【インドネシア】ミスティック市場で屋台を覗いてみよう

インドネシアの市場は何でも揃う庶民のデパートです。
屋台が集まる食堂もあって、地元の美味しいものが沢山集まっています。
外国人にも歩きやすいミスティック市場で屋台を覗いてみませんか?
食べ歩きも楽しいですよ。

概要

名称

ミスティック市場(Pasar Mayestik)

インドネシア、ミスティック市場の外

所在地

ジャカルタ市内、南ジャカルタ地区(Jl. Tebah III No.14, Jakarta Selatan)

アクセス

ジャカルタの飛行場から市内までタクシーで約1時間です。
南ジャカルタエリアは主要な商業施設や住宅が集まった地域で、滞在やショッピングに便利なエリアです。

こんな人にオススメ

庶民的なインドネシア料理に興味のある方。
市場好きの方。

滞在時間

屋台での食事は15分程度ですが、市場エリアを散策するのに30分から人によっては数時間かかることも。

費用

入場料などはかかりません。
屋台での食事代は一回あたり数万ルピア(数百円程度)です。

庶民的な市場なので大金は持っていかない方がよさそうです。

アピールポイント

インドネシアを旅していると路上であちこちで目にする屋台飯ですが、ミスティック市場では狭いエリアにたくさん集まっていていろんな屋台をまとめて見ることができます。
車から降りてひとつひとつ覗きながら歩くのは楽しいですよ。

屋台いろいろ

ミスティック市場のエリアには、市場の建物の他にたくさんの商店(主に布屋)が連なっていて、エリア全体がパサールミスティックと呼ばれています。

エリア内の商店の前には屋台がたくさん並んでいて、様々なものを売っています。
果物、コーヒー、陶器、菓子類、スパイス類、焼き芋などなど。

さらに手に商品をたくさんぶら下げて歩くエプロン屋さんやタオル屋さん、踊りや歌を披露しながら歩く人など、たくさんの人が商売をしています。
特にミスティックはお菓子の屋台で有名で、いろいろな屋台が焼き菓子、揚げ菓子を作って売っていて、いつもいい匂いを漂わせています。

カステラ生地に似たものを焼いているのもあれば、ココナツ風味のお菓子もあって、形も独特なインドネシア風で、見ているだけで面白いです。
お菓子だけでなく、串焼きのサテや麺類など食事類もいろいろあって、ご飯時はいつも混雑しています。

ミスティック市場の建物に入ると、ちょうど入り口付近に屋台が集まっていて、食堂のようになっています。
ケバブサンドや各種麺類、ご飯類などいろいろな軽食が食べられます。

飲み物やデザート、お菓子を売る屋台もあって一通り揃います。
テーブル席もあるので、座って落ち着いて食べることができます。
きちんとした建物の中なので、屋台とは言え天気を気にせず座れますし、水道も完備されていて衛生面でもだいぶ安心できます。

インドネシア、ミスティック市場の内

また、ミスティック市場の建物の隣にあるバティックの専門店バティックブデ(Batik Budhe)の中には、屋台をたくさん集めた趣向のレストランもあり、こちらも雰囲気があって人気があります。

屋台では大抵一つぶ単位で買えるので、一口サイズの小さなお菓子を一個から売ってくれます。
珍しいお菓子を見つけたら一つ買って歩きながら食べることもでき、とても楽しいですよ。

屋台というと、どうしても衛生面が気になりますが、揚げたてのお菓子や焼きたてのお菓子をそのまま頬張ることができるので、チャレンジしやすいと思います。

オススメの屋台飯

ミスティックで私が好きな屋台飯は、鶏肉ののった麺です。
ミーアヤム(Mie ayam)と呼ばれるインドネシアのポピュラーな麺で、甘醤油の味の鶏肉と小松菜のような葉がのった麺にすまし汁をかけて食べる汁そばです。

ミーアヤム・コンプリ(Mie ayam komplit)にすると、更に揚げワンタンなどが加わり豪華になります。
あっさりしたスープがとても美味しく、行くと必ず食べてしまいます。

インドネシアの麺類はやや小ぶりの丼に入ってくるので、軽食にぴったりですよ。
ケバブサンドも美味しくてオススメです。
元気のよいお兄さんたちが楽しげに作ってくれます。

そして、お土産には量り売りのお菓子を。
大きな瓶に綺麗に並べて売られているお菓子を味見しながら、好きなものを好きなだけ買うことができますよ。

まとめ

ミスティックは外国人でも比較的歩きやすいので、庶民的なインドネシアを覗き見るにはピッタリの場所です。
女性一人や子連れでも問題なく散策できますが、泥濘やホコリだらけの中を歩けるように、服装や持ち物には気をつけて下さいね。

※この記事は2019年1月に行った際の体験談です。(40代後半/女性)