【ドイツ】田舎町フロイデンベルクに広がるモノトーンの世界

ドイツのかわいい街といえば、旧市街に茶色屋根でカラフルな家が並ぶロマンチック街道沿いの街が人気ですね。
しかしここはモノトーンの世界。
他では見ることができない白黒の世界、フロイデンベルクの街を紹介します。

概要

名称

フロイデンベルク(Freudenberg)

所在地

ドイツ西部 ノルトライン=ヴェストファーレン州

アクセス

〈ケルンから日帰り〉
ケルン中央駅からジーゲン(Siegen Hbf)まで乗り換えなしで1時間半。
そこからバスで30分程度。

こんな人にオススメ

ドイツの隠れた観光スポットに行ってみたい方
なかなか見られない写真映えを狙いたい方

滞在時間

展望台のある公園から街の全景を眺めてから街中をぷらぷらして、大体1時間あれば十分でした。
帰りのバスの時間を見ておいてそれに合わせるのがいいと思います。

費用

基本的に入場料などはありません。

〈交通費〉
ジーゲン駅までの電車代はグローバルユーレイルパス使用のため不明です。
(ドイツ周遊ならジャーマンレイルパスが便利です。ケルンからジーゲンも乗り放題適応です。)
バスは片道は3.8ユーロ、往復券が7.2ユーロでした。
バスの運転手さんから買います。

往路のバスで往復券を買っておくことをおすすめします。

アピールポイント

ドイツのかわいい街並みの絶対条件である木組みの家。
ローテンブルクなどロマンチック街道沿いには茶色屋根のカラフルな木組みの家がたくさんありますが、モノトーンの木組みの家は不思議さもありながらどこか懐かしさがあります。
ここでしか見られない白黒の世界をぜひ体験してみてください!

ここだけまるで別世界、知る人ぞ知るモノトーンの世界

私はドイツが大好きでいろんな都市を観光していますが、フロイデンベルクという街はSNSで知りました。
実はフロイデンベルク、ドイツ人も知らない人が多いみたいで、「何をしに行くの?」と言われるくらいです。
ケルンのホストマザーさんは「友達が住んでいるわよ。小さい街よね。」と。
やはり観光地というイメージはないみたいでした。

たしかに行こうとしても簡単には行けない不便さはありますね。
ケルンに宿泊していなければ日帰りは厳しいような気がします。
フランクフルトから行けなくはないけど・・・という感じでした。

ただ、鉄道駅のジーゲンはこじんまりとしていてアットホームさが溢れていて、とてもいい街でした。
程よく栄えてる感じ。

そこからバスで山の中を走り、山を越えるとフロイデンベルクの街に着きます。
スーパーやパン屋さんはありますが、観光地感は皆無です。

着いたらクアパークという高台にある公園を目指します。
歩いて10分弱です。
途中向かって左側はモノトーンの木組みの家が連なっていますが、全体から見たいので先を急ぎます。
公園の階段入り口付近に一応インフォメーションがあります。

公園と言ってもただの原っぱにベンチがあるようなかんじです。
完全に上まで登ると木が邪魔で写真がうまく撮れないので、階段の途中から。

ドイツ、フロイデンベルクのモノトーンの木組みの家

本当にここの地域だけ白黒です!
なんだか不思議な世界です。

そして木組みが美しい。
ドイツには木組みの家はたくさんありますが、白黒の家がこんなにあるのはここだけだと思います。
この日は晴れていましたが、どんより曇っていたほうが雰囲気あったかもしれません。

公園を出て、街の中を散策します。

ドイツ、フロイデンベルクに立ち並ぶモノトーンの家

観光地感が全くなくて、本当に今でも普通に人々が暮らしているみたいです。
生活感があるのもご愛嬌です。

ドイツ、フロイデンベルクの生活感のある街並み

おじいさんが掃除のほうきを持っているのもなんだか絵になります。
30分ほどでバス停まで戻りました。
見所は少なく、本当に小さなエリアです。
ただ他では見ることの出来ない景色が見られたので来てよかったです。

まとめ

いかがでしたか?
大きな観光地ではありませんが、この白黒の不思議な空間は一見する価値ありです!
ケルンに訪れた際はついでに行ってみてください!

※この記事は2019年11月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)