東京の下町の情緒を最も味わえる場所の一つ柴又帝釈天門前参道商店街。
「男はつらいよ」寅さん、妹のさくらや家族が今も生きているようなこの街の魅力をご紹介します。
概要
名称
柴又帝釈天門前参道商店街
所在地
東京都葛飾区柴又7-6
アクセス
京成上野駅と日暮里駅、都営浅草線で高砂方面へ乗り換えし京成金町線・柴又駅へ。
こんな人にオススメ
「男はつらいよ」のファンの人はもちろん、寅さん役の渥美清や妹さくらの子ども満男役の吉岡秀隆のファンなど、昭和的な雰囲気の映画や俳優が好きな人たちにはオススメです。
まるで映画の中に出演しているかのように商店街を歩くことが出来ます。
下町情緒を肌で感じたいという人にオススメです。
都心とは違った古き良き東京を味わうことが出来ます。
滞在時間
駅前では寅さんやさくらの像、参道の商店街では寅さんの雰囲気を味わえる団子屋を見ながら歩き、沢山写真も撮りました。
柴又帝釈天にももちろん行き、団子屋でお茶もしたので駅に到着してから2時間は滞在しました。
費用
商店街なので特にかかりません。
柴又帝釈天も拝観料などはかかりません。
アピールポイント
京成なら上野から、都営浅草線なら新橋など主要な都心の駅からアクセスが良くて、ザ昭和の東京という雰囲気を狭い範囲で確実に楽しめるところが良いです。
団子、せんべい、くずもちなどを参道で買って食べ歩きながら昭和の街の雰囲気を味わえます。
寅さん記念館に行くよりも寅さんを身近に感じることが出来るので、「男はつらいよ」ファンには嬉しい限りです。
寅さんが息づく商店街
「男はつらいよ」のファンなら一度は絶対に行ってほしい場所です。
ここは山田洋次監督の故郷ではありませんが、初めてここを訪れた際に下町情緒に魅せられ寅さんのロケ地に決めたと言います。
まず、改札を出ると寅さんとさくらの像が迎えてくれます。
もちろんここは撮影ポイントの一つです。
古き良き駅の雰囲気と茶色の2体が溶け込み引き込まれます。
映画でおなじみの門をくぐり参道に入ると、石畳が続き両側には古い看板が情緒を醸し出す様々な店が軒を連ねます。
団子やせんべいなど、食べ物の店から食欲をそそる匂いが漂ってきて多くの人が食べ歩きをしています。
お店の人たちはみんな気さくで声をかけて来ますが、ここならではの厚かましくないアプローチには誰でも好感が持てるところです。
「買ってみようかな」という気持ちにさせられます。
私たちは団子を片手に歩きました。
旦那は商店街を色々な角度から撮りまくっていました。
そんな人たちは沢山いるので遠慮なく撮影を楽しめました。
そんな事をしているうちに、いつの間にかタイムスリップしたような気分になり、寅さんが団子屋から出てくるんじゃないかと思えて来ました。
大晦日だったので柴又帝釈天ではお囃子をやっていたのでそれを見て、境内を少し散策し、いよいよ団子屋に入りました。
やはり、ここに来たら絶対にこの店ということで、実際「男はつらいよ」の撮影で使われた団子屋「とらや」で草団子のコーヒーセットを注文しました。
寅さんが帰って来るんじゃないかと思えてきて長居してしまいました。
最後にお土産の漬物を買いました。
漬物の店も沢山ありますが、試食も気軽にさせてもらえていろいろ食べて、いろいろ話をしておすすめの鉄砲漬を買いました。
まとめ
いかがでしたか?
「男はつらいよ」のファンじゃなくても一度「柴又帝釈天門前参道商店街」を訪れ、その魅力を知ったら「寅さんに会いたい!映画を観てみよう」と思う事間違いなしです。
観てから行くも良し、行ってから観るもよし。
「男はつらいよ」と表裏一体の「柴又帝釈天門前参道商店街」へぜひ行ってみて下さい。
※この記事は2019年12月に行った際の体験談です。(40代後半/女性)