インドネシアには地域ごとに様々な美しい布があります。
インドネシアが誇る布文化を展示する博物館に行きませんか?
バティック制作も体験できればインドネシアの素敵な思い出になりますよ。
目次
概要
名称
テキスタイルミュージアム
(Textile MuseumまたはMuseum Tekstil)
所在地
ジャカルタ市内、西のエリア
Jl. Ks. Tubun No.2-4, Palmerah, Jakarta Barat, Indonesia
アクセス
ジャカルタの空港から市内までタクシーで約1時間程度です。
市内の主要な場所から博物館までは通常ならタクシーで約30分ですが、大変混雑する地域にあるので、余裕を持って移動時間を確保する方がよいでしょう。
こんな人にオススメ
インドネシア文化に興味のある方。
布や手作りが好きな方。
滞在時間
小さな博物館なのでサッと見て回るだけなら一時間もかかりません。
ロウケツ染めの体験などをする場合には、少なくとも2~3時間は確保するといいでしょう。
費用
入場料として5,000ルピア(約40円)
体験費用などは別途かかります。
アピールポイント
インドネシアの美しい布文化をコンパクトにまとめた博物館です。
のんびりした雰囲気でゆっくり見て回ることができます。
ロウケツ染めの体験もできるので、興味のある方は試してみても。
インドネシア中の美しい布がいっぱい
インドネシアと聞いて思い浮かべるものにはいろいろとありますが、中でもバティック(Batik)はユネスコの世界無形文化遺産にも登録されていて、ご存知の方も多いかもしれませんね。
巷で一般にバティックとは、バティックらしい文様を施した布全般を指すようになっていますが、実は本来バティックとは手作業で作られるロウケツ染めのことを意味します。
広い地域に及ぶインドネシアは、それぞれの島や地域で独自の文化を発展させてきた歴史があり、一口にバティックと言っても地域ごとにかなり特徴があります。
また、バティックだけでなく、絣(かすり)など様々な手法で作られた伝統的な布が地域毎にあります。
テキスタイルミュージアムは、そのようなインドネシアが誇る布文化を紹介する博物館です。
それぞれの布の制作方法も含めて解説されていて、どのような過程で作られていくのか知ることもできます。
インドネシアらしい、タイル貼りの美しい建物の中に様々な布が沢山展示されていて、布好きにはたまらない博物館でしょう。
古い素朴な博物館ではありますが、ただ眺めるだけでも楽しいですし、一つ一つの産地の説明を読みながら見ていくとインドネシアの地域ごとの特徴が見えてきてとても勉強になります。
バティック作りを体験してみよう
テキスタイルミュージアムでは、バティックの制作体験ができます。
事前予約無しでも大丈夫です。
飛び込みの初心者向けには、簡単なハンカチの制作がよいでしょう。
鉛筆で下書きした上に溶かした蝋で絵を描きます。
染料で色付して、熱湯で洗ってもらうときれいなハンカチが出来上がります。
あまり馴染みのないロウケツ染め体験がとても簡単にできるので、インドネシア文化体験としてオススメです。
本格的に取り組みたい方には、長期で通うプログラムもあり、じっくり腰を据えて大作を制作することもできます。
まとめ
インドネシアらしい体験をするにはぴったりのテキスタイルミュージアムですよ。
是非行ってみて下さいね。
※この記事は2018年8月に行った際の体験談です。(40代後半/女性)