シティ中心地に位置するクイーン・ビクトリア・ビルディング、略してQVB。
主要駅直結ということもあり、連日多くの方で賑わっています。
今回はそんなQVBをご紹介したいと思います。
概要
名称
クイーン・ビクトリア・ビルディング
(Queen Victoria Building)
所在地
455 George St. Sydney NSW
アクセス
タウンホール駅地下直結
セント・ジェームス駅から徒歩7分
こんな人にオススメ
ショッピングを楽しみたい方にとってもオススメのスポットとなっています。
オーストラリアのお土産もここで買えちゃいます。
高級ブランド店だけではなく、カフェやジャパニーズレストランも入っており、ジャンルは幅広く多彩なお店が集結しています。
家族や友人、誰と来ても楽しめること間違いなしです。
デートスポットとしてもオススメです。
滞在時間
4階建ての建物で広さも結構あります。
全体を見てまわるのであれば1時間程度が滞在時間の目安になると思います。
お買い物や食事をするのであれば2時間は必要になるでしょう。
費用
無料で楽しめます。
アピールポイント
QVBは当時のビクトリア女王の即位50周年を記念して1898年、イギリスの建築家ジョー ジ・マックラエのデザインによって建設されました。
完成までに5年もの月日がかかっています。
建物の南側の正面にはビクトリア女王の銅像もあります。
ここは待ち合わせ場所の定番スポットとなっているんですよ!
日本でいう渋谷のハチ公前のような感じです。
このQVB、昔は図書館や市役所として使用されており、老朽化の為一度取り壊しの話も出ていたそう。
しかし改修工事を経て1984年にショッピングアーケードとして生まれ変わり、現在では観光の定番スポットとなっています。
ロマネスク建築の豪華な造りになっていて世界一美しいショッピングセンターとも呼ばれています。
歴史も感じられるQVBは、地元の方からも愛されるシドニーのアイコンです。
内装も目を奪われるほど素敵
QVBで印象的なのが、北と南に設置された吊り時計ではないでしょうか?
中でも北側にある吊り時計は高さ10メートル、重さ4トンと世界最大級の吊り時計なんです。
制作になんと1.5億円も費やされたそうです。
午前9時から午後9時までの間は、毎時間ごとにイギリスの歴史を描いた人形の仕掛けが作動する仕組みになっています。
また、QVB建物内の所々にはステンドグラスが施されています。
中央ドームの天井やトイレなど至るところが豪華に装飾されています。
その全てのデザインが違っていて美しさを醸し出していますよ!
内装の隅々までお見逃しなく!
そして中央ドーム付近には、エリザベス女王からの手紙が未開封のまま展示されているんです。
この手紙は1986年、QVBがリニューアルした際にエリザベス女王II世が99年後のシドニー市民へ宛てた手紙です。
99年後となる2085年に未来のシドニー市長が開封し、市民へ読み上げるようにと封筒に記されています。
その為、この手紙の内容を知る者はいないのです。
中に何が書かれているのかとても気になりますよね・・・。
あと65年、気長に待ちましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このQVBはタウンホール駅にも直結していますが、Myer(マイヤー)のビルの地下フードコートにも直結しています。
その為、平日でも自然と人が集まるスポットとなっています。
建物内にはベンチやFree Wi-Fiもあるので長時間の滞在も問題ありません。
天気に左右されることなく過ごせるので、シドニーに訪れた際はこちらで是非ショッピングを楽しんでみてくださいね!
※この記事は2019年9月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)