ラオスの中でルアンパバーンは、町全体が世界遺産になっているまさに見どころが集中したエリア。
その景色を上から全体に眺めることができるのが、このプーシーの丘です。
小さな小山という雰囲気で、約150mほどの高さにあり、夕陽がメコン川に向かって落ち、赤く焼ける景色が幻想的で、多くの観光客で賑わいます。
概要
名称
プーシーの丘(英語:PHOU SI)
所在地
ルアンパバーン市内の中心地にあり小高い丘となっています。
すぐに見つけることができます。
アクセス
幾つかの場所から山頂に向かって登ることができるのですが、王宮の向かい側にあり、ナイトマーケットのテントが設置される場所から登っていくのがオススメで、わかりやすいです。
こんな人におすすめ
カップルでロマンチックなひと時を過ごしたい人、ファミリーにも最適です。
滞在時間
1時間から2時間くらい
費用
20,000KIP(200円から250円前後)
アピールポイント
ちょっとしたハイキングを楽しめるポイントです。
ルアンパバーンの市内を丘から眺めるのは楽しく、豊かな自然と市内が溶け込み、独特の景観を創ります。
そして雄大なメコン川に落ちる夕陽は素晴らしく、一生の思い出となるでしょう。
プーシーの丘の詳細
観光都市であるルアンパバーンに来たら絶対に行きたいスポットの1つが、このプーシーの丘です。
かつて2人の仙人が神の導きにより、この山にたどり着き、この街を造ったと言い伝えがあり、仙人を意味するルーシーと、山を意味するプーという言葉が合わさり、プーシーの丘という名前がついたと言われています。
美しい王宮の前には、夕方になるとナイトマーケットエリアとして、たくさんのテントが並ぶのですが、そのカラフルなテントの向かい側に、プーシーの丘の入り口があります。
6月は湿気の多い雨季だったために、喉が渇きやすく、ちょうど入り口のところにフルーツジュースが売っていたので、そこでジュースを購入し、飲みながら階段を1つ1つ登っていきます。
階段そのものは整備され、レンガ調の石でできて登りやすいです。
少し登っていくと、料金所があり、そこで20,000KIPを支払うことになります。
ここでちょっと呼吸を整え、一休みすることができます。
というのは普段こうした動きをしていない人たちにとっては、わずか10分から15分ほどの時間ですが、かなり息が上がります。
周囲は奥深いジャングルのように、南国の大きな木が茂り、その中を登っていきます。
そしてしばらくすると、山頂に着くことができ、今回のハイキングのお楽しみが始まります。
プーシーの丘は夕陽がメインですので、曇っていたり、雨が降っていると適しません。
今回は最初は晴れていたのですが、やや雲が多く、美しい夕陽を見ることはできませんでした。
それでも、ここからの景色は雄大であり、ほどよい高さから市内を一望できるので、街の1つ1つのランドマークをはっきりと確認できます。
空港やメコン川の流れを追うこともできるでしょう。
そして山頂には仏塔があり、敬虔な仏教徒が参拝に来るようです。
そして夕陽を見るポイントですが、ここは実は同じ観光客同士で取り合いになっており、一番の見どころに石の階段があるのですが、そこに座って、夕陽が沈むのを皆が待っています。
今日はダメだ、雲が多くて綺麗な夕焼けを見ることができないと、諦めて引き返してしまう人もいます。
やや早めに上り、場所を取って、そこに座り、じっくりと時が過ぎるのを待つことができるでしょう。
まとめ
プーシーの丘から眺めるルアンパバーンは本当にきれいで最高の景色です。
曇っていて夕焼けを見る事が出来なかったのは残念ですが、乾季であれば、毎日晴天で美しい景色を楽しめるでしょう。
6月は雨期だったせいか、山頂付近はかなりの蚊で、これに随分悩まされました。
虫除けスプレーを持参すると良いかもしれません。
そして20~30分ほどで登れる小山ですが、汗をかくので、水分補給をしっかりすることを忘れないようにしましょう。
※この記事は2018年6月に行った際の体験談です。(40代後半/男性)