【京都】SNSで人気に火がついた、京都を代表するインスタ映えスポット

京都・東山には八坂庚申堂(やさかこうしんどう)というお寺があります。
沢山のメディアで取り上げられているので、知っている方も多いのではないでしょうか?
今回はその八坂庚申堂を深く掘り下げていきたいと思います。

概要

名称

大黒山 金剛寺 八坂庚申堂

京都府、大黒山金剛寺庚申堂のカラフルな飾り

所在地

〒605-0828 京都市東山区金園町390

アクセス

JR京都駅から市バス「東山通北大路バスターミナル行き」15分、
「東山安井」下車 徒歩6分
または
市バス「清水道」下車 徒歩約7分

こんな人にオススメ

願い事を成就させたい方、心をコントロールしたい方におすすめです。
また、写真を撮るのが好きな方にもピッタリのスポットになっています。
くくり猿はカラフルでかわいいので、フォトジェニックな写真が撮れます。
着物を着て訪れるとさらに雰囲気が出ますよ!
実際私が訪れた時も、着物を着た女性の方が多かったです。

滞在時間

30~40分あれば楽しめると思います。
主要観光地からも近いので、周辺のスポットと合わせて訪れることをオススメします。

費用

拝観料は無料です。

アピールポイント

京都の定番観光地である清水寺と八坂神社の中間に位置する八坂の塔。
その八坂の塔のすぐ近くにあります。
夢見坂と呼ばれる東山の風情ある街並みは、京都ならではの風景なので向かう道のりも楽しめるでしょう。
八坂庚申堂は、日本三大庚申の一つで960年に創建されて以降、日本最初の庚申信仰として信仰を集めるようになったとされています。
地元の方からは「八坂の庚申さん」という愛称で親しまれています。

インスタ映えで人気を誇る理由

京都府、大黒山金剛寺庚申堂のくくり猿

女性から圧倒的人気を誇る八坂庚申堂。
その理由は、色とりどりでカラフルなお手玉のようなもの・・・。
これは一体なんなのでしょうか?

八坂庚申堂では、一つの欲望を我慢することにより、一つの欲望が叶うとされています。
変わった参拝方法ですが、その欲を捨てるために使われているのが、この写真映えするカラフルなくくり猿なんです。

くくり猿というのは、人間に一番近い動物である猿が手足をくくられて動けなくなっている姿をあらわしています。

そうすることで、人間が欲望のまま走らないように戒めているんですね。
実はこのくくり猿、一つ一つが手作りで作られているんです。

平日は100個、週末は300個と限定販売となっています。
サイズは大・小と2種類用意されていて、お値段はどちらも500円です。

購入したら好きな色のくくり猿を選んで、願い事を書いて好きなところにくくりつけます。
境内で印象的な、カラフルなお手玉のようなものの正体は奉納されたくくり猿だったんです。

参拝可能時間は17時までとされていますが、遅くに訪れるとくくり猿が売り切れているときも多いです。
その為、時間に余裕を持って早めに訪れることをおすすめします。

境内であちこち見かける猿

古くから猿が祀られているこの寺は「病気がサル(去る)」「災難がサル(去る)」とかけられていて、無病息災などのご利益があると言われています。
境内で見ざる、言わざる、聞かざるの三猿も探してみてください。

また庚申信仰では、猿は神の使いとされていてお守りも猿モチーフになっています。
くくり猿だけではなく、お守りも全てが手作りです。
手作りならではで、一つ一つ異なった表情をしているのでお気に入りの一つを探してみてくださいね!

中でもユニークなのは指猿というお守り。
指猿は指先が器用な猿にあやかって、手先が器用になるようにと作られたもので、かわいいだけでなくお土産にも喜ばれるお守りになっています。

まとめ

かわいい写真を撮りに行くのも良いですが、心身浄化・良縁成就のご利益もあるのでせっかくですからお参りもしましょう。
訪れた際は地元の方や他の観光客の方にご迷惑にならないように、マナーを守って楽しんでくださいね!

※この記事は2018年1月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)