【静岡】水族館レジャーに聖地巡礼、海と緑に囲まれた島「淡島」の魅力

静岡県沼津市は駿河湾に面した港町として古くから栄え、自然豊かで文化的にも魅力いっぱいの街です。
そんな沼津市内の数ある観光スポットの中でも、絶景の大自然と水族館レジャーを一度に楽しむ事が出来る、「淡島」を紹介します。

概要

名称

淡島(あわしまマリンパーク・淡島神社)

所在地

静岡県沼津市内浦重寺186

アクセス

JR東海道線「沼津」駅から東海バス「江梨・木負・大瀬崎行き」に乗って約30分ほど。
「マリンパーク」バス停で下車します。
車の場合には東名「長泉沼津IC」を降りて沼津市街を南下、三津方面を目指します。
駐車場は結構な台数が停められます。

駐車場横にある案内所でチケットを購入後、「あわしま号」という小型船に乗って、海を渡って入島します。
穏やかな内浦の海を数分で渡るので、船が得意でない人にもおすすめできます。
船は15分間隔で往復しています。

こんな人にオススメ

水族館は子供向けの展示やショーが多く、また船に乗って入場するという点からも、小さな子供連れのファミリーやカップルにおすすめです。

アニメ作品とのコラボレーションが大きく催されているので、作品のファンの方が一人でゆっくり巡るのも、グループで楽しまれるのにもおすすめできます。

滞在時間

水族館や神社など目的の場所をさっくりと巡れば2時間ほどでも満喫出来ます。
島を一周散歩してもそれほど時間はかかりません。
潮風を浴びながら神社の参道や海沿いのベンチでのんびりと過ごすのもとても気持ち良いので、閉園まで時間を気にせず一日過ごす事も出来ます。

ただし、船の最終便の時間にはお気を付けください。

費用

入場料は往復の船代も込みで、大人1名:1,800円、小学生以下1名:900円(税込)です。
島内では食事と買い物、賽銭以外で入場料の他にお金の必要なスポットはありません。

アピールポイント

とにかく海の青さと樹々の緑がとても美しく、身も心も洗われるような感覚を味わえます。
透き通った海水に太陽の光がキラキラと輝き、魚達が泳ぐ様子も覗き込む事ができます。
入島時にその綺麗な海を船で進んでいくワクワク感は最高に心地よいです。
また、島の各所から富士山を望む事ができ、特に船の上から見る青い海と緑の淡島のバックにそびえ立つ富士山は圧巻の一言です。

海の上の水族館「あわしまマリンパーク」

静岡県、淡島のあわしまマリンパーク

船を降りて淡島のメインとなるスポット。
アシカやペンギンなどの可愛らしい海の動物達が、のんびり過ごしてる様子を間近で見る事が出来ます。

また海の上に設けられたイルカプールでは、そのままイルカショーを楽しむ事が出来ます。

他にも屋内の展示室ではウニやヒトデなどに触れる事の出来る展示や、タイが釣れる釣り堀など、見るだけではなく直接体験が出来るスポットが充実しています。

そしてこのあわしまマリンパークの目玉として、日本最大級の展示数を誇るカエル専門の展示施設「カエル館」があります。

日本のみならず世界のあらゆる場所に生息するカエル達を一堂に集めて飼育しており、正直に言って人を選ぶ展示ではありますが、好きな人にとっては堪らない一角でしょう。

毒々しくも鮮やかな色のカエル達が葉っぱの上にちょこんと乗っている様子は何とも可愛らしいので、是非足を踏み入れてみてください。

険しい参道を登りきった先に「淡島神社」

静岡県、淡島の淡島神社

水族館の先へ進んだ所に、大きな鳥居と山中への参道が見えてきます。
参道は淡島の山頂まで続いていて、かなり険しい石段を登って行く事になります。
登る前には十分な体力と、鳥居横にある自動販売機での水分補充が必須となります。

順調に進んで20~30分程で頂上に到達します。
頂上には淡島神社の社があります。
決して大きな社ではありませんが、ここまで登りきった達成感と、神社に漂う神々しさが疲れた身体と心を浄化してくれるような気分になります。

道中山の木々の間から見える内浦の海や吹き抜ける風が心地よく、ちょっとしたハイキングを楽しめるスポットです。
体力に自信のある方は是非ご参拝ください。

まとめ

水族館でのファミリーレジャーや神社への聖地巡礼など、様々な楽しみ方が出来る淡島。
船で海を渡って入場するというのが、日常から離れる特別感をより一層演出してくれます。
人気のスポットですが、決して一部客層で混雑しているという様子はなく、常に落ち着いた空気が流れていて、訪れる者の心と身体に安らぎと満足感を与えてくれます。
一度訪れるとまた来たくなる場所、「淡島」の魅力を是非一度お楽しみください。

※この記事は2019年5月に行った際の体験談です。(30代前半/男性)