【スペイン】バルセロナ・カタルーニャ音楽堂で夢の世界を

カタルーニャ音楽堂は、100年以上前の1908年にリュイス・ドゥメナク・イ・モンタネールによって建築された、数々の彫刻とステンドグラスが圧巻のコンサートホールです。
1997年にユネスコの世界遺産にも登録されています。

概要

名称

カタルーニャ音楽堂
(Palau de la Música Catalana)

所在地

スペイン バルセロナ C/ Palau de la Música, 4-6, 08003 Barcelona

アクセス

徒歩 バルセロナの中心地、カタルーニャ広場から約7分
地下鉄 L1(赤)またはL4(黄)ウルキナオナ駅(Urquinaona)から徒歩3分

こんな人にオススメ

音楽が好きな方、必見です。
また彫刻やステンドグラスに興味のある方に是非とも訪れて頂きたい場所です。
まるで美術館のようです。
ガイドツアーに参加し内部を見学できるので、ひとりで訪れてもとても楽しめます。
女子旅はもちろん、カップルで訪れても、とても思い出に残る場所になること間違いありません。

滞在時間

約1時間のガイドツアーに参加するのがおすすめです。
ガイドツアーの前後で音楽堂の周りも見学できるので、2~3時間は楽しめます。

費用

ガイドツアー(スペイン語・英語・フランス語)15ユーロから。

早割などの割引チケットがあります。

アピールポイント

バルセロナと言ったら、多くの方がガウディをいちばんに連想すると思いますが、このモンタネールの音楽堂も必見です。
天井から突き出すステンドグラスが素晴らしく、言葉にならないほどの美しさです。
彫刻のひとつひとつの細かさ、テラスのモザイクタイルも一見の価値ありです。

是非ともガイドツアーに参加し、内部の隅々まで見学を!

私がバルセロナを訪れる際に、必ず毎回行くのがカタルーニャ音楽堂です。
コンサートのチケットを取り、鑑賞しに行くのも大変素敵ですが、是非ともおすすめしたいのは、朝から開催されているガイドツアーへの参加です。

残念ながら日本語でのツアーはありませんが、スペイン語、英語、フランス語から選べます。

ガイドツアーは21日前までの購入の早割チケットもあり、是非バルセロナへのご旅行が決まったら、事前にインターネットで予約しておくのがお得です。空きがあれば、当日現地のカウンターでも購入可能です。

ガイドツアーはまずはカタルーニャ音楽堂の歴史を知るための15分程度の映像を観せてもらうことから始まります。

ここで、これからのツアーへのワクワク感がいよいよ最高潮になります!

その後大階段を上がり、2階のテラスも見学できます。
テラスには何本もの柱が立っているのですが、一本一本のモザイクタイルのデザインが異なり、とても細かく可愛らしく、時間がいくらあっても足りないくらい、魅入ってしまいます。

スペイン、カタルーニャ音楽堂のモザイクタイルの柱

そしてついにコンサートホールの内部へ。
天井から今にもせまってきそうなステンドグラスの美しさに息を呑みます。
大迫力です。

スペイン、カタルーニャ音楽堂のコンサートホール内部

ステンドグラスの外側には女性の顔が描かれていて、またその外側はいくつものバラの彫刻で囲われています。
その繊細なデザインは遠くから観ていても目を奪われてしまう美しさです。

天井のステンドグラスだけではなく、壁面のステンドグラスや彫刻、客席、ステージ上のパイプオルガンなど、すべてがこの世のものとは思えないほど美しく、自分は夢の世界にでも入り込んでしまったかのような気持ちになります。

スペイン、カタルーニャ音楽堂の巨大なパイプオルガン

前回訪れた際は、ちょうどステージ上でスタッフの方がピアノの調律をしているとこでした。
そのピアノの音を聞きながらとても安らぎを感じることができました。

ツアーでは、ステージ上の巨大なパイプオルガンのテスト演奏も聞かせてもらうことができます。
このオルガンは3772本ものパイプでできているそうです。
演奏は胸の奥まで響き、背筋がまっすぐに伸びるような迫力です。
全身にパワーが漲るような気持ちになります。

いつまででもここに留まっていたいという気分になりますが、ツアーは約1時間で終了してしまいます。

音楽堂にはカフェも併設されていますので、ツアー後余韻に浸りながらお腹を満たして、また次の観光へ向かうのも良いアイディアかも知れません。

まとめ

バルセロナは、たくさん過ぎるほどの見所があって、いくら時間があっても足りないと思ってしまう都市です。
その中でもこのカタルーニャ音楽堂は絶対に見て頂きたいスポットです。
私もまた何度でもここを訪れたいと思っています。

※この記事は2019年10月に行った際の体験談です。(40代前半/女性)