飲食店、レストラン経営者が訪れ、業務に必要なフライパン、看板、食品サンプルなどを手に入れるための問屋街です。
一般の人ももちろん出入りは自由です。
キッチン用品をお値打ち価格でゲットできるショッピングスポットです。
浅草からならウォーキングで楽しめる許容圏内なのも嬉しいですね。
概要
名称
かっぱ橋道具街
所在地
東京 台東区松が谷3丁目
アクセス
銀座線・稲荷町駅 徒歩3分
こんな人にオススメ
キッチングッズを見るの買うの大好きという人は、絶対行かなきゃダメな全国で屈指のおすすめの場所です。
カップルでも夫婦でも、男女で品物を手にとって意見を交わしてショッピングを楽しめます。
外国人旅行者も、キッチン道具目線からのリアルな日本を理解できるのでおすすめです。
店舗数も多く、サンプルの店は絶対親子で楽しんで欲しいところ、ファミリーにもおすすめしたいです。
滞在時間
170店舗も軒を連ねているとは、何度となく行っていながら具体的には知りませんでした。
計量スプーンを買いに行きました。
片手以上の店舗をはしごして楽しみながら選びました。
途中サンプルの店に立ち寄ったり。
あっという間の1時間半でした。
費用
ただの業務用アイテムに特化した商店街なので、入場料などはもちろんなく、無料で楽しめます。
アピールポイント
目的のグッズがあれば納得の一品と必ず出会うことが出来ます。
逆に納得するまで足を手を眼を気持ちをフル稼働させて欲しい。
そうじゃなきゃ本当にもったいないです。
お店が間口をオープンにして「ここですよ!」と待っていますから。
宝探しの冒険に出かける気持ちで、スキップする気持ちで歩道を歩けば、すれ違うカップル、ファミリーは皆両目が嬉しそうにキョロッキョロ泳いでいます。
プチ貧乏でもバーチャル感覚でショッピングが楽しめる!
うちから近いのでよく行きますが、今回は計量スプーンを紛失してしまい同じものかもっと良いのを買うべく訪れました。
キッチンワールドTDIからスタート。
店内は広いので助かります。
広いだけあって品数も多いです。
脱線ありで隅々をグルグル、何周したのかはっきり分かりませんが、とにかく遊園地のアトラクションを周る感覚でエンジョイしました。
スイーツなんか作らないのに、動物のクッキー型を手にして完全に作った気分でいましたね。
こんな時は三密を避けるという意味でも一人はいいです。
同じ場所でずっと見るのはタブーには違いありませんが「すみません」「すみません」と声を掛け合いながら、それぞれのショッピングを尊重すること、これは忘れてはいけません。
ほぼほぼステンレスの一体型の計量スプーンに決定しました。
でもここで終了にはしません。
5時まで、転がるボールのように次に次にと同じ様な店舗を移動しました。
その間にサンプルの店とか看板の店とか、ユニフォームの店とか色々見ましたね。
サンプルは本当に見ているだけで、そこでしか味わえない満足感をいつでも得られます。
寿司ネタやスイーツ、パンや食材。
本物を見る何倍ものワクワクが体験できます。
コスパは悪いかなと言ってしまって良いでしょうか?
マグネットとかキーホルダーとか置物とか、業者じゃなければ実用的でないことは間違いないですから。
それでも買いたい一つを見つけられれば“かっぱ橋のプロ”とも言えるかもしれませんね。
ユニフォームの店で三角巾を買おうかと迷っていると、20代の女性が自分用のエプロンを「もう少し安くなりませんか?」と値切っていたのが新鮮でした。
オバさんの専売特許と思っていましたが。
本人も気付かない時から、本物の雀が彼女のバッグにキーホルダーのように停まっていたのには驚きました。
私、店員の高齢女性、彼女、3者で大爆笑です。
本当に心温まる買い物の出来るかっぱ橋道具街。
私はあと何回行くことになるのか。
100回とも言い切れないと思えて来ます。
浅草側を眺めればスカイツリーが見えます。
こんなに近いのかと思うと、多くの外国人にも来て欲しいと思ってしまいます。
まとめ
いかがでしたか?
何の申し込みも要らないので、初めて東京に来る地方の方や、海外からの旅行者の方は絶対にくるべきおすすめの商店街です。
ぜひ足を運んで下さい。
※この記事は2020年7月に行った際の体験談です。(50代前半/女性)