スペインというと、日本人旅行者にも人気の海外旅行先ですよね。
フラメンコや闘牛・・・食べ物なら生ハムやパエリアに美味しいお酒。
観光地もマドリードやバルセロナといった有名な都市がすぐに思い浮かぶと思います。
ですが、今回ご紹介する古都トレドは「1日しかスペインにいられないのなら迷わずトレドへ行け」といわれるくらいオススメできるスポットなのです!
目次
概要
名称
トレド(Toledo)
所在地
マドリードから南へ70km程。
カスティーリャ=ラ・マンチャ州トレド県
アクセス
マドリードからバスで1時間半~2時間。
こんな人にオススメ
ファミリー、カップル、友人同士、1人旅、全ての人にオススメです。
とても雰囲気の良い街なので、まったりと過ごすのが好きな方は特に良いと思います!
街歩きが主になると思うので、1人旅の方でも楽しめます。
階段などはありますが、ご年配の方でも訪れている方が多く、街中を周り展望台にも連れて行ってくれるミニトレインも運行されていますので安心してくださいね。
滞在時間
半日~
トレドは小さい街なので1日で見て周れる為、マドリードから日帰りする方も多いようです。
私はトレドで1泊しましたが宿代がどこも高かったので、次行く時があれば日帰りにしようと思いました。
ですが宿泊した分ゆっくりは出来るので、まったりするのがお好きな方は是非良いホテルに泊まって中世の街並みや空気を堪能するのも素敵だと思います!
費用
街を見るだけなら入場料などはないので特に費用はかかりません。
ちょっとしたカフェ代やレストラン、お土産代くらいで充分でしょう。
大聖堂などの中に入るのであれば別途入場料が必要になってきます。
アピールポイント
中世で時間が止まってしまったかのような街並みのトレド。
その雰囲気はヨーロッパの絵本の中。
石畳の道や精巧な建築物を見ると、タイムスリップしたようで気分が上がること間違いありません!
ここトレドでは紀元前500年前から鉄の製作が盛んに行われており、剣などの武器を多く量産していた為、歴史が好きな方はそういった物を見るのも楽しめるでしょう。
歴史深い、古都トレド
トレドは「タホ川」という川に囲まれた自然の要塞で、その恵まれた地形からいつの時代も民族の奪い合いの場になってきました。
ローマ帝国から始まり、ある時はイスラム教、ある時はアラブの支配下。
最後は今の原点になったと言われているキリスト教です。
その為、街中の建物は色々な文化の建築物が混じり合っていて、見事に調和しているのです!!
街全体が博物館なんて言われることもあるそうですよ!!
街に路地や小道が多いのも、雰囲気があってオススメです!
その深い歴史から、トレドは1986年に旧市街が世界遺産に登録されているのも頷けます。
展望台から街を見渡そう
タホ川にぐるっと囲まれたトレドは、街中を探索するのも風情があり面白いのですが、絶対に見て欲しいのが・・・タホ川の外から見ること!
トレドの展望台(ミラドール)と呼ばれるポイントがあり、トレドといえばこれ!といった風景が拝めます。
ガイドブックに載っているのもここからの写真が多いですね。
この展望台に行くには歩いて行くか、タクシーで行くか、ミニトレインで行くかになると思うのですが私は徒歩で行きました。
ですがこれが結構遠く・・・30分以上歩きました・・・。
トレドは外部からの侵入を防ぐ為、タホ川に橋が2つしかかけられていません。
その橋は東と西に1つずつかかっており、丁度その真ん中に展望台があるのです。
その為、どちらの橋から行っても距離があり、日帰りで時間があまり取れない方はミニトレインかもしくはタクシーで行きましょう。
何にせよ、トレドに訪れた際には絶対に行って欲しい場所です!!
そこからの絶景こそ、中世の時代にタイムスリップした景色です。
夜でも治安良好!
スペインは正直、スリや置き引きなどの被害が多い国です。
マドリードやバルセロナでは被害が後を絶ちません。
ですがここトレドは、それに比べ治安が良好で、のんびりとした空気が流れています。
だからと言って油断は大敵ですが、必要最低限の防犯意識があれば問題なく過ごせますよ!
まとめ
あまり聞き馴染みがないかもしれない古都トレドですが、「スペインに1日しかいられないならトレドへ行け」と言われるくらいオススメの場所。
私もその言葉を聞いて訪れましたが、魅力がわかりました!
是非スペインに行かれた際には、1日トレドへの時間を作って中世で時間が止まったその街並みを見てみてくださいね。
※この記事は2018年11月に行った際の体験談です。(30代前半/女性)