【長崎】亀山社中跡で幕末のヒーロー坂本龍馬を身近に感じよう!

歴史と坂の町・長崎は幕末の志士として獅子奮迅の活躍した坂本龍馬ゆかりの町でもあります。
この幕末のヒーロー・坂本龍馬の長崎における活躍の拠点となった亀山社中跡を中心に周辺の関連する観光スポットをご紹介します。

概要

名称

長崎市亀山社中記念館(亀山社中跡)および周辺観光スポット

長崎県、長崎市亀山社中記念館の社中の跡

所在地

〒850-0802 長崎県長崎市伊良林2丁目7−24

アクセス

オススメのアクセス方法は、「風頭山行き」の長崎バスに「長崎駅前南口」から乗車し、「風頭山」(終点)で下車します。
下車後、坂を下っていくと風頭公園があり、風頭公園を抜けて龍馬通りをさらに下ると長崎市亀山社中記念館に到着します。

こんな人にオススメ

坂本龍馬ファンはもちろん、歴史に興味がある方だと男性でも女性でもオススメ。
あまり子供向けではありませんが、友人同士やカップル連れにはとても適しており、ひとりでも楽しめます。

滞在時間

オススメのアクセス方法を利用して、紹介するすべてのスポットを見て回ると、1.5~2時間程度はかかります。
行きはバス、帰りは路面電車(「新大工町」電停から乗車)とするコースだと、往復時間を入れてトータル3時間を見ておくと良いでしょう。

費用

長崎バスで「長崎駅前南口」から「風頭山」まで:190円(22分)
路面電車で「新大工町」から「長崎駅前」まで:140円(8分)

長崎市亀山社中記念館:
一般   310円
高校生  200円
小中学生 150円

アピールポイント

日本初の商社といわれている亀山社中。この建物を限りなく当時のままに再現・改修した人気の観光スポットです。
また、近辺には地元の「亀山社中ば活かす会」が運営する「亀山社中資料展示場」や「龍馬のぶーつ像」、風頭公園内にそびえ立つ坂本龍馬之像など、坂本龍馬関連の観光スポットが数多くあります。

坂本龍馬好きにはたまらない数々のスポット!

◎坂本龍馬之像

風頭山停留所(終点)を降りて来た道とは逆の坂道をしばらく下ると風頭公園があります。

さらに公園内を進むと、長崎の港を一望できる展望台が現れ、そこに坂本龍馬之像がそびえ立っています。
意外と大きな像で、人気の撮影スポットの一つです。

展望台には他に司馬遼太郎の「竜馬がゆく」の文学碑もあります。
また、展望台横には龍馬の写真を撮影したことで有名な上野彦馬の墓もあります。

◎龍馬通り

風頭公園を出て少し下ると、「龍馬通り」と呼ばれる小道があります。
亀山社中跡に至る石段混じりの坂道で、龍馬や亀山社中の志士たちもふだんよく利用していた道です。

通りの途中には龍馬が愛用した亀山焼の窯跡や、龍馬がよく参拝したといわれる楠木正成ゆかりの若宮稲荷神社もあり、神社内には風頭公園の坂本龍馬之像と比べると小さいながら坂本龍馬の像があります。

◎亀山社中資料展示場

さらに龍馬通りを下ると、地元の「亀山社中ば活かす会」が運営する「亀山社中資料展示場」があります。
坂本龍馬はもちろん、西郷隆盛や木戸孝允、高杉晋作などお馴染みの幕末の志士たちの写真が壁一杯にかけてあります。

また、「五箇条のご誓文」のもとになった龍馬考案の「新政府綱領八策」の原文写しなどが展示されています。

この展示場は土日祝日しか開いていないそうなので、訪問する際には注意が必要です。

◎龍馬のぶーつ像

亀山社中門前のポケットパークにあります。
多くの観光客が実際にブーツの中に足を入れて長崎を一望し、龍馬になった気分を味わっています。
私も他の観光客が途絶えた隙を狙ってブーツに足を入れ、龍馬気分に浸りました。

記念写真のスポットとしても有名で、観光客が多いと撮影のために行列ができます。

実際に長崎市亀山社中記念館からの帰りに通った時、3~4組の行列ができていました

◎長崎市亀山社中記念館

坂本龍馬ファンの人気が高いスポットで、俳優・歌手の武田鉄矢氏が名誉館長を務めています。
展示品には龍馬のブーツのレプリカや紋服(複製)、書状の写しなどがあり、座敷には龍馬がもたれかかって座ったと言われる柱が再現されています。

さらに隠し部屋として使われていた中2階の部屋も階段から覗くことができます。
社中の人数を考えると少々狭い感もありますが、当時の志士たちの息吹が感じられる空間です。

長崎県、長崎市亀山社中記念館のぶーつ像

まとめ

いかがでしたか?
坂本龍馬を身近に感じられるスポットの連続で、ファンにとってはたまらないコースです。
一般的なアクセス方法は長崎駅前から路面電車で「新大工町」電停下車後、徒歩11分というのがよく紹介されていますが、この方法だと坂を上って行く必要があります。
私のオススメ方法だと坂を下るコースになるため、大変楽です。

※この記事は2022年5月に行った際の体験談です。(60代前半)