Natin Spicy Gardenは、タイ料理に使われるいろいろな素材や薬味、調味料として使われる香りやスパイシーな風味を出すための植物の栽培が行われています。
欧米系のオーナーがガイドする説明が実に興味深く、植物の奥深さを知る機会にもなります。
普段なにげなく使う調味料が、実はこんな植物だった。
そんな刺激的な体験をすることができるでしょう。
概要
名称
Natin Spicy Garden
所在地
187 mo 4 ( Natin 187), Ao Nang , Krabi, Krabi 81000 タイ
アクセス
メインビーチであるアオナンから郊外の方に向かって、車やバイクで10分ほどのところ。
こんな人におすすめ
植物が好きな人、ガーデニングが好きな人にオススメです。
滞在時間
1時間くらい
費用
ガイド付きで無料です
アピールポイント
熱帯地方で栽培されるスパイシーな植物を中心に育て、コショウやレモングラス、ナツメグ、カカオ、コカ、その他にもたくさんの植物や食用として利用されているもの、日本ではなかなか見ることができない植物を観賞できます。
そしてオーナーのツアーに参加すると、1つ1つの見どころと、その実の活用の仕方の興味深い説明を聞くことができます。
豊富な香辛料
タイは香辛料の種類の豊富さ、またスパイシーな料理が人気で、外国人からの評価も高いですが、そうした味付けの原材料となる素材をチェックできるのが、このNatin Spicy Gardenです。
メイン道路を慎重に走ると、やがてこのガーデンの看板が出ているので、その案内に沿って走ると、まもなく到着です。
この時は水曜日で、本当は休みでもあったようなのですが、親切なオーナーの白人が対応してくださり、見たいかと言ってきたので、可能であれば見たいと答えると、すぐにガイドツアーを組んでくれました。
ややうっそうとした中に小奇麗なガーデンが広がっているという感じで、オーナーの話では、ここは自分の大きな趣味で、とってもお金がかかると言っていましたが、すべてのガイドを無料でしているので、まさにボランティアです。
流暢な英語で、1つ1つの木やその特徴となるものを丁寧に説明してくれます。
やや蚊が多く、それに悩まされていると、虫除けスプレーを持ってきてくれて、虫除け対策をしてくれる親切なオーナーです。
トムヤン料理に欠かせない香りの良いレモングラスや、コカコーラのコカの木、ゴムの木を削ってその原液のゴムがどんな感じになっているのか示してくれたり、その他にはナツメグやカカオ、へちま、他にもたくさんの木や花や木の実の説明をしてくれました。
ただ単に、庭を見るだけでは全く特徴がわからず、物足りないと感じるかもしれませんが、オーナーのガイド付きなので、実に興味深いです。
そしてビニールをくれたので、その中に、スパイシーで香りのよい植物の実を入れることができ、持ち帰ることもできました。
植物が観賞用にもなれば、食用にもなる、そして時には医療にも役立てることができる、そんな植物の素晴らしさを知る素敵な機会になります。
これだけの説明を受けて、無料でのガイドですので、本当に寛大なオーナーです。
日本では味わうことのできない、そしてビーチリゾートのエリアでありながら、庭の植物の楽しさを知ることができるでしょう。
まとめ
Natin Spicy Gardenは、植物の好きな人にはかなり刺激的です。
事前に少し勉強をしておくと、よりいっそう楽しめるかもしれません。
蚊が多いので虫除けをすることや、長ズボンでの鑑賞をお勧めします。
また水曜日は定休日となっており、今回はたまたまオーナーがいて対応してくれたので楽しめましたが、留守にするときが多いようなので、他の曜日に行くように予定を立てることができるでしょう。
※この記事は2019年6月に行った際の体験談です。(40代後半/男性)