南フランスにはたくさんの魅力的な街があります。
特にプロヴァンス地方はエクス・アン・プロヴァンスを中心に、おしゃれで洗練された街がたくさんあります。
今回はおしゃれなだけでなく、歴史的にも美術的にも魅力が詰まったアルルの街を紹介します。
概要
名称
アルル(Arles)
所在地
南フランス プロヴァンス地方
アクセス
〈パリから〉
鉄道TGVで4時間
〈モンペリエから〉
鉄道TGVで1時間
〈アヴィニョンから〉
鉄道で20分
こんな人にオススメ
南仏の雰囲気を感じつつのんびり楽しみたい方
ゴッホなど美術作品に興味がある方
滞在時間
半日あれば十分です。
ポイントをおさえれば2~3時間でまわることも可能。
費用
円形闘技場は入場料9ユーロ
アピールポイント
アルルは、プロヴァンス地方で人気のエクス・アン・プロヴァンスやアヴィニョンよりも、街がコンパクトで観光客も少ないので、のんびりと南仏の街を堪能できます。
また、アヴィニョンから近いので日帰りも簡単にできます!
天才画家ゴッホも滞在した南仏の歴史ある街
南仏、特にプロヴァンス地方は私の憧れの街で、行きたい街がたくさんありました。
拠点にしたアヴィニョンは歴史もあり人気のある街ですが、落ち着いた雰囲気でとてもお気に入りです。
そこからほど近いアルルは、アクセスのしやすさとこじんまりとした雰囲気もありつつ、南欧のポイントをおさえていました!
最初にプロヴァンス地方をまわる際の注意点なのですが、ツアーを組むことをおすすめします。
プロヴァンス地方だとアヴィニョンやエクス・アン・プロヴァンスを拠点にされる方が多いと思いますが、鉄道がとても不便です。
エクス・アン・プロヴァンスは普通の鉄道駅とTGV駅が離れているので、パリなどから行きやすいとおもいきや、着いてから面倒だったり。
また、ラベンダー畑や天空都市ゴルド、ルシヨンなども寄りたければなおさらツアーがいいです。
その点アルルは鉄道駅から旧市街も近いので安心です。
駅を降りて15分くらいで旧市街に着きます。
朝9時くらいでしたが、観光客もまばらでした。
お目当てのゴッホのカフェテラスを目指します。
分かりやすい場所にありました。
このカフェはもちろん今でも営業をしているのですが、実はとても口コミが良くないのです。
なので、まだ営業開始前だったこともあり、実際に中には入らなかったです。
お値段が高いのにサービスが悪いとかなんとか。
きっと夜に来たらもっと絵画のようなライトアップがされるでしょうから、より雰囲気を味わいたければ夜にどうぞ!
その後は円形闘技場へ行きました。
イタリア以外で、ローマ時代の円形闘技場が残っているのはここだけみたいです。
ローマのコロッセオに比べたら規模は劣りますが、なんといってもアルルの円形闘技場の魅力は、そこから一望する南欧の街並みだと思います!
オレンジの瓦屋根の建物が連なっていて、これぞ南欧です!
意外とこういう上から見える場所は、エクス・アン・プロヴァンスにもアヴィニョンにもなかったのでうれしいポイントです!
その後は旧市街をのんびり散歩し、ローヌ川を眺めながら帰路に着きました。
途中、小さなアトリエやお菓子屋さんなどもあって寄り道にぴったりです。
半日で十分楽しむことができました!
まとめ
プロヴァンス地方にはたくさんの魅力的な街があって、どこに行こうか迷ってしまうかもしれませんが、コンパクトでアクセスもしやすいアルルはおすすめですよ!
また、アヴィニョンはもちろん、オランジェという街も30分くらいで行く事が出来るので、余裕がある方は合わせてぜひ訪れてみてください。
※この記事は2019年10月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)