【静岡】夢の吊り橋ハイキングで絶景を堪能する

エメラルドブルーの水面にかかる90mの吊り橋の名前は「夢の吊り橋」。
夢に出てくるほど美しいという事から名付けられたそうで、ここから見る景色は絶景です。

概要

名称

静岡県寸又橋 夢の吊り橋

所在地

静岡県榛原郡川根本町

アクセス

大井川鐵道井川線 千頭駅からバスで40分 バス停から徒歩で30分
千頭駅からあぷと式鉄道で奥泉駅まで行き、そこからバスで向かう方法もあります。

こんな人にオススメ

夢の吊り橋までの道は坂道ですが、ゆっくり歩けるハイキングコースになっているので小さなお子様からお年寄りまでオススメです。
千頭駅はSLに乗れる貴重な場所なので機関車好きにはたまりません!
吊り橋は、真ん中で祈ると恋愛が成就するというパワースポットでもあるのでカップルやお友達同士でも楽しめます。

滞在時間

ゆっくりと寸又橋プロムナードコースを歩くと2時間程度です。
紅葉や春先などの時期は人気で、吊り橋に長蛇の列ができることがあるので帰りの電車やバスの時間は調べておきましょう。

費用

無料

アピールポイント

夢のつり橋をぐるりと渡る、寸又峡プロムナードコースでは美しい自然と寸又橋の歴史を見ることができます。
なんといってもハイキングの目的は美しく広がるエメラルドブルーの湖面!
季節や時間によっても見られる表情が全く違うので、何度でも訪れたくなるスポットです。
美女づくりの湯としても有名な温泉場なので、ハイキングの後にはゆっくりと温泉に入って疲れを癒せます。

大井川鐵道とハイキング

SL蒸気機関車で有名な大井川鐵道の旅も一緒に楽しむ場合は金谷駅から出発、車の場合は駐車場がある新金谷駅から出発です。
千頭駅で降りて寸又峡温泉行きの路線バスに乗り換え、夢の吊り橋まではバス停から片道徒歩30分。
ここからが大井川最後の秘境といわれる寸又橋と夢の吊橋へのハイキングのスタートです。

ハイキングコースの途中には夢の吊橋のほかにも吊橋がかかっていて、散策道から下の方に見える猿並橋や、軌道敷跡を利用した飛龍橋、尾崎坂展望台もあり大自然と歴史を味わえるスポットはたくさんあります。

昭和初期までは林業が盛んだったということで、散策コースの一部には列車の線路跡があり、天子トンネルもその一部。
夏は涼しい風が吹き抜けて気持ち良いですが、秋口だと少し肌寒いかもしれ無いので薄手の上着を持っていきましょう。

ここを頑張って上りきったら、いよいよ吊り橋のある美しい湖面が見えてきます!

静岡県、静岡県寸又橋夢の吊り橋のある美しい湖面

水がエメラルドブルーに見えるのは、チンダル現象というものによるのだそう。
水に含まれるわずかな微粒子が、波長の短い青の光だけを反射することで生じ、水が透き通ってきれいだからこそ見られる現象です。

天気の良いお昼頃が景色を見るにはベストな時間ですが、その時間帯は混雑もすることもあるので、帰りのバスや電車の時間は要チェックです。

どきどきの夢のつり橋を渡り終えたら、尾崎坂展望台が見えてきます。

静岡県、静岡県寸又橋夢の吊り橋の尾崎坂展望台

ここには林業が盛んだった当時、切り出した木材と働く人々を乗せていたというディーゼル機関車が展示されていて、寸又の人たちの生活の歴史に思いを馳せながら休憩できます。

少し休憩してからコースを進むと最後に町営露天風呂に出会いますので、ここに寄って行くのもオススメ。
大人400円、タオルも売っていて手ぶらでも大丈夫です。
汗を流して疲れを癒しましょう!

温泉を出て千頭駅まで戻ったら、帰りはSLに乗ってみるのもオススメです。

SLの車内は全てが昭和製の旧型客車で、昭和の時代へタイムスリップしたような気分を味わえます。
列車の揺れに身を任せ、心地よい疲れとともにうとうとしてしまうかもしれませんが・・・窓の外に見える自然の風景と懐かしい列車の旅を楽しんでください。

まとめ

歴史と自然の夢のつり橋。
例年11月中旬が紅葉のピークで、冬期には他の季節には見られない澄んだエメラルドブルーが見られます。
静岡県民が選んだ恋愛成就系パワースポット投票でも3位に輝く夢の吊り橋は、あなたの心に秘めた想い届けてくれるかも!
ゆったりと時間に余裕を持って、ぜひ訪れてみれください。

※この記事は2020年11月に行った際の体験談です。