【静岡】徳川家康が青年期を過ごした浜松城の見どころは

静岡県浜松市の史跡・浜松城は、天守閣こそ小さいながら、江戸幕府を開いた徳川家康が若かりし頃に居城にした城です。
江戸時代には、幕府の要職に就いた大名が城主を務めることが多かったため「出世城」とも呼ばれています。
浜松城の周辺は公園となっており、浜松市民の憩いの場となっています。

概要

名称

浜松城

静岡県、浜松城の外観

所在地

静岡県浜松市中区

アクセス

JR東海道線浜松駅から遠鉄バスで10分ほど。

こんな人にオススメ

静岡県浜松市の浜松城は、のちに将軍となった徳川家康が青年時代を過ごした城です。
また江戸時代には、江戸幕府の要職を務めた大名が多く城主を務めたことから、出世城とも呼ばれる縁起のいい城です。
周辺は公園として整備されており、春は桜の名所としても知られています。
そうしたことから、歴史ファンだけでなく家族連れでも楽しむことができます。

滞在時間

浜松城の天守閣見学には30分ほどの時間が必要です。
また周辺の公園散策には、1時間ほどの時間を見ておくといいでしょう。

費用

浜松城内への入場料は高校生以上の大人200円、中高生以下は無料となっています。

アピールポイント

静岡県浜松市の浜松城は、のちに将軍となった徳川家康が青年時代を過ごした城です。
若き日の徳川家康は、甲斐(山梨県)の戦国大名「武田信玄」とこの浜松の地で戦い、死を覚悟するほどの大敗を喫したこともありました。
いわば、家康がのちの出世の足掛かりを築いた城ともいえます。
浜松城を見学することで、天下人となった家康の若かりし日に思いをいたすことができるのではないでしょうか。

徳川家康が居城とした浜松城の見どころとは

静岡県浜松市の浜松城は、のちに将軍となった徳川家康が青年時代を過ごした城です。
とはいえ、浜松城の天守閣はそれほどの規模ではありません。
野面積みと呼ばれる石垣が、当時の面影を伝えるのみで、天守閣は復元されたコンクリート製の建物です。
それでも若き日の徳川家康は、甲斐(山梨県)の戦国大名武田信玄とこの浜松の地で戦い、死を覚悟するほどの大敗を喫するなど、家康の生涯と浜松は、切っても切り離せない関係にあるといえます。

また江戸時代に入ると、江戸幕府の要職を務める大名の多くがこの浜松城を居城としていました。
そのため、浜松市では浜松城を「出世城」としてPRしています。

やはり浜松は東海道の要衝にあり、江戸幕府にとっても重要な拠点だったのではないでしょうか。
浜松城のすぐ近くには浜松市役所もあり、一帯は浜松市の中心地ともいえます。

浜松城の周辺は、公園として整備されており自然が豊かで、浜松市民の憩いの場となっています。
浜松城周辺には、野生化したリスがたくさん生息しています。
かつてこのあたりに動物園があり、逃げ出したリスが繁殖したといわれています。
そのため、あたりを散策していると周辺の木々を飛び回るリスを見つけることもできます。

また、春には桜の名所としても人気があり、

静岡県、浜松城の桜の名所

天気のいい日には、静岡県のシンボルともいえる富士山を遠くに眺めることもできます。

まとめ

静岡県浜松市の浜松城は、のちに将軍となった徳川家康が青年時代を過ごした思い出の地です。
徳川家康は、浜松市のゆるキャラになるなど市民にも親しまれている人物です。
家康は隣国の三河(愛知県)の出身ですが、幼いころは駿河(静岡県)で過ごしました。
浜松は家康が発展の足掛かりを築いた土地です。
浜松城を見学することで、のちに天下人となった家康の足跡に思いをいたすこともできそうです。

※この記事は2015年4月に行った際の体験談です。(40代前半/男性)