【スペイン】バルセロナの世界遺産、サグラダファミリアの魅力!

言わずと知れた建設中の世界遺産、サグラダファミリア。
2026年にはついに完成を迎えると言われています。
工事中ということがフォーカスされがちですが、とても壮大で美しい大聖堂です!

概要

名称

サグラダファミリア(Sagrada Familia)

スペイン、サグラダファミリアの外観

所在地

Carrer de Mallorca 401, Barcelona, Spain

アクセス

バルセロナのメトロ2番線/5番線SAGRADA FAMILIA駅からすぐの場所にあります。
大きなショッピング通りであるグラシア通りから歩いて30~40分程度なので、散歩がてら歩いて行くことも可能です。

こんな人にオススメ

ご家族、カップル、友達同士、一人でなど誰とでも楽しめると思います。

大聖堂という神聖な場所なので、小さなお子様が騒いだりしてしまうと少し視線を感じる可能性はありますので、ご注意ください。

滞在時間

周辺にいた時間も含め、3時間程度滞在しました。
外観、内観の鑑賞に2時間程度、隣接の博物館の鑑賞で20分程度、夜景のライトアップ待ちが30分程度でした。
塔に上る場合はさらに30分程度かかるのではないかと思います。
また、博物館をしっかり見る場合はさらに20分程度は必要かと思います。

費用

最も安いBasic Ticket が10ユーロでした。
なおこちらは30歳以下の金額です。
31歳以上は17ユーロでした。
塔に登れるオーディオガイド付きチケットは32ユーロ、オーディオガイド付きチケットは25ユーロでした。

アピールポイント

キリストの誕生を表現する側とキリストの受難を表現する側があり、その表情の違いがおもしろいです。
また、聖堂の内部は自然がモチーフとなった柔らかい雰囲気で、ガウディ作品の特徴である曲線的表現を存分に味わえます。
夜にライトアップされた様子はとても荘厳です。
道を挟んだ場所にある池に映る姿は、ライトアップの時間を待ってでも一見の価値ありです。

印象の異なる二つのファサード

サグラダファミリアには、キリスト誕生の喜びを表す“生誕のファサード”とキリストの苦しみを表す“受難のファサード”という二つの側面があります。

“生誕のファサード”は建築家のガウディが亡くなる前にほぼ完成していました。
キリスト誕生の物語がたくさんの繊細な彫刻で表現されています。
一つ一つの彫刻がとても丁寧に作られていて、その壮大さに圧倒されました。

“受難のファサード”は最後の晩餐、十字架、そして復活というキリストの苦しみの物語を表現しています。
こちらの彫刻は打って変わってとてもシンプルで、直線的な彫刻という印象でした。
一つの建築物でここまで印象が異なるというのは珍しいのではないかと思います。

ガイドブックを片手に、どの部分が何を表しているのか照らし合わせながら見ていくと、ただ見るだけよりも楽しめると思います!
また、必要なチケットを購入すれば、塔の内部に登って彫刻をより間近で見たりバルセロナの街を眺めたりできるようです。
興味のある方はぜひ合わせて体験してみてください!

また、日没後は毎日ライトアップがされています。
その様子がこちら。

スペイン、サグラダファミリアのライトアップ

近くの池越しに見る“生誕のファサード”はとても荘厳で美しいです。(肉眼でないと伝わりづらいかも知れません。)
夕方以降に訪れる際はぜひライトアップの時間を狙ってみてください!

ちなみに季節によって点灯の時間は異なるようです。

ガウディらしい、自然がモチーフの聖堂内部

工事中である事が注目され、内部について知る機会は思ったより少ないのではないでしょうか。
実際に内部に入ってみると、美しさに心を奪われます。

天井を見上げた目線がこちら。

スペイン、サグラダファミリアの天井

自然をモチーフとしていて、大聖堂を支える柱は天井に近づくほどに枝分かれし、さながら森の中の木々のようです。
虹色のステンドグラスからは外の光が差して聖堂内が様々な色で照らされます。

柱には神話に登場する動物も描かれています。
全体的に柔らかく自然な空気があり、とてもリラックスできる空間でした。
中央部や壁際に腰掛けられる場所もあるため、気持ちを落ち着けて少しゆっくり過ごすのもおすすめです!

まとめ

言わずと知れた世界遺産のサグラダファミリアですが、見る場所によってイメージが変わる壮大で美しい大聖堂です!
世界中からたくさんの観光客が訪れますので、事前にチケットを購入し、ガイドブックを片手に行ってみてください。

※この記事は2020年2月に行った際の体験談です。(20代後半/女性)