【ラオス】ラオスの凱旋門アヌサーワリー・パトゥーサイに行ってみた

東南アジアの中でタイとベトナム、そしてカンボジアに中国とも隣接するラオスの首都、ヴィエンチャンは、開発が進み、近代化に向かって進化しています。
その中にあって、このアヌサーワリー・パトゥーサイは、ラオスの凱旋門として首都のランドマークとなっています。
一見の価値あり。
そしてここからの市内の眺望が最高です。

概要

名称

アヌサーワリー・パトゥーサイ(凱旋門)

ラオス、アヌサーワリー・パトゥーサイ・凱旋門

所在地

首都ヴィエンチャンのラーンサーン通りにある。

アクセス

ヴィエンチャン市内、ホテルエリアから徒歩で10分くらいのところにある。
メコン川あたりからは徒歩で15分くらい。

こんな人におすすめ

パリが好きな人、きれいな庭園が好きな人、カップルやファミリーにオススメです。

滞在時間

だいたい1時間くらい

費用

無料です。

アピールポイント

なんといっても、パリの凱旋門そっくりのデザイン、そしてパリのシャンゼリゼ通りの雰囲気を存分に出し、それでいて、ラオスのセンスもある、まさにヴィエンチャンのランドマークです。
上の展望台まで上ることができ、最上階は8階になります。
そこからのヴィエンチャンの景色が最高に綺麗で、市内一望できます。

ラオス、アヌサーワリー・パトゥーサイの展望台からの眺望

ラオスの凱旋門

パリの凱旋門はあまりにも有名ですが、ラオスにもアヌサーワリー・パトゥーサイと言われる凱旋門があります。
1962年に内戦の終結と、勝利を記念して工事が始まったのですが、資金難により、あえなく工事を中止、そのままの状態で今日に至っているという廃墟の雰囲気もある建物です。

とはいえ、未完成といっても、外観は立派なものであり、パリを十分にイメージさせます。
それに上部まで階段で登ることができるので、十分に楽しめます。

ラーンサーイ通りを市内から郊外に向かって歩いていくと、遠くに見えてくるのが、この凱旋門であり、始めはやや小さめに思えるのですが、近づくにつれてかなり大きな建物であること、そしてその迫力を実感していきます。

凱旋門周辺はきれいな公園として整備され、門へ通じるアプローチには両側に椰子の木が生えており、南国ムードがあります。
そして門の向こうには噴水のある公園となっており、パリのシャンゼリゼ通りそっくりの雰囲気があります。
違うのは、ここはラオスであり、アジア人がほとんどであるということです。
パリのように白人で賑わうという景色とは違います。

さて、門に入って上を見上げると、美しいデザインのタイの王宮をイメージさせるようなタイル張りの絵が出てきます。
華やかで独創的で、歴史を感じさせてくれます。
そしてそこから階段を上がると、上にはお土産のお店が広がり、ラオスの観光のお土産となるようなものがたくさん並べられています。

その後さらに上がっていくと、景色がさらに良くなり、最終的には8階までありますので、それなりの高さです。
そして8階はやや鉄格子が邪魔をし、視界を遮っています。
7階からはそうしたものがなくすっきりと市内を見渡すことができるでしょう。

ラオスには高層ビルのようなものはなく、ほとんどが4~5階建てくらいです。
ですから地平線を遠くまで眺めることができ雄大です。
空がこんなにも広いのか、という気持ちになれます。
凱旋門そのものの見どころは多くはありませんが、街のランドマークであること、そしてこのデザインがラオスにあるというのがなんとも不思議な気持ちにさせてくれます。
そしてこの門に隣接する公園がきれいでベンチがありますので、そこでのんびりしながら写真を撮影したり、憩いを楽しむことができるでしょう。

まとめ

凱旋門は、遠くから見るよりも大きく、上まで上ると高さがあり、一気に上ると息切れします。
一階一階、じっくりと登っていくのが良いかもしれません。
そして6月はかなり蒸し暑い気候で、汗をかなりかきます。
30度は当たり前のように超えてきますので、水分補給が大切です。
特にホテルからここまで徒歩の場合、日影があまりないために、直射日光が強いとかなりこたえます。
午前中や夕方に観にいくのも良いでしょう。

※この記事は2018年6月に行った際の体験談です。(40代後半/男性)