大菩薩峠は色々なコースがありますが、体験した周遊の初心者コースは気軽にスニーカーで歩けて、それでいて「登山行ってきたよ」という写真が撮れて、リアルに「日本百名山行ってきたよ」と鼻高発言が出来るんですよ。
自然にどっぷり浸かりたい心境に見舞われたらぜひともここに行って見て欲しいです。
概要
名称
大菩薩峠
所在地
山梨県北都留郡小菅
アクセス
上日川峠登山口は、JR中央線の甲斐大和駅からバスで40分(大菩薩上日川峠線)。
大菩薩峠登山口は、JR中央線の塩山駅からバスで30分(「大菩薩峠登山口線」または「二本木経由大菩薩の湯線」)
上日川峠登山口には300台以上駐車場があります。
中央自動車道勝沼ICから約19kmです。
こんな人にオススメ
足腰、体力に全く自信がないけど山に行きたい登りたい。
大自然に触れて癒されたいという人におすすめです。
登山靴ストック持参で登っている人は多いものの、普通のスニーカーでも登って下って来れます。
小学生のファミリーから熟年男女まであらゆる世代の人たちが笑顔で登山道を行き来していました。
周遊コースの最後の下りは少しハードですが、スローペースで行けば自然を楽しみながら歩けます。
滞在時間
土曜日、都内を朝6時半に出発して途中渋滞もあり、ロッジ長兵衛から歩き始めたのが10時前でした。
福ちゃん荘→大菩薩峠→雷岩→大菩薩嶺(頂上)→福ちゃん荘に戻る周遊コースを撮影時間をかなりとって歩ききって、福ちゃん荘で生ビールを飲んだのが3時でしたから、滞在時間は約5時間です。
途中介山荘の辺りで弁当、ランチ休憩30分のインターバルを含みます。
費用
山なので入場料などはありません。
公衆トイレが福ちゃん荘と介山荘の付近にありました。
歩いたコースではロッジ長兵衛、福ちゃん荘、介山荘でペットボトルと軽食の購入は出来ます。
自動販売機は途中ありませんでした。
私は福ちゃん荘で100円でりんごを買い歩きながら食べました。
瑞々しくて美味しかったです!
アピールポイント
初めてのソロ登山でも十分安全に楽しめる登山コースです。
大菩薩峠からの富士山は、ここでしか見れない富士山に違いないです。
10月下旬で少し雪をかぶって雲の上かひょっこり頭を出していました。
裾野に広がる山々のグラデーション、湖の青は引き立て役以上の存在感を醸し出していました。
もちろん、富士山を見つめながら岩の上で持参の弁当を食べました。
ここは絶対留まって欲しいおすすめポイントです。
富士山に感動!ここはまさに日本百名山です!
紅葉深まる秋です。
登山出発ポイントのロッジ長兵衛までの車道はやたらに細くて、対向車に焦る心を美しい黄色、オレンジ、赤の木々が癒してくれました。
たった一つ空いていた、たった一本の鮮やかに色付いた紅葉の木のスペースに駐車して緩やかな道を歩き始めました。
下る人たちとは笑顔で挨拶を交わしながらお互い気分よくすれ違い進みました。
最初の拠点、福ちゃん荘で買ったりんごをかじりながら進むと川にぶつかりました。
葉の黄色に輝いた水面に魅了され立ち止まり暫く見ていましたが、そこに大菩薩峠という矢印の看板を見付け「いよいよ」という気持ちでちょっとレベルアップした山道がスタートしました。
20分位行った所で始めて木々の間から富士山がお目見えしました。
暫く撮影に追われましたが、次のポイント介山荘、大菩薩峠まで来るとそこまでと全く違う開けた別世界が広がっていました。
看板の前で次々撮影する人たちが続いていました。
少し行くとついにです、今までに見たことがない富士山が待っていました。
横に連なる山々、雲のグラデーションと山の紅葉!
“Awe(オウ)体験”ちゃんといただきました!
木々に囲まれた頂上には例にもれずがっかりしてしまいましたが、そこから雷岩までUターンして福ちゃん荘までの下りはちょっと私にはきつかった。
一人取り残され相当スローテンポに陥ってしまいましたが、翻ってイアフォンにヒップホップオン!
ビールを一杯飲む自分の姿をイメージして気分よくゴール出来ました。
実際福ちゃん荘で生ビール(650円)!
大菩薩峠で富士山を始めて見た時の感動と同じくらい気分は爆上がりでしたね。
まとめ
いかがでしたか?
特に紅葉の時季はおすすめの、快適な登山体験です。
ラストの下りを避けて行けるコースもあるので、ぜひぜひ行って見てください。
※この記事は2021年10月に行った際の体験談です。(50代前半/女性)