奈良と聞いて思い浮かぶのはお寺だと思います。
東大寺の南大門はとても有名ですが、訪れてみるとその大きさと厳かさをまじまじと感じることができました。
南大門と、その周辺の見所についてご紹介したいと思います。
概要
名称
東大寺南大門
所在地
奈良県奈良市雑司町406-1
アクセス
近鉄奈良駅から徒歩20分程度
こんな人にオススメ
歴史的な建造物に興味のある方にぴったりです。
そして奈良と言えばやっぱり鹿ですよね。
動物とふれあうのが好きな人に向いています。
鹿とのふれあいで感じたのは、1人よりも複数人のほうが慌てずに行動できるということです。
親しい友人や家族と一緒の旅行が最適でしょう。
滞在時間
鹿と戯れ、軽く散策して30分ほどでした。
お寺をじっくり見ようとすると、結構広いため1時間ほどはみておいたほうが良いと思われます。
費用
南大門、そして外側の散策だけでしたら特にお金は必要ありません。
入堂する場合はそれぞれのお堂で料金を支払う必要があります。
小学生が300円、中学生以上が600円です。
アピールポイント
東大寺といえばその名の知れた「南大門」がアピールポイントの1つです。
その存在感の大きさは思った以上でした。
そして敷地内を闊歩している鹿も魅力の1つです。
どこを歩いていても鹿に出会うので、癒されます。
見渡す限りの鹿!
南側から東大寺へと歩いていくと、そこかしこに鹿が現れます。
座って眠っている鹿もいれば、エサをもらいにうろうろしている鹿もいます。
せっかくなので鹿せんべいを1セット購入しましたが、かなり驚きました。
買ったそばから鹿が近づいてくるのです。
匂いに敏感なのか目が良いのか、その両方かもしれませんが、どんどん集まってきます。
噛みついてくるとかそういったことはないので安心なはずなのですが、たくさんの鹿に囲まれるのは思ったより怖いです(笑)
1人で行くとテンパっておろおろすることになるかもしれないので、複数人で訪れることをおすすめします。
それに複数人いたほうが、ワイワイ楽しめると感じました。
もちろん1人でも楽しめましたが、ここでの体験は人がいたほうが確実に面白いです。
慰霊碑と南大門
東大寺の南大門付近には、写真のような慰霊碑が建てられています。
これは谷川喜六建立慰霊碑と呼ばれるものだそうです。
奈良の仏教徒である谷川喜六氏が、沈没船の殉職者のため執り行った法要を記念して建てられたものだそうです。
慰霊碑に向かって合掌しましょう。
南から歩いていくとその大きさですぐにわかりますが、南大門が堂々とそこに建っています。
「大」と名前についているだけあって、その大きさには目を見張るものがあります。
門の高さは25mほどもあるそうで、驚嘆するばかりです。
貫かれた大きな柱の上には、複雑に組み上がった屋根が乗っている姿は壮観の一言です。
木材や瓦が古めかしい感じなのも趣深さを感じ、とても素敵な外観となっています。
そして南大門といえば、「金剛力士像」でしょう。
門をくぐる際に、左右に大きな像が構えているのを見ることができます。
「阿(あ)」のかたちに口を開けている阿形像と、「吽(うん)」のかたちに口を結んでいる吽形像です。
ヒノキで作られたというこの二体の像は厳然たる雰囲気であり、思わず身が引き締まるような思いすら感じるようでした。
この門をくぐるだけで、とても厳かな気持ちになりました。
まとめ
奈良県の、有名な東大寺南大門は名前こそ知っていましたが実際に見てみるとその大きさと重厚な雰囲気に圧倒されました。
南大門の周辺にはたくさんの鹿がいて、その鹿たちとふれあうのも楽しみの一つです。
鹿と戯れながら、ぜひのんびりと観光してみてください!
※この記事は2018年3月に行った際の体験談です。(20代後半/男性)