【インドネシア】ジャカルタ旧市街で歴史散歩!オススメのカフェも

東南アジア最大規模の大都市ジャカルタは400年以上の歴史を持つ港町として古来より栄えてきました。
現在の街の中心は南の内陸部に移っていますが、北部の港の近くでは、かつてオランダ東インド会社の拠点として栄えていた頃の名残をまだ見ることができます。

概要

名称

ジャカルタ旧市街(Kota Tua Jakarta)

インドネシア、ジャカルタ旧市街のファタヒラ広場

所在地

北ジャカルタ市のコタ駅(Stasiun Jakarta Kota)やファタヒラ広場(Taman Fatahillah)あたりから海までのエリア

アクセス

日本からジャカルタへは飛行機直行便で約7時間です。
ジャカルタの飛行場もしくは市内中心部からタクシーで40分程度。

こんな人にオススメ

ファミリーにもカップルにも一人旅にもオススメです。
それぞれの楽しみ方で楽しめます。

滞在時間

ガイドブックに載っている博物館それぞれは30分もあれば見終わってしまいますが、できれば昼食や軽食を挟んで何時間かかけて散策するのがオススメです。

費用

個々の博物館への入館料はかかりますが、旧市街そのものはいつでも無料で散策できます。

アピールポイント

ジャカルタはかつてバタビア(Batavia)と呼ばれ、オランダの植民地として栄えました。

旧市街には当時の建物がまだいくつか残っており、植民地時代の面影を見ることが出来ます。

オランダ植民地の名残

ファタヒラ広場はかつてオランダ統治時代に街の中心だった広場です。
今は観光地として大勢の地元の人々が集まり、思い思いに楽しむ広場になっています。

この広場の周りには白壁にオレンジの屋根の大きな石造りの建物が立ち並んでいて、オランダの植民地だった頃の様子を偲ぶことができます。

中央にはかつてオランダ時代に市庁舎として使われた立派な建物があり、ジャカルタ歴史博物館(Jakarta History Museum)として、ジャカルタの歴史を紹介しています。
建物自体に歴史的価値があり、オランダの植民地様式を内部から見ることが出来ます。

石と木をふんだんに使った大きくて贅沢な造りで、アジアのものとは違う、ヨーロッパらしい特徴が見られます。

同じくファタヒラ広場に面しているワヤン博物館(Wayang Museum)は、ジャワ独特の人形劇や影絵の人形を展示する博物館なのですが、かつてはオランダの教会だった建物です。
改装が繰り返され、今ではほとんど教会らしさは残っていませんが、昔の石碑などを一部見ることができます。

ジャワの芸能や博物館見学がお好きな方にはオススメの観光スポットです。

ファタヒラ広場から海へと向かうエリアにはかつてオランダ東インド会社が貿易を行っていた名残が点々と残っています。
内部見学ができないところが多いですが、倉庫や跳ね橋など、今のジャカルタ中心部とはだいぶ趣が違い、数百年前からの歴史を感じる町並みになっています。

おすすめカフェ

ガイドブックでも有名なカフェバタビア(Cafe Batavia)は建物そのものにも歴史があり、一見の価値ありです。

インドネシア、ジャカルタ旧市街のファタヒラ広場を望む

ファタヒラ広場に面していて、かつてオランダの人々が広場を見下ろしながらお茶を飲んでいた(かもしれない?)ことに思いを馳せながらゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。

その他にも同じくファタヒラ広場に面したワヤン博物館の並びに何軒かカフェがあり、ちょっと休憩するのにオススメです。
オープンエアのカフェでインドネシア風コーヒーやスイーツを楽しんでみてはいかがでしょう。

カフェのメニューにはオランダ由来のPoffertjesと呼ばれる小さなふわふわのパンケーキのような菓子もあるので、是非試してみて下さいね。

まとめ

旧市街はジャカルタ有数の観光地です。

歴史を感じるだけでなく、多くの地元の人々が休暇を楽しむ場所でもあり、休日には大道芸人も多数出てとても賑わいます。

是非活気あるジャカルタとその歴史の両方を満喫して下さい。

※この記事は2019年4月に行った際の体験談です。(40代後半/女性)