【ハワイ】険しい山を登った先に絶景が広がるラニカイピルボックスハイク

オアフ島の東部に位置するカイルアは、全米一美しいビーチともいわれるラニカイビーチが有名な地域です。
実はその絶景を高台の上から見ることができる、ラニカイピルボックスハイクというスポットがあるんです!
初心者でもチャレンジ可能な人気上昇中のスポットの情報と注意点のご紹介です。

概要

名称

ラニカイピルボックスハイク
(正式名称:カイヴァリッジトレイル)
Lanikai Pillbox Hike
(Kaiwa Ridge Trail)

ハワイ、ラニカイピルボックスハイクの絶景

所在地

ハワイ州オアフ島カイルア
382 Kaelepulu Dr, Aalapapa Drive, Kailua, Oahu, HI

アクセス

・レンタカー:
ホノルルから約30分。
駐車場があまりないためご注意ください。
カイルアビーチパークの駐車場に止めてそこから10分程度歩くのが無難なようです。

・The Bus:
アラモアナから56/57/57Aでカイルアまで、そこから70に乗り換えてAalapapa Dr + Kaelepulu Drで下車し徒歩4分。
合計約1時間半。
1日乗車券($5.5)がお得です!
乗換できるチャンスが少ないので、バスで行く場合は計画的に。
カイルアからレンタサイクルで行くこともできます。

こんな人にオススメ

アクティブに動きたい方、運動好きな方、地上とは違う絶景を観たい方。
私は一人で行きましたが、グループで行った方が助け合いながら登れるのでおすすめです。
険しい道を上るため、お子様、ご年配の方、お体に心配がある方には残念ながらおすすめできません。

滞在時間

合計1時間半程度。

費用

入場無料

アピールポイント

全米No.1の美しいビーチとも言われるラニカイの海を見晴らしのいい高台から眺められるスポットです。
上に建つピルボックス自体もとてもおしゃれで、映えること間違いなし!
トレイルは決して楽ではありませんが、初心者でも諦めなければ登りきることができました!
険しい道を上るアクティビティと、それを乗り越えた先の絶景は一生忘れられないものになるはずです。

そもそもピルボックスとは

ピルボックスは、戦時中に作られたコンクリートの陣地で、敵の動きを見るのに使われていたものです。
その四角い形が薬箱に似ているという事で、ピルボックスと呼ばれています。

役目を終えたピルボックスはオアフ島各地の高台に点々と存在していて、今は大胆なスプレーアートでおしゃれに変身しています。
高台ということで眺めが大変良いことや、そのもの自体のおしゃれさから、とても注目されているスポットです。

私が訪れたのは、ラニカイピルボックスという最も人気の高いピルボックスです。
他にも、ピンク色のピンクピルボックスや、ピースマークが描かれたエフカイピルボックスも人気があります。

上った先には絶景が広がります

こちらが昇りながら見える景色です。

ハワイ、ラニカイピルボックスハイクで見る青い海

とにかく海が青い!
高台で、しかも周辺は住宅地が広がっているので、遮るものが何もありませんでした。
ワイキキのビーチも良いですが、人に邪魔されない自然そのものの海を見られるのはこの立地ならではだと思います。

また、ピルボックスの中もすごいんです!

ハワイ、ラニカイピルボックスハイクにあるピルボックス

落書きではありますが、この鮮やかさと大胆さはもはやアートですよね。
このラニカイピルボックスハイクは、2つのピルボックスが建っています。
ぜひ両方の中に入ったり、上に乗って海をバックに写真を撮ったりしてみてください!
ピルボックスの端に足を投げ出して座って撮るのが定番です!
少し怖いですが・・・。

動きやすさと水分は必須!

私は登山経験がなく、トレイル経験もダイヤモンドヘッドくらいしかありませんでした。
そんな初心者でも無事に登りきる事ができました。

しかし、なめてかかってはいけません。
入り口付近はとても滑りやすい砂状の斜面で、ロープを伝って登るほどでした。
中腹あたりはごつごつとした岩をよじ登る感じでした。

また、ピルボックスの上に乗るのも簡単ではなく、腕や足の力を総動員しました。

登っている途中の道がこちらです。

ハワイ、ラニカイピルボックスハイクの登中

なかなか細い道に感じました。

初心者でも諦めなければ登りきることはできますが、必ず動きやすい服装とスニーカーで、両手はあけて行きましょう。
また、日陰がないため水分も必須です。
次の日からは筋肉痛が襲ってきますので、ご注意ください。

まとめ

ピルボックスハイクは、人気上昇中とは言え、まだまだ知られていないスポットではないでしょうか。
運動不足だった私はしばらく筋肉痛との闘いでしたが、それも良い思い出になるほど登ってよかったと思っています。
カイルアを観光するついでに、動きやすい恰好と水分を準備してぜひチャレンジしてみてください!

※この記事は2017年10月に行った際の体験談です。(20代後半/女性)