宮崎県には、高千穂峡と呼ばれる景勝地があります。
荘厳な雰囲気の神社や、絶壁が織りなす美しい光景が広がるこの観光スポットについて、ご紹介していきたいと思います。
概要
名称
高千穂峡
所在地
宮崎県西臼杵郡高千穂町向山
アクセス
車の場合
宮崎I.C.から清武、延岡JCT、蔵田を経由して高千穂まで約1時間45分かかります。
電車とバスの場合
宮崎駅からは2つのルートがあります。
宮崎駅から延岡駅まで約1時間、そこから路線バスで約1時間30分かかります。
宮崎駅から高千穂まで高速バスで直接向かう場合、約2時間40分かかります。
こんな人にオススメ
緑あふれる自然で爽やかな気分を味わいたい人や、自然の作り出した壮大な光景を見てみたいという人におすすめです。
1人でのんびりと満喫するのにも向いていますし、親しい友人たちと素敵な光景をかみしめるのも良いでしょう。
滞在時間
高千穂宮、高千穂峡をのんびりと散策して、およそ1時間程度かかりました。
費用
入場料金等は特別、必要ありません。
高千穂峡を流れる川を渡るボートに乗る場合は、2000円の料金が必要となります。
アピールポイント
1つは、高千穂神社にそびえ立つ秩父杉です。
その大きさには思わず声を上げるほどです。
2つに、峡谷の景観が素晴らしいことです。
遥か彼方まで続いていく断崖には驚かされ、流れる水の美しさも最高です。
高千穂神社
国道203号から脇に逸れた道に、大きな鳥居が構えています。
高千穂神社の入口です。
高千穂皇神(たかちほすめがみ)に始まり、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・木花開耶姫命(このはなさくやひめ)などの神々を祀っている神社です。
創建されたのは3世紀後半~4世紀前半に遡るそうです。
緑に囲まれた参道を奥へ奥へと歩いていくと、写真のご神木が姿を現します。
秩父杉というこのご神木は、樹齢800年にもなる大木です。
見上げるとてっぺんが見えないくらいの杉で、いかにもご利益がありそうに思えます。
高千穂峡
高千穂神社からやや西へと向かうと、高千穂峡へと到着します。
この峡谷は、遥か昔に阿蘇山から噴出した火砕流とそれの浸食によって生じた断崖となっています。
断崖の高さは平均で80m、最高で100mにも及ぶというのですから驚きです。
国の名勝、天然記念物にも指定されている景勝地となっています。
写真には滝も映っていますが、これは「真名井の滝」と呼ばれる滝で、日本の滝100選にも指定されているものとなります。
高千穂峡と言うと、写真に映っている、峡谷とこの滝がシンボルとなっているようです。
緑に囲まれた断崖と、そこに流れ落ちる滝の様子はまさに絶景というほかありませんでした。
時間の都合上、ボートに乗ることはできませんでしたがとても見事な眺めでしたので、余裕のある方はぜひ体験してみてください。
宮崎名物を食しよう
高千穂峡のすぐ近くには、宮崎名物の食材を使った食事やスイーツを提供しているお店もあります。
高千穂峡を楽しんだ後はこちらで食事はいかがでしょうか。
私の入ったのは、「チキン南蛮」とのぼりの立っていたお店でした。
少ししっとりとしたチキンと、具材のごろごろしたタルタルソースの愛称は抜群でした。
想像していた以上に美味しく、大満足でしたのでチキン南蛮、おすすめですよ!
他のお店では、宮崎県名物の日向夏みかんを使ったソフトクリームなども販売されており、目移りすること請け合いです。
夏に訪れるとなお良さそうです。
まとめ
宮崎県の高千穂は、まず高千穂神社に行き、その後高千穂峡を観光するというプランがおすすめです。
神社でこの地の神様にお参りしてから、果てなく続く峡谷と、流れ落ちる滝の作り出す雄大で美しい光景を満喫しましょう!
高千穂峡では宮崎名物の食事もぜひ堪能してみてください。
※この記事は2014年3月に行った際の体験談です。(20代後半/男性)