心斎橋筋商店街の一角にある大阪浮世絵美術館。
こちらでは、文化的価値の高い作品も間近で鑑賞することが出来るんです。
今回はそんな大阪浮世絵美術館をご紹介していきたいと思います。
概要
名称
大阪浮世絵美術館
所在地
〒542-0085 大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-2-23 不二家心斎橋ビル3F
アクセス
地下鉄
御堂筋線・長堀鶴見緑地線 心斎橋駅6号出口から徒歩約5分
各線
なんば駅から徒歩約7分
こんな人にオススメ
芸術やアートに興味がある方はもちろん、浮世絵に詳しくない方でも楽しめます。
一人でも静かにゆっくりと鑑賞を楽しむことができますよ。
ただ、ビルの3階に位置しているのですが、ビルにエレベーターやエスカレーター設備はありません。
ベビーカーが必要な小さなお子様連れなどはご注意下さい。
滞在時間
展示作品を鑑賞するのに1時間あればじっくり楽しめます。
また、ミュージアムショップも内容が充実しているので、それらと併せて1時間半~2時間を目安として計画立てるとゆっくり楽しめると思います。
費用
展示観覧料:
大人 1,000円
学生 600円
小学生 300円
アピールポイント
2019年7月、心斎橋筋商店街にオープンした大阪浮世絵美術館。
京都・四条に位置する「京都浮世絵美術館」の姉妹館です。
葛飾北斎や歌川広重による、文化的に価値が高い作品が数多く展示されています。
商店街の一角にあるので、買い物途中でも気軽に立ち寄りやすいのも嬉しいポイントですが、一番の魅力はなんといっても間近で展示作品を鑑賞できることです。
また、館内のスタッフさんが手が空いてるときだと作品の豆知識などを分かりやすく説明してくれます。浮世絵に関して詳しくない方でも、一度は見たことのある有名作品が展示作品の中にあると思います。
改めて細やかなところまでじっくり見てみると、新しい発見があったりして面白いですよ!
実際手にとってみて初めてわかる魅力
館内に入って右側にはミュージアムショップがあります。
浮世絵がデザインされたTシャツやマウスパッドなどのオリジナルグッズがずらりと並んでいます。
そして、このミュージアムショップでは実際に浮世絵も購入することが出来るんです。
販売されている浮世絵は、江戸時代から明治期にかけてのもので、海外の美術館にて保管されているのと同じ作品のものもあります。
浮世絵を購入出来るのも大変珍しいですが、実際に手にとって触れることが出来るのも貴重な体験です。
浮世絵は光のあたる加減によって、摺りの色や模様の違いがはっきりと分かりやすくなります。
そのため本などの印刷物や美術館などで鑑賞する場合では、分かりにくい場合が多いんです。
しかし、こちらでは実際に手にとって光のあたる角度を自由に変えることが可能となっています。
一見しただけでは見落としてしまうような細部の色の違いや模様まで、じっくりと鑑賞することが出来ます。
他にも浮世絵の作り方や歴史などが分かりやすく書かれた書籍も何冊か置かれていて、自由に読むことが出来ます。
摺りの技法や種類、時代に合わせて変化していった背景など、知れば知るほど奥深い浮世絵の世界に引き込まれること間違いなしです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ゴッホなど西洋のアーティストにも大きく影響を与えた浮世絵。
大阪浮世絵美術館は、そんな浮世絵の作品を間近で鑑賞することが可能となっている美術館です。
多くの観光客が訪れる道頓堀・グリコの看板から徒歩5分のところに位置しており、アクセスの良さもバッチリです。
またアーケード内にあるので、雨の日でも心配無用です。
皆さんも是非一度訪れてみてくださいね!
※この記事は2020年11月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)