【大阪】水都大阪で圧倒的存在感を放つクラシカルな建物!大阪市中央公会堂

都会のど真ん中に位置し、一際目を引く洋風の建築物、大阪市中央公会堂。
100年以上もの歴史を持ち、挙式披露宴にも使用されるなど市民から広く愛されています。
今回はそんな大阪市中央公会堂をご紹介したいと思います。

概要

名称

大阪市中央公会堂

大阪府、大阪市中央公会堂の外観

所在地

〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島1丁目1番27号

アクセス

京阪中之島線
なにわ橋1番出口から徒歩1分

地下鉄御堂筋線
淀屋橋駅1番出口から徒歩5分

大阪市営バス
「淀屋橋(市役所前)」にて下車、徒歩5分

JR新大阪駅からタクシーで約20分

こんな人にオススメ

歴史が好きな方におすすめのスポットです。
散歩がてら一人でも気軽に立ち寄りやすいと思います。
館内にはレストランもあり、昼間はお友達同士や家族連れで賑わっていました。
夜には毎日ライトアップが行われているのでデートスポットにもおすすめです。

滞在時間

自由見学でしたら、30分から1時間あれば十分ゆっくり見てまわれると思います。
展示室が思っていたより見応えがありました。
レストランでお食事される場合は、1時間半程度必要になってくると思います。
ちなみに有料のガイドツアーは約30分間となっています。

費用

展示室・自由見学エリアの見学は無料です。

ガイドツアー:
ベーシックコース
500円
スペシャルコース(ランチ・お土産付き)
2,500円

基本施設利用料は時間、お部屋によって異なります。

アピールポイント

大阪市中央公会堂は1918年(大正7年)に完成しました。
完成までにおよそ5年もの月日を費やした、ネオルネサンス様式で美しく立派な大阪市中央公会堂。
貸館として営業している大阪市中央公会堂ですが、展示室と自由見学エリアのみに限り無料で見学が出来るんです。

館内ガイドツアーは有料になりますが、ランチとお土産がセットなったプランもあります。
その美しい外観からウエディングフォトスポットの撮影場所としても大人気です。
実際に私が訪れたときもウエディングフォトの撮影をされてらっしゃる方がいました。
貸室を利用し公会堂で挙式や披露宴を開催することも可能です。
2002年(平成14年)には公会堂として西日本で初めて国の重要文化財にも指定されました。

見学して歴史を知ろう

大阪府、大阪市中央公会堂の展示室

地下1階にある展示室では、貴重な資料や写真パネルなどが展示されており、創建から現在に至るまでの歴史を学ぶことができます。
実はこの建物、ある一人の大阪市民の寄付により建設されました。
その人物の名は「義侠の相場師」ともいわれた株式仲買人、岩本栄之助です。

1909年(明治42年)に渡米実業団へ参加した岩本栄之助は、米国の富豪が財産や遺産を慈善事業・公共事業に投じていることを知り、強い感銘を受けました。
そして自身も、地元・大阪の地でホールを建設することを決意するのです。
そこで彼は父の遺産を含めた手持ち財産の100万円を大阪府に寄付し、母の「誰にでも使ってもらえるものを」というアドバイスのもと、1913年(大正2年)に公会堂の建設が始まりました。

展示室には岩本栄之助の銅像があり、歴史もわかりやすく解説されています。
展示内容は定期的に更新されているらしいので、立ち寄った際は中に入って見学もしてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
地下1階にあるグッズショップにも注目です。
ここでしか買えない、大阪市中央公会堂をモチーフにしたかわいいオリジナルグッズが並んでいます。
モロゾフとコラボレーションしたお菓子屋や雑貨類が取り揃えられており、お土産にも喜ばれると思います。
皆さんも一度足を運んでみてください!

※この記事は2020年10月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)