大阪城跡地の一角にある豊國神社では、百姓から天下人にまで上り詰めた秀吉公が祀られているんです。
その秀吉公にあやかってご利益を頂きたいと、多くの参拝者が訪れています。
今回はそんな豊國神社をご紹介していきます。
概要
名称
大阪城豊國神社
所在地
〒540-0002 大阪府大阪市中央区大阪城2-1
アクセス
JR環状線、地下鉄長堀鶴見緑地線・中央線森ノ宮駅から北へ徒歩10分
地下鉄「谷町四丁目駅」から徒歩16分
阪神高速「法円坂」「森ノ宮」出口からほど近く
こんな人にオススメ
出世開運や仕事成就、商売繁盛などのパワースポットとして有名なので、それらのご利益を願う方におすすめの神社です。
大きな秀吉公の銅像が出迎えてくれます。
大阪城に近いこともあり、併せて観光すると歴史について学べるので、歴史が好きな方にもおすすめのスポットとなっています。
滞在時間
境内はそれほど広くなく、こじんまりとした神社です。
ぐるっとまわっても30分程度あれば十分です。
その為、大阪城天守閣とセットで観光される方が多いようです。
費用
無料で楽しめます。
(境内自由)
アピールポイント
大阪城公園のほぼ中央に位置している豊國神社は、明治13年、京都・東山に鎮座する豊国神社(とよくにじんじゃ)の大阪別社として創建されました。
しかしその後、大正10年に独立し豊國神社(ほうこくじんじゃ)へと改称されました。
大阪城公園内にありながらも、静かで厳かな雰囲気が漂っています。
本殿もどっしりと重厚感があって、さすが秀吉公を祀るのにふさわしい神社だと感じました。
豊臣秀吉公の命日である8月18日には秀吉公の御霊を慰める「太閤祭」という祭典が毎年執り行われます。
豊國神社にとって一年でとても大事な祭典ですが、一般の方も参列可能です。
帰ってきた秀吉公の銅像
境内には総高5.2メートルもの秀吉公の銅像が鎮座しています。
一度明治36年に大阪城内に建立されていたのですが、戦争の金属類回収令によって供出されてしまいその姿を見る事が出来なくなっていたのです。
以来多くの方が再建を望んでおり、平成19年に再び銅像が境内に再建されたとのこと。
金属供出されて以来なので64年ぶりの復元です。
右手には軍配を握っており、貫禄たっぷりな天下人の勇ましいオーラを放っていました。
出世の神様のご利益に期待!
豊臣秀吉公といえば瓢箪が有名ですが、これは秀吉公が合戦の馬印として千成瓢箪を使用したことに因んでいます。
馬印とは戦場において武将が自分の所在を明示するために、本陣で長柄の先に付けた印のことを指します。
織田信長が瓢箪を馬印にすることを許可したそうなのですが、秀吉自身も瓢箪好きで瓢箪収集もしていたんだとか・・・。
豊國神社では幾つかのお守りが販売されていますが、中でも瓢箪がモチーフになっているものが人気ですよ!
出世開運のお守り「出世瓢箪」は駒がセットになっています。
これは、思いがけないことやありえないことが起こることという意味のことわざ「瓢箪から駒」からきています。
豊國神社ではご祈祷も行われています。
ご祈祷とは神職を通じて神様へ思いと感謝を伝え、神様のご加護を頂けるように願う儀式です。
就職活動や転職をはじめ、仕事運上昇など各々の思いを浮かべながらご祈祷を受けると、よりご利益がありますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この地は古くから寺社や仏閣などがあった場所だそうです。
神聖な場所であり、訪れると不思議とパワーが漲ってきます。
仕事に関するご利益を頂きたい時には、訪れて参拝するべきスポットとなっています。
皆さんも是非一度訪れてみてください!
※この記事は2020年9月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)