【香港】白亜の建物が美しい建造物文化遺産、1881ヘリテージ

イギリス統治の西洋の文化と中華の文化が混在する香港は、独特の歴史を受け継ぐ都市であり、それゆえにノスタルジックな雰囲気が特徴です。
香港の新しい観光名所として評判の高い1881ヘリテージはまさにそのようなスポットであり、イギリス統治時代の美しい白亜の建物と西欧のセンスが美しく、ロケーションの良さからインスタ映えすること間違いなしです。

概要

香港、1881ヘリテージにある巨大な南国の樹木

名称

1881ヘリテージ
(英語名:1881 Heritage)

所在地

No2A Canton Road, Tsim Sha Tsui Kowloon, Hongkong

アクセス

MTR ツェンワン線「尖沙咀駅」L6出口

こんな人におすすめ

香港の綺麗な景色や優雅なショッピングを楽しみたい人
カップルに最高のロケーション

滞在時間

1~2時間

費用

入場は無料で、買い物や食事をするとその都度支払いが必要。

アピールポイント

香港は、人が多く賑やかで人に疲れてしまうことがありますが、ここ1881Heritageは落ち着いた雰囲気で一息つきながら観光とショッピングを楽しめるスポットです。
大きな南国の大木やイギリス建築様式の白亜の建物、オープンデッキ、高級ホテル、そして一流レストランや高級ブランドショップ、結婚するカップルの写真撮影の場所としても使われることが多いインスタ映えするロケーション。

ノスタルジックで洗練された大人の観光スポットである1881Heritage

香港を代表する観光地の1つである尖沙咀は、多くの人を魅了するスポットが数多く点在しますが、とりわけこのエリアの新名所として人気が高いのが1881Heritageです。

この建物は、実は1881年に完成した香港警察前水警総部の建物で、それを改築して2009年に複合施設としてオープンしたものです。
そして香港の建造物文化遺産にも登録されています。

まずこの建物の入り口横には、巨大な南国の樹木がそびえ立っており、実に圧巻の迫力です。
根がいたるところに広がり、その根の部分に1881の看板が大きく張り出されています。
この巨大な木を背景にして写真を撮影すれば、それだけでもインスタ映えします。

香港、1881ヘリテージの中庭

さて、建物の中に入ると広い中庭があり、すぐ目に入るのが噴水。
その中央に写真撮影スポットがあり、カップルがラブラブしながら撮影をしています。
造花ですが、バラのアーチになっています。
ブランコが1つ設置されており、ここもまさにインスタ映えするポイント。
カップルには素敵な思い出になることでしょう。

中庭から正面を見ると、見事な白亜のイギリス建築の建物があり、これがメインです。
そしてその上には、5つ星の高級ホテルが建ち、Hullett Houseとして知られています。
経済的に余裕のある人は、このホテルに宿泊すればこの白亜の建物、そして香港の夜景を独り占めするかのような優越感に浸れるでしょう。

1階部分はティファニーといった高級ブランドのショップが入り、ワンランク上のショッピングスポットとなっています。
そして階段を上に上がると、警察の建物であったことから大砲が海に向かって展示されており、独特の雰囲気です。
その奥には高級レストランが入っており、おもてなしのサービスを受けることができます。
ヤシの木と高級ホテル、レストラン、大砲、そして開放感のある空間が続きます。

歴史を垣間見れる施設がこの建物の中にあり、2階に展示室があります。
建設当時の様子が写真付きで説明されており、このエリア、そして香港の歴史を知ることができます。

残念ながら英語での説明のみとなっています。

どこで写真を撮影しても絵になる背景ですが、ちょっと疲れてきたらアフタヌーンティーができるカフェがあり、Café Parlourです。
1日3時間のみで、午後2時30分から5時30分までですので、計算しながらお店に入ることができます。
エレガントなティータイムになること間違いなしです。

まとめ

1881Heritageは本当に素敵な空間であり、白亜の建物がお洒落でノスタルジックな雰囲気に浸ることができます。
このスポットのそばには、クロックタワーやHongKong Space Museumがあり、その先には香港の高層ビル群で夜景スポット、また日本人には馴染みのあるSogoも近いので、この周辺で1日観光することができるでしょう。

※この記事は2020年2月に行った際の体験談です。(40代後半/男性)