夏になるとよく名前を聞く靖国神社。考え方は人それぞれなので何が正しいかは置いておき、今回は純粋に観光スポットとして靖国神社をご紹介します。
概要
名称
靖国神社
所在地
東京都千代田区九段北3丁目1−1
アクセス
中央・総武線各駅停車「飯田橋駅(西口)」、「市ヶ谷駅」より徒歩(約10分)
東西線/半蔵門線/都営新宿線「九段下駅(出口1)」より徒歩(約5分)
有楽町線/南北線/都営新宿線「市ヶ谷駅(A4出口)」より徒歩(約10分)
東京では珍しく駐車場もあります。鉄道での利用が基本ベストですが、車でも訪問ができます。
よくテレビに映るのは正面からの姿ですが、手水は市ヶ谷駅から来ると裏門に当たります。裏門から入ると手水があり、暫くすすんで左手が参拝場所となっています。そのため、正面よりこちらから入る方がお勧めできます。
こんな人にオススメ
一人で利用しても、家族連れでも楽しめます。
滞在時間
神社自体は1時間程度ですが、博物館まで見るとやはり一日かける事もあるんではないでしょうか。中にはレストランもありますので、休憩を取ったり食事をとったりすることもできます。
所々に腰掛もあり、休憩もできます。近年の放火事件の後新しく出来た休憩所(クーラーも完備)と、奥のコンクリート製の休憩所と2箇所の休憩所があります。ここはお茶が無料で飲め、自販機もあります。注意しなければならないのは、ゴミは持ち帰りです。その為ゴミ箱がありません。
また、神社内は基本飲食禁止ですので、所定の場所以外では控えましょう。
費用
神社内はもちろん無料ですが、遊就館は下記の通り料金がかかります。
大学生500円(短期大学生・専門学校生などを含む)
中学・高校生300円
小学生無料
アピールポイント
厳かな雰囲気のある神社ですので、普通の神社とはやはり違うとは思います。行ってみると非常に面白いと思います。また、正面門にカメラ屋さんがいます。記念撮影が出来るようです。また、神社内は騒がしくしないので、ゆっくり楽しむ事が出来ます。
ここにしかないものだらけの博物館
一般の神社と違って、博物館がある神社というのは珍しいと思います。遊就館では、航空機、野戦砲の他、開国から現在に至る日本の軌跡や教科書では教えてくれない、様々な物が展示されています。また、ここでしか観れない映画などもあります。ここにはおみやげコーナーもあり、ここでしか買えない商品もあります。映画館は時間が決まっており、上映時間は40分程度です。見解として分かれる所ではありますが、「なぜ戦争に至ったのか?」など、一つの見解として上映されています。そういう意味では、考えに違いはあれど、背景から自分なりに歴史の在り方を考える場所でもあります。
また、新しくできた休憩所の前には、う号作戦の戦没者の展示物やパール判事の銅像があります。参拝はもちろんですが、向学の為に訪れる人も多く、値上げをしましたが、内容としては見る価値のある博物館ではないでしょうか。
桜の名所として
桜の名所としても知られており、多くの外国人観光客も訪れます。
今回は桜の開花翌日にお花見に行きました。僅かではありましたが、ひっそりと咲く桜もいいものだと思いました。また、休憩所で食事が快適にとれる環境が靖国神社には用意されているので安心です。ただ周りにあまり飲食店は少ないように思いますし、コンビニも無いので、お弁当は持参したほうがいいと思います。
まとめ
色々と特殊な靖国神社ですが、ここにしかないものがあります。見解に違いがあったとしても、ひとつの見解に触れてみる価値はあると思います。
次回の花見シーズン、花見も兼ねて一度博物館にも訪れてみてはどうでしょうか。
※この記事は2019年3月に行った際の体験談です。(40代前半/男性)