【チェコ】世界一美しいと言われる図書館、ストラホフ修道院図書館

チェコのプラハには天文時計やティーン教会、カレル橋など名所がたくさんあります。
そんな名所があつまる旧市街とは少し離れたストラホフ修道院には、世界一美しいと言われる図書室があります。
プラハに来たらぜひ一緒に訪れていただきたいので紹介します。

概要

名称

ストラホフ修道院(Strahov Monastery)

所在地

チェコ プラハ マラーストラナ地区
(Strahovske Nadvori 1/132, Prague 11800, Czech Republic)

アクセス

トラム22番 Poho-relecから徒歩2分
カレル橋の西側にあるマラーストラナ地区にあります。
高台で石畳の坂も多いため、歩きに自信がない方はトラムを使うのがおすすめです。
歩きに自信がある方はプラハ城と合わせて観光しても良いと思います。
徒歩15分位で着きます。
この周辺にはお土産屋さんやちょっとしたフォトスポットが多いため、体感時間はあまり長く感じず、歩いているだけで楽しいです。

こんな人にオススメ

女子旅で訪れた方。
ヨーロッパに来た感がすごいです。
きらびやかな中世の建物に興味がある方。
旧市街以外にも観光する時間的な余裕がある方。
プラハ城の観光予定がある方(近いのでついでに行けます)

滞在時間

マラーストラナ地区の大きな観光地はストラホフ修道院くらいだと思いますので、プラハ城と合わせて半日をみてもらえればと思います。
プラハに1日以上滞在できるなら必見です。

費用

入場料:100Kc カメラの持ち込みに+50Kcかかります。

スマホもカメラにカウントされます。
中で写真を撮る場合は必ず支払います。
カメラ料金を払った人にはシールが配られ、着用するシステムです。

アピールポイント

プラハの中心的な観光地は旧市街だと思います。
有名な天文時計やカレル橋も旧市街です。

ストラホフ修道院はそんな旧市街から少し距離があり高台にあるものの、バロック様式のまるでハリーポッターにも出てきそうな本が立ち並ぶ図書室は、ヨーロッパに来た!という感覚になれます。
天井のフレスコ絵は豪華爛漫!!
図書室にはもったいないくらいの迫力に思わず息を飲みます。

また、近くの坂道の通りにはかわいいお店もたくさんあり、思わず寄り道をしてしまいたくなります。
ゆったり時間をとってもいいかもしれません。

中世ヨーロッパらしい世界一美しい図書室

私はチェコといえばやっぱり天文時計や街のシンボル、ティーン教会といういわゆる旧市街がメインだと思い予定を組んでいました。
プラハには計2泊したのですが、旧市街はとてもコンパクトで1日あれば周れます。
プラハ城方面を散策し、この後どうしようかマラーストラナ地区のスタバ(チェコ1号店だそうです)でガイドブックを見て行こうと思ったのがストラホフ修道院でした。

ちなみに写真スポットで有名なスタバはプラハ城の近くにあり、そちらは混んでいましたが、こっちの1号店のほうは地元のお客さんが多く、席もゆったりしていてのんびりできました。

私はもとから街歩きが大好きで、トラムなどは普段からあまり使用しません。
なので、お城からのんびり歩いてストラホフ修道院に向かいました。
途中の路地などは写真スポットも多く、高台のため街を見下ろせるようなポジションで写真が撮れます。

修道院近くのベンチから撮った旧市街方面の景色です。

チェコ、ストラホフ修道院近くのベンチから撮影した旧市街方面の景色

お天気があんまりでしたが、とにかく見晴らしがいい!!
晴れていたらもっと気持ちがよかったはず・・・
しかしがんばって歩いた感はあります。
登山したあとのような達成感がありました。

そこからさらに高台に移動します。
修道院の外観はあまり豪華な感じはありません。
入場料とカメラ持ち込み料を支払い、中に入ります。

図書室は「哲学の間」と「神学の間」のふたつがあり、はじめに「哲学の間」です。

チェコ、ストラホフ修道院内の哲学の間

なんと、約4万冊の本があるそうで圧巻です。
なんとなくハリーポッターを想像してしまいました。
ずっと見ていられるような、引き込まれる感じがします。

写真ではあまり伝わりませんが、天井が意外に高いのです。
そんな高いところの本取れなくないですか?とつっこみを入れたいくらいです。

さらに次に「神学の間」です。

チェコ、ストラホフ修道院内の神学の間

こちらはドイツのミュンヘンのレジデンスを思い浮かべるような見事なフレスコ絵
そして写真で見るよりも実際は奥行きもあり、とても広いです。
地球儀や天球がまた「らしさ」が出ていていいですね。

ヨーロッパ各地の教会さながらの規模の大きさに圧倒されます。
それと、図書室で終わるのはなんだかもったいないような気もしてしまいます。

特別繁忙期でないからか、観光客がいすぎて写真がなかなか撮れないという観光地ならではのことはありませんでした。
写真好きの方はカメラ代を払ってでも写真に納めるべきです!!

ちなみに残念ながらどちらも中には入れません。
テープが敷かれていて、そこの外から見学するような形です。
入れたらハリーポッターごっこでもできたのになあなんて考えてしまいます。

カメラ持ち込み料金はスマホなど写真撮影機能があるものの持ち込みも含まれますので注意しましょう。

アジア系の方がスマホで写真を撮ろうとしていたところを注意されているのを見ました。
カメラ持ち込み料金を払った人にはシールが配られますのでしっかり身に着けて怪しまれないようにしてくださいね。

また、マラーストラナ地区は旧市街よりもアットホームな雰囲気もあります。
帰り道、カレル橋方面へ坂道を下っているとレストランやお土産屋さんや雑貨屋さんがたくさんあり、思わず寄り道してしまいます。

チェコ、ストラホフ修道院近くの雑貨屋

こんなユニークでかわいいお店がいっぱいあります。
日本でいう、京都清水寺近くのお土産屋さん通りのような感じです。
そこまでたくさん観光客はいないので安心してみて周れます。

アイシングクッキーのお店やテディベアのお店など、女子には時間が足らないくらい夢中になれます。

レストランも旧市街のお店に比べたら若干ですが安いような気もします。
混んでいて入れなさそうなお店も見かけませんでした。

チェコの名物トルデルニークの屋台もいくつか見かけました。
散策に疲れたら食べ歩きもいいと思います。
大体どこも300円からトッピングを豪華にしても500円くらいですので、プラハに来たらぜひチャレンジしてみてください。

そんな女子好みのすてきな坂道を下ると、スタバ1号店がある広場に戻ってきます。
朝イチにプラハ城から周ってきた私はこれで大体半日ちょっとでした。

まとめ

いかがでしたか?プラハの観光地に迷っている方は訪れて損はないと思います。
プラハに1日しかいられないとなると訪れるのに大変かもしれませんが、2日くらい時間がとれるようならぜひ訪れていただきたいです。
(プラハは全体的にコンパクトですが見どころが多すぎることと、寄り道をしたくなること間違いないので、2泊3日くらいできるとベストだと思います)

フレスコ絵やバロック様式の造りを見ると、ヨーロッパに来たなあという感覚にもなれるので旅をしている感が増すと思います。
ただ全体的にプラハは石畳の道が多いこと、プラハ城やマラーストラナ地区はアップダウンも激しい道のため、歩きやすい格好で散策してくださいね。
足腰に自信がない方はトラムやロープウェイもあるので積極的に利用して疲れがたまらないようにしてください。
みなさんの旅が有意義になることを願っております。
閲覧ありがとうございました。

※この記事は2017年9月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)