猿やカピバラ、コツメカワウソなどの愛くるしい動物達。
動物園の展示全てにおいて、動物達の生息環境をリアルに再現しているのは、ときわ動物園が国内初です。
動物達が暮らす野生の地を探検したような気分が味わえる、おすすめの「ときわ動物園」を紹介します。
概要
名称
ときわ動物園(ときわ公園内)
所在地
山口県宇部市大字沖宇部254番地 ときわ公園内
アクセス
山口宇部空港より、自動車で約5分程度
山口宇部道路宇部南ICより、自動車で約5分程度
JR常盤駅より、徒歩約15分程度
こんな人にオススメ
動物好きの方なら、老若男女問わず誰でも楽しめます。
園内には、小さな子供を連れたファミリーをはじめ、カップルや夫婦、友達と楽しんでいる方もいました。
また、一人の方もいて、動物をじっくり観察したり、動物の写真を撮ったりしていました。
本当に動物が好きな方は、一人で行った方が時間を気にせず、お気に入りの動物をたっぷり愛でることができるのでおすすめです。
滞在時間
たくさんの動物達が、アフリカや中南米など生息地ごとに分けたゾーンで展示されています。
動物園自体はあまり大きくはありませんが、じっくり観察しながら回ると1~2時間楽しめます。
また、餌やりなどの触れ合い体験や、園内の子供用アスレチックなどで遊べば2~3時間くらい楽しめます。
費用
入園料
一般 500円
中学生以下 200円
70歳以上 250円
アピールポイント
ときわ動物園には、アフリカや中南米、アジアなどで暮らす多種多様な猿と、カピバラやコツメカワウソ、ミーアキャットなど人気の動物達が展示されています。
動物達が暮らす野生の環境がリアルに再現されており、ありのままの生態を観察できるのが最大の魅力。
水辺ではカピバラがお昼寝しており、その上を見上げれば、猿達が木々の上で遊んだり、飛んで移動したりする光景が見られます。
気分は動物探検家!動物達の日常を探る
「中南米の水辺ゾーン」では、猿とカピバラの生態を目の当たりにして、感激しました。
上の写真を見てもらえると、手前にカピバラ、左後ではジェフロイクモザルの2匹が、綱渡りをしている様子がわかります。
周囲のことなどお構いなしで昼寝するカピバラと元気いっぱいで活発な猿達。
カピバラの寝姿を見た子供達が、「かわいい!」と歓声を上げていました。
私も、あまりのかわいさに悶絶です。
一方猿達は、木の間をあちこち飛んだり、宙ぶらりんになったりとアクロバットを披露してくれました。
迫力満点で、目が離せませんでした。
「アジアの森林ゾーン」では、愛くるしいコツメカワウソのお食事タイムに遭遇しました。
コツメカワウソが水辺を優雅に泳ぎ、木々のある陸地ではボンネットモンキー達が戯れています。
私が訪れた頃、ちょうどコツメカワウソの餌やりタイムでした。
飼育員さんが与えた魚を食べるコツメカワウソ。
癒し系のコツメカワウソが両手にちょこんと魚を挟む姿はすごくかわいいのですが、魚をガツガツ食べる姿は意外でした。
「アフリカの丘陵 マダガスカルゾーン」では、立ち姿がかわらしいミーアキャットやしっぽに特徴のあるワオキツネザルなどを見学。
彼らにはそれぞれのかわいさがあり、ずっと眺めていても飽きません。
一般的な動物園は檻や柵で動物を囲いますが、ときわ動物園では、野生動物が実際に生息する木々や水辺などの環境で暮らしているため、動物達の真の姿を目の当たりにできることが最大の魅力です。
動物達本来の姿をカメラに収めるのに夢中になりました。
もちろん、餌やりなどの触れ合い体験も多数あるので、事前にチェックしておけば、さらに充実度がアップします。
まとめ
ときわ動物園は、入園料がワンコインで動物達の真の姿に出会えるので、おすすめです。
ときわ公園には、ときわ動物園だけでなく、海外のレアな植物が見られる「ときわミュージアム世界を旅する植物館」があります。
他にも、国内外のアーティストが出展する屋外彫刻「UBEビエンナーレ」は60年目となり、アートを公園内のいたる所で見られます。
動物園と合わせて、ときわ公園をゆっくり散策してみてはいかがでしょうか。
※この記事は2021年11月に行った際の体験談です。(30代前半/女性)