大阪・天満に位置する大阪天満宮はおよそ1000年以上もの歴史をもつ由緒ある神社です。
大阪の守り神として街を長く見守ってきた大阪天満宮を、今回はご紹介していきたいと思います。
概要
名称
大阪天満宮
所在地
〒530-0041 大阪市北区天神橋2丁目1番8号
アクセス
大阪メトロ
谷町線または堺筋線
南森町駅4番出口から徒歩5分
JR東西線
大阪天満宮駅7番出口から徒歩4分
こんな人にオススメ
学問の神様である菅原道真がご祭神として祀られています。
そのため、学業向上させたい方や受験生の方にオススメの場所となっています。
境内には縁結びのご利益があるスポットもあるので、恋愛成就を願う方にもオススメです。
滞在時間
大阪天満宮の滞在時間の目安は30~45分程度になると思います。
そんなに滞在時間が長くなることはないと思うので、お隣にある日本一長い商店街「天神橋筋商店街」とセットで訪れるといいかもしれません。
費用
無料で楽しめます。
(境内自由)
アピールポイント
創建されたのは天暦3(949)年と、1000年以上もの長い歴史をもつ大阪天満宮。
しかし、たびたび火災に見舞われており享保9(1724)年に一度全焼してしまっているんです。
その後復建されたものの、大塩平八郎の乱により天保8(1837)年に再び全焼しています。
現在の建物は天保14年(1843年)に再建されたものとなっています。
初詣には50万人以上もの参拝者が訪れるほどの人気パワースポットなんですよ!
こちらでは7月に天神祭という祭りが行われます。
この天神祭は京都の祇園祭・東京の神田祭とともに、日本三大祭の一つに数えられており、なおかつ愛染祭・住吉祭とともに大阪三大祭の一つでもあります。
ご利益は学問だけじゃない!
境内に星合池という池があるのですが、こちらは縁結びのパワースポットとして知られています。
昔はこの池にかかる星合橋の上でお見合いを行なっていたそうです。
このことから 橋の上で出会った男女は結ばれるとの言い伝えが残っており、恋愛成就のご利益があるといわれています。
この星合池の奥にある「星合茶寮」では「すべらんうどん」という人気メニューがあります。
学問の神様が祀られていることから、受験合格祈願に訪れる方が多い大阪天満宮。
この「すべらんうどん」はお箸から滑らないことから、すべらない(受験に落ちない)というゲン担ぎとして受験生に大人気なんですよ!
他にも芸能のご利益があるとされている高坐招魂社が境内にひっそりと佇んでいます。
こちらにはこれまでの上方落語を支えた先人たちの御霊が祀られています。
なぜ落語家を祀っている神社がこんなところに?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大阪天満宮のすぐお隣に「天満天神繁昌亭」があるからなんです。
こちらは大阪天満宮はじめとする地元の方の協力により戦後60年ぶりに復活した、上方落語唯一の寄席となっています。
演者さんとの距離がとても近く、落語の楽しさも奥深さも感じられる場所です。
そのため、落語ファンの方々になじみのある地に高坐招魂社が建てられたという訳なんです。
2017年に創建されたばかりで、新たな名所として注目を集めています。
この高坐招魂社の「高坐」は、寄席で芸を演ずる場所である「高座」が由来となっています。
大阪天満宮に立ち寄った際は、天満天神繁昌亭で落語も楽しんでみてはいかがでしょうか?
まとめ
大阪天満宮は駅からも近くアクセスしやすいのもポイントです。
また、近くには天神橋筋商店街があるのでお買い物やお食事も楽しめます。
天満天神繁昌亭で落語も楽しんだりと、参拝だけではなく周囲のスポットと併せて楽しめる大阪天満宮。
皆さんも是非一度立ち寄ってみてくださいね!
※この記事は2020年10月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)