戦国ファンからも多くの支持を集める真田幸村。
大阪・天王寺は真田幸村ゆかりの地とされており、大坂の陣から400年が経った現在でも、真田幸村の魅力を感じられるスポットが数多く存在しています。
今回はその中から三光神社をご紹介したいと思います。
概要
名称
真田山 三光神社
所在地
〒543-0013 大阪府大阪市天王寺区玉造本町14番90号
アクセス
JR環状線
玉造駅から徒歩5分
地下鉄
長堀鶴見緑地線 玉造駅2番出口から徒歩2分
こんな人にオススメ
真田幸村ゆかりの地ということで、歴史が好きな方にオススメのスポットとなっています。
大河ドラマ「真田丸」でファンになった方も多いのではないでしょうか?
アクセスしやすい場所にありながらも、歴史のロマンや魅力を存分に感じることができるスポットです。
滞在時間
それほど境内は広くはありません。
参拝・散策をしても30~40分程度あれば十分楽しめると思います。
三光神社周辺には、他にも真田幸村ゆかりの地が点在しており、名所や旧跡を巡る「真田幸村めぐルート」というものも設定されているので、それらと併せて観光されることをオススメします。
費用
無料で楽しめます。
アピールポイント
三光神社は真田山に位置し、創建されたのは西暦400年頃、反正天皇の時代だと伝えられています。
中風除の神として古くから知られており、かつては姫山神社と称されていました。
しかし、御祭神で天照大神・月読尊・素戔嗚尊の三神(三貴子)を祀っていることから、三光神社と呼ばれるようになったといいます。
また、七福神のなかの一つ、寿老人も祀られているので大阪七福神巡りの参拝者も多く訪れる神社です。
駅からもアクセスしやすく、立派な観光名所となっています。
真田幸村ゆかりの地
この地は大坂城南側に造られた出城、いわゆる真田丸の跡地として考えられています。
真田丸は大坂城唯一の弱点とされていた南側を、より強固に守るために築かれました。
真田丸を砦とし、1614年(慶長19年)の大坂冬の陣では徳川軍を見事に撃退。
その名を天下に知らしめることとなったのです。
ここ、三光神社の境内には「真田の抜け穴」と呼ばれる場所が存在するんです。
この抜け穴というのは、真田幸村が大坂の陣のときに、大坂城まで続く地下道を掘ったとされる抜け穴です。
しかし一方で、真田丸を攻めた徳川軍が掘ったとされる説もあるそうで・・・。
真偽は定かではありませんが、いずれにしても戦国時代のロマンを肌で感じられるスポットです。
この抜け穴には鉄格子が付けられており、中に入ることは出来ないのですが、格子の隙間から中を撮影することは可能となっています。
中が気になって仕方ないという方は、この日に合わせて訪れることをおすすめします。
真田ゆかりの地ということで、境内の至る所に真田家の家紋である六文銭が記された旗が立てられています。
また、抜け穴の隣には真田幸村の銅像も。
この銅像は昭和62年5月5日に建立されたものです。
この銅像のように、かつてこの地で采配を振るっていたんだと思うと歴史のロマンが感じられますね。
ちなみに台座の部分は、信州上田の菩提寺から取り出された「真田石」という石が使用されているそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本一の兵とも評された名将・真田幸村。
ゆかりの地を巡る「真田幸村めぐルート」は徒歩でもまわれるほど近くに集中しているので、散歩がてら歴史散策を楽しむことができますよ。
皆さんも是非、真田幸村の足跡を辿ってみてくださいね!
※この記事は2020年10月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)