皆さんは日本一の巨木と言えば、屋久島の縄文杉を思い浮かべるのではないでしょうか?しかし、残念ながらそれは違います。日本一の巨木は新潟県の阿賀町にある平等寺の将軍杉なのです!
概要
名称
将軍杉(平等寺薬師堂)
所在地
新潟県東蒲原郡阿賀町岩谷2103
アクセス
新潟駅から車で44分。新潟駅南口から国道7号線の女池インターを目指し、そこから新潟中央ジャンクションに乗り、磐越自動車道(有料)に乗ります。直進し、三川インターチェンジで降りれば右手にすぐに見えます。
こんな人にオススメ
カップルで行くのも友達同士で行くのも良いです。特に自然に興味があったり、寺院に興味があったりする人が行けば満足できること間違いなしです。特に山を登ったりするわけもないのでお年寄りにも向いています。
滞在時間
滞在時間は1時間もあれば十分です。将軍杉を見たり、仏像をみたりして楽しい時間を過ごせます。見応えがあるので、ずっと眺めていても飽きませんよ。
費用
費用は無料です。
アピールポイント
やはりなんといっても日本一の巨木です!その大きさには圧巻されます。巨木の周りにはマイナスイオンがでまくっており、疲れた心が浄化されますよ。あまり人には知られていないので、観光客もチラホラいるだけなので、ゆっくりと楽しめます。
大学時代の友人に誘われ日本一の巨木を見てきました。
新潟県阿賀野市に住んでいる友人の家に久々に遊びに行ったときのことです。ゲームをしたり、お喋りをしたりと友人の部屋でダラダラしていたとき。友人が車で少し行ったところに日本一の巨木があるというのです。自分も話しには聞いていたことがあったのですが、詳細な場所は知りませんでした。友人はヒマな時に一人で何度も行ったことがあるというので、自分に行ってみよう!と言うのです。もちろん興味があったので誘いに乗りました。私たちは車で、友人の家から30分ほどのところにある日本一の巨木を目指すことにしたのです。
道々に看板が出ており、目的地は比較的すぐに分かりました。大きな道のすぐ脇にその目的地である平等寺がありました。広い駐車場もついています。寺自体もなかなか大きそうです。
車を降り、友人の案内で、日本一の巨木である将軍杉を目指しました。少し傾斜のあるアスファルトの道路を歩いて行きます。もう将軍杉を見てきた人達が脇を通り過ぎていきます。この日は平日だったため、仕事をしていないお年寄りが多かったです。少し歩くと、山道に入りました。木々を生い茂っており、空気がとても綺麗です。友人と談笑しながら楽しく散歩しました。しばらく歩くとカメラをぶら下げた観光客の姿が多く目に入ってきました。そろそろかなと好奇心がとても湧いてきました。
そして、ついにその姿が目に入ってきました。
メチャクチャデカイ!圧倒的なサイズ感です。大きさが比較できるように友人に横に立ってもらえばよかったです。言葉で説明すると、幹の太さが視界に入りきらず、近づくと木だと認識できないくらいです。看板にある説明を読むと樹齢1400年、幹の周りはなんと13.3メートルもあるそうです。いや、たまげました。こんなド田舎にこのような立派な巨木が存在するとは。とてつもなく貫禄があります。木の周りには遊歩道が敷いてあり、ぐるっと周ることができます。友人と二人で回ってみました。美しいですね。立派です。来る人来る人が写真に収めていきます。自分も記念にとスマホで一枚写真を撮りました。なかなか上手く撮れたと自己満足。
将軍杉を抱きしめたい衝動にかられましたが(笑)、それはNGのようです。良いものを見たと満足してその場を後にしました。
その後、平等寺の入り口にある石造りの仏像を見ました。友人は趣味で仏像を彫るのですが、友人曰く「この仏像はとてもよく出来ている。大手の仏壇メーカーが中国人に依頼して作ったようなまがいものとは風格が違う。」とのことでした。
その仏像がこちらです。両手を合わせました。
まとめ
巨木は見るものを圧倒する迫力があり、これから、観光名所としてメジャーになるかもしれませんよ。人で溢れかえる前にゆっくりと鑑賞できる今のうちに見学に行くのがベストです!
※この記事は2018年10月に行った際の体験談です。(30代後半/男性)