【京都】霊山をバックにそびえる迫力満点の観音様が印象的な霊山観音

京都の主要観光地が集結している東山に位置する霊山観音。
こちらには京都一の高さを誇る観音様が、市内を見守るように鎮座しています。
観光客も少なく、穴場のスポットとなっている霊山観音を今回はご紹介したいと思います。

概要

名称

霊山観音(りょうぜんかんのん)

京都府、霊山観音の観音様

所在地

〒605-0825 京都市東山区高台寺下河原町526-2

アクセス

JR京都駅から市バス「東山安井」より徒歩5分
京阪電車 祇園四条駅下車 徒歩15分
地下鉄東西線 東山駅下車 徒歩20分

こんな人にオススメ

戦没者慰霊のため健立された霊山観音ですが、境内には「願いの玉」や縁結び・家内安全のご利益がある「愛染明王堂」もあります。
その為、叶えたい願い事をお持ちの方におすすめのスポットとなっています。
御朱印も頂けるので、御朱印集めされている方にもおすすめです。
穏やかで落ち着いた雰囲気の穴場スポットなので、1人でも散策がてら立ち寄りやすいですよ!

滞在時間

境内をまわるだけなら30分程度あれば十分です。
観音胎内の参拝時間を含めてもそんなに滞在時間は長くはならないと思うので、高台寺をはじめとする周辺の観光スポットと併せて訪れることをおすすめします。

費用

拝観料:
大人    300円(線香付き)
中・高校生 200円(線香付き)
小学生   100円(線香なし)

アピールポイント

歴史はそんなに古くなく、昭和30年に第二次世界大戦による戦没者及び犠牲者の冥福を祈念するため、帝産グループ創設者である石川博資氏によって建立されました。
霊山観音は鉄骨コンクリート造で、高さは24メートルもあり、総重量は約500トンというスケールの大きさ。
観音様のお顔だけでも6メートルもあります。
京都で一番大きな観音様なんですよ。
観音様のちょうど真下が本堂となっています。
拝観料を支払うとものすごく大きなお線香もいただけるので、近くまで立ち寄った際はお参りしに訪れてみてください。

胎内巡りも見逃せない

観音様のお顔はとても穏やかで柔らかい表情をされています。
実はこれ観音菩薩の母といわれる「白衣観音(びゃくえかんのん)」を模しているんですよ。
そんな観音様の背後にまわると入口が!
こちらの観音様、実は鎌倉の大仏のように胎内巡りをすることが可能な珍しいスポットなんです。

胎内には千手観音菩薩をはじめとする8体の仏像が並んで安置されています。
干支それぞれの守り本尊で「十二支守本尊」というらしいです。
その中から自分の干支の本尊様を探してお参りします。
胎内は少し薄暗くひっそりとした雰囲気でした。

願いを叶えてくれる!?不思議な玉

京都府、霊山観音の願いの玉

観音様のお膝元には願いが叶う不思議な玉、「願いの玉」があります。
なぜ玉なのかというと、仏教において宇宙のエネルギーは如意宝珠(にょいほうじゅ)と呼ばれていて、完全無欠の意味を持つ球体で現されているとのこと。

気になる参拝方法はというと、叶えたい願い事を心の中でつぶやき、願いの玉に手を添えながら一周するんだそうです。
もちろん私も願い事を心の中でつぶやきながら、願いの玉をぐるりと一周回ってきましたよ。
霊山観音の境内は、古くから風水的吉地として知られているそうなので期待大です!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
東山にそびえる真っ白で巨大な観音様は一見の価値ありです。
印象的な観音像はインパクト、迫力ともに申し分無しですが、境内には神秘的な雰囲気が漂っています。
東山エリアを歩いていたり、隣にある高台寺の山に登ると観音様の頭が見えるため、引き寄せられるように霊山観音へ訪れる方も多いのではないでしょうか?
皆さんも是非一度足を運んでみてください!

※この記事は2020年9月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)