リトアニアという国をご存じない方は多いのではないでしょうか?
バルト海に面した、バルト三国のいちばん南にある国で、今はまだマイナーですが近ごろは日本人の旅行者も増えてきているようです。
そんな未知な国リトアニア北部にある神秘的な巡礼地、十字架の丘を紹介します。
概要
名称
十字架の丘(リトアニア語:Kryžių kalnas)
所在地
Jurgaičiai 81439 リトアニア
アクセス
まずは十字架の丘の拠点となるシャウレイという街を目指します。
ビリニュス→シャウレイ
鉄道で2時間半程度
バスもあるみたいですが、リトアニアの鉄道は快適で時間もかからないし、10ユーロ程度だったので鉄道をおすすめします。
リガ→シャウレイ
バルト三国を周遊する方はリガから(または逆でも)向かうと効率がいいです。
バスで2時間程度でした。
モニターも付いていて快適です。
鉄道はかなり遠回りでほぼ不可能だと思っていいと思います。
シャウレイ→十字架の丘
10km程離れているのでバスかタクシーを利用します。
バスで30分弱で、最寄りのバス停(Domantai)に着き、そこから20分くらい歩きます。
車通りが少なく、帰りにタクシーを捕まえるのは難しそうなのでバスをおすすめします。
このバスも1日にたくさんあるわけではない(10本はなかったはずです)ので、計画はしっかり立てること、昼前にはシャウレイには着いておくといいです。
こんな人にオススメ
誰も行ったことがないような秘境に行ってみたい方
とあるゲームの世界観に似ているとのことなのでそれを味わいたい方
バルト三国周遊予定の方
滞在時間
十字架の丘自体は1時間程度で十分だと思います。
ただアクセスが難しいので念入りに計画を立てましょう。
費用
入場料はかかりません。
アピールポイント
なにもない大地に突如現れる丘、そして無数の十字架。
まだまだあまり知られていない観光スポットなので、写真映え間違いなし!
見たことないような、不思議で神秘的な世界を体験してください。
見たことのない神秘的な世界
私が十字架の丘を知ったのは、SNSでキングダムハーツというゲームの世界にそっくりな場所があるという写真をみたことがきっかけです。
私はキングダムハーツの大ファン。
これは行くしかないと思い、バルト三国は全く未知の世界でしたが、どうせなので全ての国をまわってみることにしました!
それくらい十字架の丘に行きたかったのです。
私はストックホルムから海路でエストニアのタリンに渡り南下していくルートで観光しました。
なので、シャウレイにはリガからバスで向かいました。
この日のスケジュールは忙しく、朝イチでリガからシャウレイに向かい、夕方にシャウレイからビリニュスに移動してビリニュス泊の予定を組みました。
結果、大成功だったし、シャウレイは他に観光地もないので日帰りで十分だと思いました。
リガからのバスはお昼前に到着し、そのままバスステーションに荷物を預けます。
ロッカーはないのでバスステーションの荷物預かり所へ預けます。
5ユーロはしなかったと思います。
大きな荷物はここに預けましょう。
そのあと十字架の丘へのバスが何時発かわからないので、インフォメーションで聞きます。
ちなみに、リトアニアの公用語はリトアニア語で、駅でも英語が通じないことがありますが、「ドマンタイ」という駅の名前が伝われば時刻表を出してくれます。
写真に撮っておくように言われました。
バスで料金を払います。
なんと1ユーロでおつりがきました!
注意点がバスは駅の名前を言ってくれないのと、看板もないので、あらかじめバスの運転手さんに着いたら教えてもらえるように伝えておきましょう。
リトアニアの人は優しいので基本的に受け入れてくれるはずです。
バスで一緒になったおばちゃんが、「次で降りるんだよ。降りたらあっちの道をまっすぐ行くのよ。」とリトアニア語とジェスチャーで教えてくれました。
バスを降りたら車道からの分岐の道を本当にまっすぐです。
ずっと道のりに沿って歩いていくと、それらしき看板とそれらしき丘が見えてきます。
このあたりまで来ると観光客も出てきます。
歩いている時は誰もいなかったので心配でした。
何も無かった、だだっ広い大地に突然十字架がたくさん見えてきます。
今まで経験したことのない景色に息を飲みます。
この十字架たちは、リトアニアの壮絶な過去に由来があるらしく、とても尊敬の意と神聖な気持ちになります。
そして階段を上がっていくと、
一面に十字架が広がっているのが分かります。
キングダムハーツをやったことある人はご存知かもしれませんが、まさにキーブレード墓場の十字架版というところです。
ゲームではキーブレードでしたが、同じように十字架が乱立しています。
たくさんの種類の十字架があるところもゲームにそっくりです。
そんなに広くはない土地なのですが、本当にぎっしりと大小形も様々な十字架があるので圧巻です。
見ていて飽きません。
想像以上でした。
よく見ると、新旧が混じっているのが分かります。
十字架は近くで販売していて、誰でも捧げることができるそうです。
きれいな木製の十字架はおそらく捧げたてのものですね。
記念に残していってもいいかもしれません。
偶然撮った写真が逆光になっていたのですが、これはこれでとても雰囲気が出ていて、いい感じになりました。
なんだか晴れている空が逆に不気味で怖いような気さえしてきます。
曇りでも、それはそれで更にミステリアスな雰囲気が増しそうですね。
まだまだ知られていないスポットだからか、昼過ぎでも団体の観光客はいなくて、グループがパラパラというところ。
なので、写真を撮るのも、少し待てば誰もいなくなってきれいに撮れます。
そしていろんな角度からゆっくり丘を見ることもできます。
私はずっとこの景色に見入ってしまい、バスの時間ギリギリまでいました。
行くなら絶対今のうちだと思います!
そして帰路に着きます。
バスもだいたい時間通りでした。
行きにバス停に着いたら、まず帰りのバスの時間を調べておくことをおすすめします。
あまり本数も多くないので。
シャウレイからリトアニアの首都ビリニュスへは鉄道を利用しました。
バスステーションから鉄道駅は15分くらい離れた場所にあるので注意です。
鉄道も快適であっという間にビリニュスへ。
無事に夕方に着くことができました。
1日でリガ→シャウレイ(十字架の丘)→ビリニュスという強行突破なスケジュールでしたが、意外とうまくいきました!
ただ、昼食はスーパーで買ってバス待ちで食べるというように簡素に済ませました。
レストランに行ったりという時間はなさそうです。
バルト三国周遊の際はご参考にいただけたらと思います!
まとめ
いかがでしたか?
私自身もバルト三国のハイライトになった十字架の丘は、たくさんの人に知られていない今がチャンスです!
リトアニア?バルト三国?どこそれ?という人が多い中、他の人よりも一歩先を行った旅を出来ること間違いなしです。
また、バルト三国(特にリトアニア)は物価が安いのも魅力です。
それでいてヨーロッパの雰囲気を味わえるので、ぜひ次の旅行を考える際の候補に入れてみてください。
※この記事は2019年9月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)