約1300頭の鹿が生息している世界的にも珍しい奈良公園。
こちらでは鹿との戯れを楽しむだけでなく、歴史・自然・グルメ・ショッピングなど幅広い楽しみ方が出来るんです。
今回はそんな奈良公園をご紹介したいと思います。
目次
概要
名称
奈良公園
所在地
〒630-8211 奈良県奈良市芝辻町543
アクセス
近鉄奈良駅から徒歩5分
JR奈良駅東口から奈良交通バス2系統に乗って約7分
こんな人にオススメ
広大な敷地が広がる奈良公園はご家族や友人、どなたと訪れても楽しめる奈良観光で外せないスポットです。
思い出作りにピッタリな奈良公園は、デートスポットとしてもオススメですよ!
また、公園内に神社仏閣が立ち並んでいるので歴史好きな方にもオススメのスポットとなっています。
滞在時間
鹿と戯れるだけであれば30分程度で済むと思います。
しかし、広大な敷地の中には国宝や重要文化財などが数多く残されており、じっくり見てまわろうと思うと1日では足りないほど見どころ盛り沢山です。
費用
入園無料で楽しめます。
アピールポイント
1880年に開設された奈良公園は、年間で約1300万人もの人が訪れる奈良を代表する観光スポットです。
奈良公園といえば野生の鹿がいることで有名ですよね。
しかし660haという広い敷地内には、東大寺や春日大社などといった由緒ある神社仏閣が点在しているのも特徴の一つとなっています。
他にも特別天然記念物に指定されている春日山原始林など、植物や自然も満喫できますよ!
野生の鹿と戯れてみよう!
奈良公園といえば鹿、鹿といえば鹿煎餅です。
鹿煎餅は200円で販売されていて、公園内各所で購入することが出来ますよ!
鹿煎餅を購入するとものすごい勢いで鹿さんたちが寄ってきます。
あっという間に取り囲まれます・・・。
鹿煎餅どころかカバンや服も噛まれてしまいましたが、かわいかったです(笑)
そして驚くことにこちらの鹿さん、頭を上から下に動かすお辞儀のような動作をするんです!
このお辞儀のような動作は、世界に生息している鹿類一般には見られない特徴となっているそう。
つまり、奈良の鹿特有の動作なんだそうです。
野生動物としては珍しいコミュニケーションの一種のようですが、長い間人間と共生してきたという珍しい環境だからなんでしょうね。
1200年以上の歴史を持つ春日大社
奈良公園内にある春日大社は768年に造営され、全国に3000社ある春日神社の総本社です。
その春日大社のご祭神である武甕槌命(タケミカヅチノミコト)が、白い鹿に乗って奈良にやってきたという伝説が残されています。
この為古くから春日大社の鹿は神の使いとして手厚く保護されてきました。
これが奈良公園にたくさん鹿がいる理由です。
現在でも奈良の鹿は天然記念物に指定され保護活動が行われています。
さて、その春日大社には源頼朝が大社に寄進したと伝えられる鼉太鼓(だだいこ)が所蔵されています。
鼉太鼓とは、舞楽演奏に用いられる巨大な太鼓のことを指します。
春日大社が所蔵しているこの鼉太鼓は高さが約6.5メートルと、実際に使用する鼉太鼓としては最大の大きさを誇り、現存する中でも特に長い歴史を持っています。
陰陽思想に基づき装飾が施されていて、左方には龍、右方には鳳凰が彫刻されています。
実際に見てみるとその大きさと装飾の美しさに圧倒されてしまいますよ!
まとめ
歴史と自然が融合された奈良公園、いかがでしたでしょうか?
奈良公園の鹿は大切に保護されていますが、観光客側の配慮ももちろん欠かせないものとなっています。
鹿の命にもかかわるので、鹿煎餅以外のもの(人間の食べ物やゴミなど)は絶対に与えないでください。
また、運転する際は鹿が急に飛び出してくる場合があるので十分注意してくださいね!
※この記事は2019年1月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)