【大阪】2020年7月に新設されたばかりの文化施設、こども本の森 中之島

文化施設が集中している大阪・中之島エリアに「こども本の森 中之島」が新設されました。
子どもたちの創造性や感受性を高めるスポットとして注目を集めています。
今回はそんな「こども本の森 中之島」の魅力をご紹介していきたいと思います。

概要

名称

こども本の森 中之島

大阪府、こども本の森中之島の入口

所在地

〒530-0005 大阪市北区中之島1丁目1-28

アクセス

京阪中之島線
なにわ橋駅3号出口すぐ

地下鉄御堂筋線・京阪本線
淀屋橋駅1号出口
または地下鉄堺筋線・京阪本線
北浜駅26号
出口から約400m(東洋陶磁美術館 東側)

こんな人にオススメ

小さなお子様でも安心して利用することができる施設となっており、家族連れにおすすめのスポットです。
子どもだけではなく、大人も童心にかえって楽しめるような施設になっているため、お友達やカップルにもおすすめの新名所となっています。

滞在時間

現在は館内での密集を避けるため、入場は事前予約制となっています。
1回あたりの利用可能時間は1時間半と決められており、9時半から17時までの間で4つの時間帯から選べます。

費用

無料で楽しめます。

アピールポイント

中之島は堂島川と土佐堀川に挟まれており、島のような独特の地形をしています。
そんな「水都大阪」を象徴する地域に、こども本の森 中之島が待望のオープン!
「積極的に本の中の言葉や感情に触れる機会を持ち、世界には自分と違う人や暮らしが在るということを知って欲しい」という想いのもと造られました。
名前は「こども本の森」となっていますが、平日に限り大人の方のみの利用も可能です。
土日祝は中学生以下のお子さま連れの方のみとなっていますのでご注意ください。

館内で販売しているオリジナルのグッズでは、小さなお子様でも飲みやすいストロータイプの水筒や、親子でペアルックできるデザインTシャツなどが販売されていてお買い物も楽しめます。
家族連れにピッタリのお出かけスポットですよ!

館内に散りばめられた様々なこだわり

お子様にも安心して利用できるようにと、館内には様々な配慮やこだわりが見受けられます。

まずはバリエーション豊富な読書環境。
景色を眺めながら本を読める窓際の席や本棚に、中に設けられたソファ席など、子どもが読みたい本を好きなところで読めるような工夫がされています。
17時までなら1人1冊まで持ち出し可能となっていて、中之島公園内に限り外での読書も楽しむことが出来ます。

そして、もう一つの工夫が本棚に掲げられた言葉の彫刻。
本の中で印象的な言葉を抜き出し、空間に浮かぶようにして掲げられています。
この言葉が書かれている本はどんな本なのかと、本を読むきっかけを作る仕組みになっています。

文学だけではなくアートにも触れる機会を

大阪府、こども本の森中之島の青りんご

こども本の森 中之島のエントランスには、大きな青りんごのオブジェが設置されています。
「青春のシンボル」として建築家である安藤忠雄さんによりデザインされたものです。

高さ・幅ともに2.5メートルもあり、色鮮やかなこの芸術作品は写真撮影スポットとしても大人気です。

館内も本の森と呼ぶに相応しいデザインが施されています。
壁面自体が本棚となっているんです。
ズラリと本が並んでいて、この光景は大人でもワクワクさせられました。
3フロアにわたって上まで続く本棚の壁には大きな窓から陽の光が差し込み、写真映えする空間になっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
奥にある休憩室は円柱形になっていて、こちらではプロジェクションマッピングで壁に物語が映し出されます。
子どもが喜びそうな作りになっていて、大人でもワクワクできる図書館の域を超えたこども本の森 中之島。
是非一度訪れてみてください。

※この記事は2020年10月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)