【京都】京都の歴史と文化を学ぶならここ!京都文化博物館

観光客が多く訪れる三条通に位置する京都文化博物館、通称ぶんぱく。
2011年にはリニューアルオープンを果たし、一千年を超える京都の歴史を楽しみながら学ぶことが出来ます。
今回はそんな京都文化博物館をご紹介したいと思います。

概要

名称

京都文化博物館

京都府、京都文化博物館の正面入口

所在地

〒604-8183 京都府京都市中京区東片町623−1

アクセス

地下鉄
烏丸御池駅5番出口から徒歩3分

阪急
烏丸駅16番出口から徒歩7分

京阪
三条駅6番出口から徒歩15分

京都市バス
「堺町御池」下車 徒歩2分

名神高速道路
京都南ICより約20分

こんな人にオススメ

歴史や文化に興味のある方におすすめのスポットです。
「京の歴史」「京のまつり」「京の至宝と文化」の3コーナーに分かれており、総合的な内容になっています。
誰かと訪れて一緒に楽しめるのはもちろん、一人でじっくり楽しみたいという方にもおすすめです。

滞在時間

2・3階は常設展示、4階は特別展となっています。
見応えがあり、展示物を見てまわるだけでも1時間は必要になってくると思います。
ミュージアムショップやカフェ・レストランも併設されているので、2時間あれば時間にゆとりを持って楽しめるでしょう。

費用

総合展示:
一般   500円
大学生  400円
高校生以下無料

特別展:
特別展により料金が異なります。

別館:
無料で楽しめます。

アピールポイント

もともとは平安博物館という私立博物館でした。
その建物は重要文化財である旧日本銀行京都支店です。
現在、旧日本銀行京都支店の建物は京都文化博物館の別館として使用されています。
そして、別館の北側に新設された建物(現在の本館)と併せて、京都文化博物館として1988年(昭和63年)10月1日にオープンしたのです。
平安建都1200年記念事業として創立されました。
その歴史から施設の老朽化などの課題を抱えていましたが、2011年(平成23年)には約7ヶ月に及ぶ改修工事を終えてリニューアルオープン。
新たにフィルムシアターも導入され、京都の歴史をより楽しく理解できるような展示空間が演出されています。

楽しめるのは展示だけじゃない!

京都府、京都文化博物館の別館

京都文化博物館の別館は、重要文化財にも指定されている旧日本銀行京都支店の建物です。
赤煉瓦のレトロな雰囲気から、歴史を感じることができます。

何となく東京駅と似ているような・・・と思っていたのですが、それもそのはず。
旧日本銀行京都支店の建物の設計者は、東京駅を設計した方と同じ、建築界の帝王ともいわれた辰野金吾氏とそのお弟子さんによるものでした。

この別館には「arton art gallery」というアートギャラリーが併設されています。
別館自体は入場無料なので、もちろんこのアートギャラリーも無料で楽しむことが可能です。

また、別館ホールでは別途チケット代金が必要になりますが、クラシックコンサートが行われることもあるんですよ!

本館1階「ろうじ店舗」には飲食店や雑貨屋さんが立ち並びます。
ろうじ店舗は、江戸時代末期の京の町家の表構えが再現されており、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気を味わえます。

飲食店の営業時間は店舗によって異なりますが、中には20時半まで営業しているお店もあります。
京都文化博物館では京都の歴史・文化だけではなく、アート・音楽・グルメと様々な楽しみ方ができるんです。

まとめ

展示内容は折々の企画にあわせ定期的に展示替えされるのですが、フィルムシアターで上映される映像資料も定期的に変えられています。
そのため何度訪れても楽しめるようになっているのも魅力の一つ。
総合展示は19時半まで、特別展は18時までと営業時間にばらつきがあるのでご注意ください。
訪れる前に一度ご確認されることをオススメします。
皆さんも是非立ち寄ってみてくださいね!

※この記事は2020年10月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)