2018年にも大規模噴火があったキラウエアですが、火山活動が落ちついている時には近くでマグマやその蒸気をみることができるんです。
地球が確かに生きていることを実感できる素敵なスポットです。
概要
名称
キラウエア火山
Kilauea
所在地
アメリカ合衆国ハワイ州キラウエア火山国立公園内
Hawaii Volcanoes National Park, Hawaii, USA
アクセス
ツアーに参加して行くのが一般的です。
しかしレンタカーを借りて、個人でハワイ火山国立公園内に入ることもできます。
レンタカーで行く場合は、カイルアコナの街から2時間半程度です。
こんな人にオススメ
私がツアーに参加した際は、皆様おひとりではなく、ご家族、カップル、友達同士で参加されていました。
暗い中を歩いたり、寒暖差が大きかったりするので、小さなお子様やご年配の方は少し疲れてしまうかもしれません。
滞在時間
ツアーの内容や回りたい場所次第です。
費用
ツアー:
一日かけて様々な場所を巡るもので、大人一人140~170ドル程度
レンタカー:
入場料は1台あたり25ドル(1週間何度でも入場可能)
アピールポイント
地球は生きていると確かに思える場所に行った事はありますか?
キラウエアは今も噴火を続ける活火山です。
波打ってしぶきを上げる真っ赤なマグマは、地球の鼓動を見ているようでとても神秘的です。
ツアーに参加することで、安全に珍しい景色を見ることができますよ。
地球は確かに生きている!美しい真っ赤なマグマ
ハワイ島には様々なツアーがあります。
私はその中の一つで、ヒロの街やレインボーフォールズなどを回り、夕方から夜にかけてキラウエアの火口やマウナケア山陵からの星空を見るという内容の、Wai Wai Toursさんのツアーに参加しました。
今回はそのキラウエアの火口にスポットを当てたいと思います。
ハワイ火山国立公園の散策の最後、ついにキラウエアのハレマウマウ火口へ!
大きくくぼんだ火口を見てみると、真っ赤なマグマがぐらぐらと動いているのが肉眼でも見えました。
海で波打つ水の様に、しぶきをあげながら動き続けているのです。
火口付近にはハワイの島々を作り上げた火山活動の歴史や、ペレにまつわる神話などを学ぶことができたり、お土産を購入できたりする施設が建っていました。
夜に見るとその赤さが増します。
周りに光がない環境の中で真っ赤に燃える大地は力強く、目を離すことができませんでした。
Wai Wai Toursのガイドさんは、ハワイに伝わる神話や伝説を織り交ぜながら案内してくださいました。
草で腕輪を編み、それを夜の火口に向けて投げこみました。
これは、キラウエアに住む火山の女神ペレに向けての贈り物という意味のようです。
ハワイにはたくさんの神話が残っており、その中でもペレは特に有名でかつ愛されている女神です。
ハワイの歴史にも思いをはせながら、今なお生きている地球の内側から湧き上がる力を感じられる、大変神聖でパワフルな場所でした。
なお、私が訪れた2か月後にキラウエアでは大規模な噴火がありました。
そのため、現在ではマグマが見えない可能性もありますし、地形ももちろん変わっていると思います。
自然の力に逆らわずに受け入れて共存するハワイの方々は、きっと前向きに進んでいるはずですので、ぜひ訪れてその時のキラウエアを感じてみてください。
まとめ
日常生活を送っていると、地球が生きていると感じる機会はあまりありませんよね。
都会の場合はなおさらだと思います。
キラウエアの火口から神聖な力を享受してみてはいかがでしょうか。
きっと世界の見え方が変わると思います!
なお、暗かったり道が悪かったりするため、訪ねる場合は個人ではなくツアーに参加の上、歩きやすい恰好で行く事をおすすめします。
※この記事は2018年2月に行った際の体験談です。(20代後半/女性)