【長野】秋の初めに、北信州・「サンクゼールワイナリー」に寄ってきました

ヨーロッパに南米、ワインの産地は色々だけど日本ワインも見逃せません。
信州への旅のついでに、長野県飯綱(いいづな)町にあるサンクゼールワイナリーに立ち寄りました。
足を運んでみると、レストランやウェディング用の教会まで揃うとても素敵な場所でした。

概要

名称

サンクゼールワイナリー本店

長野県、サンクゼールワイナリー本店のショップ

北信五岳(戸隠・妙高・黒姫・飯綱・斑尾)に囲まれた丘に立つワイナリー。

所在地

長野県上水内郡飯綱町大字芋川1260

アクセス

<公共交通の場合>
JR長野駅からしなの鉄道北しなの線「妙高高原」行きに乗り、「牟礼(むれ)」駅下車、タクシー8分
※長野駅から牟礼駅まで30分。

<マイカーの場合>
上信越自動車道・信州中野インターから15分

こんな人にオススメ

デパ地下でもおなじみ、ジャムづくりからスタートし現在に至るワイナリーです。
ワイン好きを自認する私としては、いつか足を運びたいワイナリーの一つでした。

もちろんワイン好き、とくに日本ワインに関心の高い方におすすめですが、美しい眺望が堪能できるのもこのワイナリーの大きな魅力です。
丘から見渡せる北信州の山並みに見とれて、私は次の予定を忘れるところでした。
子どもが駆け回れる広場があり、テラス席はペットもOKなため、ファミリー、カップル、幅広い層にアピールするのではないでしょうか。
オシャレなワイナリーのレストランでランチを、という女性のグループも目立ちました。
秋の連休の初日とあって、首都圏からの車も多く駐車していました。

滞在時間

美しい景色をぼーっと眺めているだけでも、1時間は十分にかかるかもしれません。
イベントとしては、1日3回ぶどう畑と醸造所をスタッフが案内してくれる「ワイナリーツアー」があります(所要時間は15分くらい)。
北信州の山並みが広がる風景を堪能したり、レストランで食事をし、さらにお土産屋さんに立ち寄ると、あっという間に2時間は過ぎていくでしょう。

費用

立ち寄ってあたりを散策するだけなら、料金はかかりません。
屋外のベンチで景色を眺めながらひと休みするのは無料ですし、1日3回おこなわれる「ワイナリーツアー」も同じです。

ただ、夕方にスタートしワインの試飲ができる「トワイライト ヴィンヤードツアー」は、一人につき2,000円の料金が必要とのこと。

アピールポイント

ここ飯綱町でうまれ育ったぶどうが、同じ場所にある醸造所でワインに生まれ変わる・・・。
いつもイタリアやフランスのワインばかり飲んでいるからか、斜面に植えられたワイン畑を見つめていると不思議な感慨がありました。

大手のデパ地下でおなじみのサンクゼールですが、ショップにはここ本店でしか手に入らないワインやシードル、ジャムも揃っており、ラベルも美しかったので思わず親友への贈り物として衝動買いしてしまったほどです。

レストランでは、地産地消のフレンチメニューもおすすめです。
夏なら、木陰のテラス席が気持ちいいんだろうな・・・。

人気メニューとしては、こちらで作っているドイツ仕込みのソーセージもあり、テイクアウトしましたがとても美味しかったです。
もちろん、ワインも多種多彩にそろっていました。
予定があったため、飲むことができずたいへん残念だったです。

レストラン

長野県、サンクゼールワイナリー本店のレストラン

ランチからディナーまでさまざまなコースあり。
結婚式の際は貸し切りとなるため、事前に確認しましょう。

まとめ

北信州の美しい風景の中に、絵画のようにたたずむワイナリーやレストラン、そして教会。
首都圏から少し遠いとはいえ、新幹線で長野駅まで行けば、電車とタクシーを使って40分ほどで到着できます。
いつも海外のワインばかり飲んでいる方にも、ぜひお出かけしてほしいワイナリーです。
カップルなら、この教会で式を挙げたい・・・そんなロマンチックな雰囲気にも満ちた場所ではないでしょうか。

※この記事は2017年10月に行った際の体験談です。(60代後半/女性)