【オーストラリア】南半球最大規模のゴシックリバイバル建築、セントメアリー大聖堂

緑に囲まれたハイドパークの隣に位置するセント・メアリー大聖堂。
オーストラリアにおけるカトリックの中心となっていますが、実はどなたでも中に入ることが出来るんです。
今回はそんなセント・メアリー大聖堂をご紹介致します。

概要

名称

セント・メアリー大聖堂(St. Mary’s Cathedral)

オーストラリア、セント・メアリー大聖堂の外観

所在地

St Mary’s Rd, Sydney, NSW

アクセス

セント・ジェームス駅から徒歩5分
タウンホール駅から徒歩13分

こんな人にオススメ

カトリック信者ではなくても一度訪れていただきたいスポットとなっています。
誰でも入館出来ることから、1人でも気軽に立ち寄ることが出来ますよ。
一歩中へ足を踏み入れると、静かで厳かな雰囲気が広がっています。
その為、家族や友人など誰かと一緒に訪れたとしても大きな声での会話は慎みましょう。
写真撮影の際もフラッシュやシャッター音などには十分配慮するようにしてください。

滞在時間

ぐるっとゆっくり見てまわっても目安として30分~1時間程度になるでしょう。
滞在時間はそんなに長くはならないと思うので、近くにあるハイドパークやシドニータワーなど他の観光地と一緒に訪れることをおすすめします。

費用

寄付金箱が設置されていますが任意なので、入館自体は無料です。

アピールポイント

1821年に建築がスタートし、オーストラリアで最初に建てられたローマ・カトリック教会がセント・メアリー大聖堂です。
1864年に火災で焼失してしまいましたが、ゴシックリバイバルの影響で1928年に再建築されたものが現在の建物となっています。
なんと63年という長い歳月をかけて再建築されたそうで、現在では南半球で一番の大きさを誇っています。
外観からして立派な建物ですが、中に入ると美しいステンドグラスに目を惹かれるはずです。
その神聖な雰囲気に思わず身が引き締まり、圧倒されてしまいました。
セント・メアリー大聖堂は毎日朝6時半~夕方18時半まで開いているので朝活にもぴったりです。
どなたでも入館・参拝可能なのでお散歩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

歴史とテクノロジーの融合

クリスマスシーズンは、街全体をあげて盛り上がりを見せるシドニー。
各地でツリーが置かれ、派手なイベントも開催されますが、セント・メアリー大聖堂も例外ではありません。
こちらではなんと、大聖堂の壁全面を使ったプロジェクションマッピングが行われるんです。

それがこちら!

オーストラリア、セント・メアリー大聖堂のプロジェクションマッピング

大きさは75メートルもあり、聖書のお話に基づいたストーリーがプロジェクションマッピングで映し出されます。
クリスマスの音楽とともに映し出されるストーリーに感動すること間違いなしです。
街の中心街にあり費用もかからないことから、クリスマスシーズンはプロジェクションマッピングを見に来た人で大混雑になります。

その為正面から見たい、綺麗にカメラにおさめたいという方は場所取りすることをオススメします。
この時期は日本だと冬ですが、シドニーでは真夏です。
特にライトアップが始まる時間は、暑すぎることなくちょ うど過ごしやすい温度になります。
フードトラックも配置されるので、待ち時間の食事も心配いりませんよ!

その年によって変動しますが、このプロジェクションマッピングは12月頭からクリスマス当日までの約3週間行われています。
初日が一番混雑するため、滞在期間に余裕のある方は平日など空いてる日を狙って訪れることをオススメします!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
非常に厳かな雰囲気が漂うセント・メアリー大聖堂。
外から眺めるだけではなく、訪れた際は是非中にも足を踏み入れてみてくださいね!

※この記事は2019年12月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)