまったというものです。
古来からあるものには面白い伝説が残っているものが多いので、こちらも大変興味深いです。
ところで、伊勢神宮は古来の習わしに沿ってお参りするのが好ましいとされているのをご存知でしたでしょうか?
理想的な順番としては、夫婦岩のある二見興玉神社→伊勢神宮外宮→内宮の順番だそうです。
古くは二見興玉神社で身を清めてから伊勢神宮に参拝していたそうなので、伊勢神宮参拝の前に立ち寄ることをおすすめします。
至る所にカエルの置物が・・・その理由は?
夫婦岩を訪れると、たくさんのカエルの石像や置物が目につくと思います。
なぜかというと、カエルは道開きの神・猿田彦大御神の使いと言われているからです。
「無事かえる」
「失くした物がかえる」
「お金がかえる」
などの意味合いがあるそうですよ。
これら置物の多くは、ご利益を受けた方々から献納されたものらしいです。
また、境内の手水舎にはカエル「満願蛙」が水中に鎮座しており、水をかけると願いが叶うと言われています。
旅行安全や夫婦円満・恋愛成就をお願いしてみてはいかがでしょうか?
他にもカエルのお守りやおみくじなど、とにかく縁起の良いカエル尽くしなのでそちらにも注目してみてくださいね!
まとめ
二見浦にある二見興玉神社。
この「二見」というのはその昔、倭姫命(やまとひめのみこと)がこの地を訪れた際のこと。
その景色の美しさに二度振り返った、という逸話が由来となっています。
皆さんも是非、古くから美しさが変わらない神秘的な二見興玉神社・夫婦岩を訪れてみてください!
※この記事は2019年2月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)