お初天神通り商店街の近くにある露天神社は、大阪キタを代表する大人気のパワースポットです。
今回はそんな露天神社、通称お初天神をご紹介していきたいと思います。
概要
名称
露天神社(つゆのてんじんじゃ)
所在地
〒530-0057 大阪府大阪市北区曽根崎2丁目5-4
アクセス
阪急 大阪梅田駅
またはOsaka Metro谷町線
東梅田駅から徒歩5分
こんな人にオススメ
恋人の聖地にも選ばれており、境内にはかわいいハートのモニュメントも設置されています。
縁結びのご利益があるとされる露天神社は、恋愛を成就させたい人にオススメのスポットとなっています。
また、美人祈願の絵馬があることから女性に人気の神社でもあります。
滞在時間
境内はそれほど広くはないため、参拝・散策しても1時間もかからないと思います。
近くには大阪グルメを楽しめるお初天神通り商店街があります。
そちらと併せての観光をおすすめします。
費用
無料で楽しめます。
アピールポイント
現在、露天神社があるこの地はかつて大阪湾に浮ぶ小島だったらしく「住吉住地曾根神」を祀ったのが始まりとされています。
社伝によると創建は西暦700年頃とされていて、1300年もの長い歴史を持つ神社です。
菅原道真が無実の罪で太宰府へ左遷される途中「露とちる 涙に袖は朽ちにけり 都のことを思い出づれば」という歌を詠んだことが名前の由来になっているそうですが、諸説あります。
ちなみに他には、梅雨に神社の前にある井戸から水が湧き出たからというものや、入梅の時期に祭礼をすることから梅雨天神と呼ばれるようになったことが由来しているなどの説があります。
「お初天神」とは?
露天神社は別名お初天神という名でも親しまれています。
なぜお初天神と呼ばれているのかというと、近松門左衛門によって描かれた「曽根崎心中」という恋物語が由来になっているんです。
この曽根崎心中は1703(元禄16)年4月7日に本当に起こった事件をもとにしており、相愛の若い男女、お初と徳兵衛が心中してしまう悲恋の物語です。
物語の舞台が露天神社だったことから、ヒロインの名前「お初」にちなんでお初天神と呼ばれることが多くなったのです。
2人の300回忌の後、商店街をはじめとする地元の方からの寄付金が寄せられ2004(平成16)年4月には2人のブロンズ像が製作されました。
このブロンズ像は境内にある「お初・徳兵衛の供養塚」の傍に建てられています。
悲恋の物語ですが、2人の強い愛の絆にあやかり、現在では縁結びのパワースポットとして恋愛成就を願う人が多く訪れる神社に!
全国に140ある恋人の聖地(プロポーズにふさわしいロマンチックなところ)の一つになっており、社務所で販売されている縁結びのお守りはどれにしようか迷ってしまうほど種類がたくさんありますよ!
また、恋人の聖地ならではのオリジナルの恋愛用のおみくじもあります。
おみくじを引いた後はハート型のフレームに結びましょう。
このハート型のフレームの隣には、お初と徳兵衛をモデルとした顔出しパネルもあるので、訪れた記念に写真を撮ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
境内にある末社では安産のご利益がある水天宮金刀比羅宮や、商売繁盛のご利益がある玉津稲荷神社など恋愛成就だけでなくオールマイティなパワースポットとなっている露天神社。
社務所では珍しい「スポーツ御守」というお守りも販売されています。
サッカーや野球などスポーツごとに分かれており、全部で15種類あります。
大会での優勝祈願や応援におすすめのお守りです。
駅・百貨店・商店街いずれからも近く、アクセスしやすいのもポイントです。
皆さんも是非一度立ち寄ってみてください。
※この記事は2020年10月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)