【岡山】定番スポット、岡山城と後楽園

岡山を代表する観光スポットは、何と言っても岡山城と後楽園でしょう。
岡山城は豊臣秀吉の家臣の宇喜多秀家によって建てられたお城です。
また後楽園は、関ケ原の合戦以降に宇喜多秀家に代わって岡山藩を治めた池田家の2代目綱政が安らぎの場として作らせた庭園で、日本三大名園の1つとして有名です。
本記事では、定番の両観光スポットについて説明したいと思います。

概要

名称

岡山城と後楽園

所在地

岡山城 岡山市北区丸の内2-3-1

後楽園 岡山市北区後楽園1-5

アクセス

岡山駅から岡電バス「岡電高屋行き」または両備バス「東山経由西大寺行き」で「県庁前」で下車、徒歩5分

こんな人にオススメ

お城好きの方、歴史好きの方はもちろんのこと、お城を配した庭園でゆっくりと癒されたい方にお勧めです。どちらかと言うと大人向けです。

滞在時間

岡山城と後楽園をゆっくり散策して3時間程度の滞在が一般的です。

費用

岡山城:
大人300円
小中学生120円

後楽園:
大人400円
高校生以下無料
65歳以上シニア140円

岡山城と後楽園の共通入場料:
大人560円

アピールポイント

岡山城の見学と後楽園をゆっくりと散策する事で、往時の雰囲気に触れると共に、後楽園の広々とした庭園風景に癒されること請け合いの観光スポットです。

岡山城

岡山城は宇喜多秀家により天守閣等が建造され、その後、藩主となった池田忠雄の代になって、32棟に上る建造物全てが完成しました。

岡山県、岡山城と後楽園で観る名勝・岡山城天守閣

天守閣は写真の様に黒漆塗りの下見板が取付けられており、外観全体が黒く見える事から烏城とも呼ばれています。
往時の天守閣は昭和20年の空襲で焼失し、現在の天守閣は昭和41年に再建されたものです。

天守閣内部は、6階建てとなっており、1階は肥前焼き工房と土産物売り場と食堂で、2~5階は岡山城の城主であった宇喜多、小早川、池田家の時代のお城の歴史等についての展示があり、5階からは金の鯱を間近に見る事が出来ます。

6階は展望室で、旭川の流れ・後楽園・岡山の市街を360度眺める事が出来ます。

現在の岡山城で、建築当時の姿を残す建造物は重要文化財に指定されている月見櫓だけで、これはぜひ見逃さない様にしたいものです。

後楽園

後楽園は池田綱政が安らぎの場として造営したものです。
当初は藩主の居間として建てられた延養亭等の、建物の座敷から眺望を楽しむ庭となっていました。
それが時代と共に、少しずつ趣を変えて現在の姿となったものです。

日本三大名園として余りにも有名な庭園で、特別名勝に指定されています。
広大な芝生の広場に庭石や木々や築山や池や建物が配され、その間を砂利道が縫うように設けられ、小道を散策して楽しむ庭園となっています。

岡山県、岡山城と後楽園の景観

岡山県、岡山城と後楽園からの岡山城天守閣眺望

今回は所用と合わせて1月末に訪れました。
当日は天気が快晴ではなく薄曇りであったため、岡山城も少し霞んで見える状態で、少し侘しさを感じる景観でした。

しかし過去に新緑の季節に訪れた時には、緑とツツジの花と青空のコントラストに癒される想いを感じたものです。

散策は入り口から右手に折れて延養亭を経て、中央にある沢の池の周囲をぐるりと巡るのがお勧めです。
後楽園には、やはり春か秋の晴天の日に訪れられるのがベストと言えます。

まとめ

岡山城と、その城主が愛した後楽園は、岡山を代表する観光スポットです。
岡山城で歴史に触れると共に眺望を楽しみ、ゆっくりと後楽園を散策するのが定番です。

園内には茶店もありますので、腰かけて広々とした庭園をぼんやりと眺めると、日々の忙しさから解放され、きっと心洗われる想いがするでしょう。

※この記事は2016年1月に行った際の体験談です。(70代前半/男性)