【和歌山】白浜の絶景、三段壁!迫力の波しぶきと神秘の世界を体験しよう!

白浜といえば美しいビーチでの海水浴を連想しますが、違った角度から海を感じられるスポットがあることをご存じですか?
雄大な海、迫力ある波を同時に楽しめる南紀白浜の名勝、三段壁を紹介します。

概要

名称

三段壁

和歌山県、三段壁・南紀白浜の名勝

所在地

和歌山県西牟婁郡白浜町2927-52

アクセス

南紀白浜空港からバスで約6分。
紀勢自動車道南紀白浜ICより車で約15分。
紀勢本線白浜駅よりバスで約25分、タクシーで15分

こんな人にオススメ

絶景が好きな方、非日常を楽しみたい方にオススメします。
実際にカップルや友達同士、おひとりさま等様々な方が訪れていました。
短時間で中身の濃い体験ができますので、近くの千畳敷・円月島に訪れた際や、白浜で時間を持て余した際に寄るのも良いでしょう。

滞在時間

地上の展望台から景色を楽しんだ後、エレベーターで地下に降りて洞窟の中を200メートル周回できます。
地上に戻ってからはお土産選びや鯉の餌やり、足湯が楽しめます。
夫婦でゆっくりと観光して1~2時間程度の滞在時間でした。

費用

地上から眺めるだけなら無料。
洞窟の入場料は大人1人1,300円です。
徒歩2分の距離に町営の無料駐車場があります。

アピールポイント

展望台から眺める海は一見穏やかに見えますが、地下36メートルを降りて洞窟の中から見る海は迫力満点です。
水しぶきがかかるほど近くでダイナミックな波の様子を観察でき、絶景を目で肌で感じる事ができますよ。

臨場感MAX!神秘の洞窟内を探検!

エレベーターで地下に降りると波の音が響いています。
まずは洞内展望台へ。
ここからは岩肌に10体の石像が見えるという「十蔵岩」と太平洋の大海原から荒々しい波が押し寄せてくる景色が楽しめます。

こちらがその写真です。

和歌山県、三段壁の十蔵岩

ザザーと大きな音とともに波が岩肌にぶつかり、近くまで水しぶきが飛んできます。
暑い日だったので涼しくて気持ち良い!
ですが頭上からも地下水が滴っているのでハンカチがあった方が安心です。
また足元は滑りやすくなっているため、スニーカーで行かれる事をオススメします。

洞窟の奥へと進む前に日本一大きい牟婁大弁財天へお参りをします。
どのような願いも叶えてくれるパワースポットとされており、とても神秘的な空間でした。

参拝の後は、熊野水軍番所小屋の再現を見学。
私は特に歴史好きなわけではなかったので、パネルの説明書きでお勉強。
「この場所でこんな戦い方をしていたんだ」と時間を超えて源平合戦の余韻を味わえ、何だかドキドキしました。

次のスポットは、鯨の潮吹きのような水しぶきが楽しめる「潮吹き岩」。
打ち寄せる波の圧力により、数メートルまで潮を噴き上げる岩盤です。
大きな波がくると勢いよく吹き上がる姿に歓声が上がります。
私も興奮してしばらく見入ってしまいました。

最後のスポットは波の模様が美しく現れている「リップル」という岩盤です。
訪れた日は波が高かった為エリアに入ることができず残念でした。

洞窟一周はあっという間でしたが、何万年もかけて自然が作り出した壮大な景色に圧倒されっぱなしでした。
私はお昼過ぎに訪れましたが、フォトギャラリーの中に岩の隙間からのぞく夕日の写真を発見。
次回はぜひ夕暮れ時を狙ってロマンチックな景色を味わってみたいと思います。
時間帯や天気によって見られる景色が変わるのも絶景の醍醐味ですよね。

まとめ

いかがでしたか?
白浜周辺で予定がある際は車があれば気軽に行けますので、絶景好きの方はぜひ訪れてみて下さい。
天候によって波の具合が変わるので、気に入れば何度か訪れてそのつど写真に納めるのも良いでしょう。

※この記事は2022年7月に行った際の体験談です。(30代前半)