【滋賀】織田信長が築いた安土城跡の見どころとは

滋賀県近江八幡市安土町にある史跡・安土城は、戦国武将の織田信長が琵琶湖を望む地に築いた広大な城です。
残念ながら安土城は、織田信長が家臣の明智光秀に本能寺の変で打ち取られた後に焼失してしまいました。
遺構は石垣しか残されていませんが、しかしながら城内を散策すると、そのスケールの大きさを改めて実感することができます。

概要

名称

安土城跡

滋賀県、安土城跡に残る石垣

所在地

滋賀県近江八幡市安土町下豊浦

アクセス

安土城跡へは、JR琵琶湖線の安土駅から徒歩25分ほど。
また自動車の場合は、名神自動車道・八日市インターチェンジか竜王インターチェンジから30分ほどとなっています。

こんな人にオススメ

戦国武将の織田信長が築いた安土城跡には巨大な石垣が残されており、歴史ファンならずとも、家族連れでも戦国時代の歴史を実感することができる史跡で、十分に楽しめるのではないでしょうか。

滞在時間

城内は広大であるため、散策に一時間半ほどかかります。

費用

安土城の入園料は大人700円、子供が200円となっています。

アピールポイント

戦国武将の織田信長が琵琶湖を望む地に築いた、滋賀県近江八幡市安土町にある史跡・安土城は、現在では石垣しか残されていないものの、その広大さを実感することができる史跡です。
残念ながら安土城は、織田信長が家臣の明智光秀に本能寺の変で打ち取られた後に焼失しました。
しかしながら、往時の遺構がたしかに残されており、信長のスケールの大きさを改めて実感することができます。

織田信長の夢の城・安土城跡の魅力とは

戦国武将の織田信長が、琵琶湖を望む地に築いた滋賀県近江八幡市安土町にある史跡・安土城は、信長が天下取りの布石として、交通の要衝であった琵琶湖を望む土地に築城しました

当時の資料では、きらびやかで壮麗な天守閣がそびえていたそうですが、残念ながら、家臣の明智光秀に本能寺の変で信長が討ち取られた後に焼失してしまいました。
安土城跡周辺は、当時をしのばせるような史跡はないものの、安土城跡に足を踏み入れると当時のスケールの大きさを改めて実感することができます。

城跡を巡って驚かされるのは、巨大な石垣が当時のまま残されていることではないでしょうか。
城内にあった羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)ら、信長の重臣たちの屋敷跡の礎石も見ることができます。

城内は非常に広大であり、天守閣の跡までは急な石段が続きます。
夏場は、天守閣の跡まで歩いて見学すると、汗ばんでくるかもしれません。

滋賀県、安土城跡に生い茂る緑

しかしながら、今では城内にはうっそうと木が生い茂っており、木陰が心地よく感じられます。

2020年は、信長の重臣であり本能寺の変で信長を討ち取ることになる明智光秀を主人公とした、NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」が放映されています。
元々明智光秀は、本能寺の変を起こすまでは信長に高く評価され、琵琶湖にも近い土地に領地を与えられていました。
もしかすると、この安土城で明智光秀も信長を支えていたのかもしれません。
安土城跡をゆっくりと見学しながら、当時の歴史に思いを馳せてみるのも面白いのではないでしょうか。

まとめ

現在では、石垣しか残されていない安土城跡ですが、散策してみるとそのスケールの大きさに改めて驚かされます。
建築物はお寺を除いて残されていませんが、これだけ巨大な遺構が残されていることは貴重な事と言えそうです。
歴史と自然を感じながら、石段を登ってみてはいかがでしょうか。

※この記事は2014年6月に行った際の体験談です。(40代前半/男性)