チェコと言ったらやっぱりプラハを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
実はプラハ以外にも、チェコには「世界で一番美しい街」と言われるチェスキークルムロフという小さな街があります。
今回はそんなもう一つのおとぎの世界、チェスキークルムロフを紹介します。
目次
概要
名称
チェスキークルムロフ(Český Krumlov)
所在地
チェコ チェスキークルムロフ(Zámek čp. 59 381 01 Český Krumlov)
アクセス
プラハからバスで3時間程度
ウィーンからバスで4時間程度
どちらもStudent Agency系列のバスが便利だと思います。
Wi-fi付き。コーヒーサービスもあります。
チェコとウィーンのちょうど間くらいに位置してますので周遊の途中で立ち寄ることもできますよ。
こんな人にオススメ
女子旅でいらしてる方。
ヨーロッパならではの中世の街並みを体験したい方。
フォトジェニックな街で写真を撮りたい方。
滞在時間
小さい街のため3時間から半日でも十分楽しめます。
プラハから日帰りのツアーもあったと思います。
費用
チェスキークルムロフ城は入場無料。
お城近くの塔は入場料50Kč(チェココルナ。日本円で約240円)
アピールポイント
川に囲まれた中世の街並みはまるで絵本の世界のよう。
トルデルニークというチェコのおやつを食べながら散歩するのもよし、川沿いのレストランでビールを飲みながらのんびりするのもよし!
フォトジェニックな散歩ができます。
プラハとはまたひとつ違った『かわいい』が詰まった街
プラハからバスで3時間ちょっとで到着するチェスキークルムロフ。
バスはコーヒー付き、Wi-fi完備だったため、日中でもあっという間に着きました。
チェスキークルムロフの旧市街はモルダウ川に囲まれており、駅から5分くらいでモルダウ川を渡る橋にたどり着きます。
橋を渡ればおとぎの世界。
ドキドキしながらとりあえずホテルに荷物を置きに行きました。
まず、街の目印となるチェスキークルムロフ城の近くにある塔に登ります。
階段の最後はハシゴの様な、中々の勾配を登ります。人がすれ違うのは厳しいです。
塔からの景色がこちらです。
まるでシルバニアファミリーの世界。
どこまでも続く茶色屋根の建物がとてもかわいいです。
塔がけっこうな高さなので、まさにミニチュアのおもちゃの世界のようです。
プラハにも茶色屋根の建物はたくさんありますが、もう少しかっこいいイメージ。
ごつくていかにもっていう貫禄を感じますが、チェスキークルムロフはもう少しまあるくかわいくしたイメージです。
そして今度はチェスキークルムロフ城の中に向かいます。
街のいたるところにトルデルニークを売るお店があります。
プラハにあるものと比べるとシンプルなものが多い印象です。
小腹が空いた時や食べ歩きにちょうどいいので私も買ってみました!
シナモン味です。
他に中にチョコレートがコーティングしてあるもの、生クリームやアイスを入れたものがあります。
私が食べたシナモン味は、あげパンの皮の部分のような感じでどこか懐かしい味がしました。
中は空洞ですがけっこうボリュームがあります。
だいたいどこのお店も250円から300円程度。
ユーロも使えるお店もありましたが少し割高になります。
他にもよく見かけたのはジェラートやアイスクリームのお店。
しかし9月になると日本でいうと11月くらいの気温(朝晩は一桁の気温です)になる為、あまりアイスクリームな気分ではなくスルーしました。
お城の近くではパフォーマーが路上で楽器を吹いていたりして愉快です。
そんな音楽までもが私たちをファンタジーの世界に連れて行ってくれます。
ちなみに物乞いなどはいっさいいませんでした。
川沿いにベンチがあり、食べながら休憩しました。
緑もあり川の流れる音も聞こえ良い小休止となりました。
腹ごしらえをして、お城に入ります。
入場料はかかりません。
中にはだまし絵アートがたくさんあり、とてもおもしろかったです。
昔の人もこんなユーモラスだったんだなあと感心してしまいます。
お城の中だけでなく街中にだまし絵アートがあるので探してみてください。
全然違和感なく溶け込んでいたりするのでおもしろいですよ。
お城の窓から。
とても絵になる風景です。
初心者でもこんな風にステキな写真が撮れてしまいます!
こんなかわいい写真をインテリアにしてもおしゃれですね!!
お気に入りの一枚を撮ってみてください。
いろんな国の方がいろんなポージングで写真を撮っています。
そして、私のおすすめが少し街のはずれにある広場です。
お城からは少し離れた高台にあります。
その為、ここからはお城と塔、教会が全部見渡せます。
私はじっくりここで日が暮れるのを見守りました。
お城がライトアップされてとても幻想的な世界です。
ちなみに朝方もこちらの公園に行きましたが、観光客も少なくまさに絶好のシャッターチャンス!!
運が良ければ朝焼けとお城も見れると思います。
チェスキークルムロフの夜道は少し暗く人通りも少ないですが、特に怖いなとは感じませんでした。
全体的にお店が閉まるのも早いので、夜はゆっくりホテルで過ごすのもいいと思います。
路地裏にも本屋さんや雑貨屋さんが多く見られました。
おすすめは本屋さんです。
外国の本はインテリアとしておしゃれなので何冊か購入し、今も飾ってあります。
チェコは物価が他のヨーロッパと比べて安いため買いやすいですよ。
(お隣のオーストリアに行くとそれを痛感します。とくに外食が高いです。)
また、チェコのボタニカルコスメのお店、ボタニクスの支店もあります。
プラハのお店よりこじんまりとしていて、ゆっくり商品が見られました。(プラハのお店は観光客が多くバーゲンセールのようです。)
日本ではネットでしか手に入らないのですが、現地だと1/3から半額で購入できてしまいます。
友人のお土産にも喜ばれると思いますよ。
もうひとつの有名なブランドのマニュファクチュアはチェスキークルムロフには見当たりませんでした。
街の入り口にジャムのお店もありとてもかわいかったです。
お土産に貰ったら嬉しいなと思います。
また、川沿いにはレストランやカフェがあり、そこで飲むビールはとっても気持ちがいいです。最高でした。
お昼からビールは日本では罪悪感がありますが、チェコでは朝からビールを飲んでいる地元の人がたくさんいるので気になりません。
また、チェコはビール消費量世界一みたいなのでぜひご堪能ください。
ピルスナーウルケルというビールが有名でスーパーマーケットで100円以下で買えますよ。
まとめ
いかがでしたか?
小さな街ながらこんなにもかわいい魅力が詰まったチェスキークルムロフは、特に女性の方におすすめです。
きっとお気に入りの「かわいい」を見つけることが出来ると思います。
私はプラハからバスで行き一泊し、次の日にバスでオーストリアのウィーンに向かいました。
もしオーストリアとチェコを周遊するのなら、途中で寄っていくのも手かと思います。
せっかくチェコに来たのなら、ぜひともお立ち寄りいただきたいです!!
※この記事は2017年9月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)