東京・世田谷にある招き猫がいっぱいのお寺をご存知でしょうか?
今回は外国人観光客からも人気の観光新名所となっている豪徳寺をご紹介していきたいと思います。
目次
概要
名称
豪徳寺
所在地
〒154-0021 東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
アクセス
東急世田谷線「宮の坂」駅から徒歩5分
小田急線「豪徳寺」駅から徒歩10分
こんな人にオススメ
厳かな雰囲気で、都会の喧騒からかけ離れた印象の豪徳寺ですが、都心からのアクセスも良く多くの観光客が訪れます。
駅からの道のりには標識が出されているので迷うこともありません。
インスタ映えするということでカメラが好きな方にオススメです。
この光景は豪徳寺でしか見ることが出来ません。
そして他にも豪徳寺には桜田門外ノ変でお馴染みの井伊直弼のお墓もあるので、歴史好きの方にもオススメのスポットとなっています。
滞在時間
広々とした敷地ではありますが、ゆったり見てまわっても1時間あれば十分楽しめます。
有名な招福殿だけ楽しみたいのであれば30分程でいいと思います。
費用
無料で楽しめます。
アピールポイント
招き猫だらけの独特な景観が写真映えするのはもちろん、雰囲気もまるで京都に訪れたかのような風情あるお寺です。
紅葉シーズンは京都の有名どころに負けず劣らず、境内にある木々が色付いてとても綺麗ですよ。
新宿からは約15分とアクセス抜群の場所で、世田谷の閑静な住宅街の中にあります。
招き猫だらけのこの豪徳寺ですが、SNSの普及で海外の方からの人気が急上昇しました。
外国人観光客の影響で日本人からも多くの反響を呼んでいます。
お寺にはお参りする為に行かれるのが普通ですが、豪徳寺は外国人含めほとんどの方が招き猫目当てで訪れています。
圧巻!ギッシリと並べられた招き猫
豪徳寺はお寺全体に招き猫が並んでいるのではなく、お寺の一角である招福殿というスペースにギッシリと招き猫が並べられています。
これはたくさんの方が願い事が成就したお礼にと奉納されたもので、大小様々な招き猫が1000体以上も並んでいます。
境内では2cmの小さいものから、30cmの特大サイズまで様々な招き猫が販売されています。
こちらの招き猫は色も真っ白で、小判なども抱えていないので凄くシンプルです。
そのシンプルさが圧倒的な景観を際立たせていると思います。
あまりの数の多さに驚きますが、段々慣れてくると愛おしさが込み上げてきますよ!
そして招福殿だけでなく、隣にある三重塔にも実は隠れ招き猫がひっそりいるので、彫刻まで細かいところにも注目してみてください。
豪徳寺といえば招き猫ですが、絵馬にももちろん招き猫が描かれています。
境内にかけられている絵馬を見てみると、タイ語や韓国語などの外国の文字が目につきます。
いかに海外からの人気が高いのかがよくわかりますね!
なぜ招き猫発祥の地とされているのか
豪徳寺には面白い伝説が残されているんです。
江戸時代初期、近江彦根藩の藩主であった井伊直孝が鷹狩りに出かけました。
その帰り道にある豪徳寺付近を通りかかった際、一匹の白い猫が直孝に向かって手招きをするので、不思議に思った直孝は招かれるまま寺の中に入ります。
すると外の雲行きがみるみる怪しくなり、たちまち雷雨に。
直孝はこの猫のおかげで雷に打たれずに済んだと喜んだのです。
非常に興味深いエピソードですね。
直孝を雷雨から守ったこの白い猫が招き猫のモデルとなっていることから、豪徳寺が招き猫発祥の地とされているようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本で古くから縁起物として親しまれている招き猫。
その招き猫がたくさん並べられている豪徳寺は、行くだけでも福が訪れそうなパワースポットとなっています。
一度は訪れてみる価値有りです。
※この記事は2019年8月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)