【インドネシア】たまには優雅にインドネシア流おもてなしを満喫してみよう。

庶民的なインドネシアも面白いですが、落ち着いた雰囲気で供されるハイクラスなインドネシア流おもてなしには格別の味わいがあります。
今回はジャカルタでおすすめのレストランとホテルをご紹介します。
優雅なインドネシア、是非覗いてみてくださいね。

概要

名称

ジャカルタ内のホテル、レストラン

インドネシア、ジャカルタ内のレストラン_nusa

所在地

ジャカルタ市内、南ジャカルタエリア(Jakarta Selatan)

アクセス

ジャカルタの空港から市内までタクシーで約1時間です。
南ジャカルタエリアは主な商業施設や住宅が集まった地域で、滞在やショッピングに便利なエリアです。

こんな人にオススメ

優雅な空間でお食事やお茶を楽しみたい方。
インドネシア流おもてなしやインテリアに興味のある方。

滞在時間

2時間程度はゆっくりしたいですね。

費用

一人あたり日本円で2~3千円はかかりそうです。
主要なクレジットカード使用可能です。

アピールポイント

インドネシアというと、雑多で庶民的なイメージも強いですが、高級店での優雅なおもてなしはとても素敵です。
たまには贅沢して優雅な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

プラタラン・ダルマワンサ

Plataran Dharmawangsa
:Jl. Dharmawangsa Raya No.6, Jakarta Selatan


インドネシア、ジャカルタ内のレストラン_plataran

インドネシア料理を楽しむ特別な会食の場所として、まずはこちらのレストランをオススメします。
ジャワ式の古い一軒家を中心とした敷地内はゆったりとしていて、大都市ジャカルタにいることを忘れてしまいそうです。

天井の高い木造の建物はとても趣があり、大きなシャンデリア、伝統柄のタイルの床、美しいテーブルセッティング、季節ごとに変わる飾りなど、どれをとっても素敵です。
ジャワ文化はバリなどの賑やかなイメージとはだいぶ違い、静かで落ち着いていて、しっとりとした雰囲気です。

プラタランはそんなジャワの美しい文化を大切に継承する団体で、このレストランだけでなくインドネシア各地で高級ホテルやレストランを展開しています。

こちらのレストランの料理は、いわゆるオーソドックスなインドネシア料理とは少し違い、外国人にも食べやすい形にアレンジしたものが多い印象ですが、どれも美味しくてついつい食べ過ぎてしまいます。
いつも地元のお客で賑わっているので、味は折り紙付きといえるでしょう。
店員さんたちも英語(や時には日本語)で説明してくれますので、旅行者にも安心して注文ができます。
インドネシア料理店ですが、アルコール類もありますので、その点も日本人向けです。

ジャカルタ市内のもう少し北のエリアになる、中央ジャカルタ(Jakarta Pusat)エリアにもプラタランのレストランがあります。
やはり一軒家の高級レストランで、こちらではよりオーソドックスなインドネシア料理が楽しめるとして知られています。

ヌサ

NUSA Indonesian Gastronomy
:Jl. Kemang Raya No.81, Bangka, Jakarta Selatan

インドネシア、ジャカルタ内のレストラン_nusa正面

芸術的なインドネシア料理を楽しめるのがこちらのヌサです。
有名レストランが多い地域として知られるクマンエリアにある、一軒家のレストランです。

一見レストランには見えないお屋敷で、お金持ちの邸宅にお邪魔しているような雰囲気で会食が楽しめます。
nusaとはインドネシア語で「島」とか「祖国」などを意味していて、広大な島国インドネシア各地の伝統料理を、シェフが腕によりをかけてアレンジした美しい料理を堪能できます。

お給仕の人は一つ一つの料理について大変詳しく、珍しい食材や調理方法などについても聞けば詳しく教えてくれます。
テーブルの配置がゆったりしているので、プライベートな会食にもぴったりです。
大切な方との会食に、あるいは、ありきたりなインドネシア料理に飽きた方にもオススメですよ。

ザ・ダルマワンサ

The Dharmawangsa Jakarta
:Jl. Brawijaya Raya No. 26, Jakarta Selatan

インドネシア、ジャカルタ内のホテル_afternoontea

ザ・ダルマワンサは、インドネシアが誇る高級ホテルです。
広い敷地は綺麗に整備されていて、見た目の美しさだけでなく、香りや音までいつも美しく整えられています。

スタッフは常に穏やかで隅々まで気を配っていて、サービスも完璧です。
ドアマンが開けてくれる大きなドアから中に入ると、インドネシア独特の甘い花の香りと竹の楽器の音色が静かに流れてきて、美しい異空間に入った気持ちになります。

西洋式の居心地の良さをきちんと取り入れながら、最高級のインドネシア流おもてなしを提供するのがザ・ダルマワンサと言えるでしょう。

ここではすべて素敵なのですが、中でも駐在日本人の間で以前から有名なのが、ラウンジで供されるアフタヌーンティーです。

アフタヌーンティーと言えば、西洋式のサンドイッチやケーキがあれこれ盛り合わせになった、トレイとともに紅茶を楽しむのが基本ですが、ここのホテルではインドネシアの伝統菓子を洋菓子とともに盛り合わせたセットを楽しむことができ、大変人気があります。

天井の広い落ち着いたラウンジでゆったり味わうアフタヌーンティーはとても贅沢なひとときで、何処へ行っても混雑して忙しい日本ではなかなか味わうことが難しい優雅さだと思います。
紅茶のセレクションも大変幅広く、メニューを読み込むのが大変なほどです。

普通の昼食並みのボリュームなので、ゆっくり食事をするぐらいのつもりで行くのが良いでしょう。
アフタヌーンティーとは言え、事前に予約をすれば午前中からでも楽しめます。

アフタヌーンティーの他にも、ホテルのケーキショップではケーキやパンなどお持ち帰りができ、ちょっと贅沢したい気分の時や大切な方への手土産にピッタリです。
こちらもオススメですよ。

インドネシアで味わう優雅なひととき

ザ・ダルマワンサもプラタランもインドネシアの高級ホテルですが、他にもたくさんの高級ホテルがあります。
このような場所はどこもサービス面でも設備・インテリアの面でもとても素敵です。

レストランもインドネシア料理に限らず、中華、フレンチやイタリアン、日本食など一通りのハイレベルなものがジャカルタやバリでは揃っています。
世界チェーンのホテルでもインドネシアらしい雰囲気で設えてあり、インドネシア流おもてなしを受けることができます。

5つ星ホテルとなると敷居が高そうですが、大抵価格は日本と比較するとまだ安いので日本人にとっては割と利用しやすいでしょう。
加えてあまり混雑していないことが多いので、その分ゆったりと過ごすことが可能です。
この点も贅沢な時間を楽しむのに大事なポイントです。

普段の日本の暮らしでは、あまり5つ星ホテルにお食事やお茶をしに行くことは無いかもしれませんが、インドネシアでは比較的気楽に利用できるので、インドネシアを訪れる際には是非オススメします。

まとめ

ハイクラスなインドネシア流おもてなしはサービスがきめ細かく、とてもよいものです。
たまの贅沢、なかなか日本では味わうことのない優雅な時間は格別なものでしょう。
それと、このようなレストランは多くの場合、一皿の量が結構しっかりしているので、あれこれ色々な味を試してみたい方などは、どちらかと言うと4人以上などのグループで行かれることをオススメします。

※この記事は2020年1月に行った際の体験談です。(40代後半/女性)