【京都】合格祈願におすすめ!学問の神様、菅原道真公を祀る北野天満宮

京都に位置する北野天満宮は、日本各地にある天満宮の総本社です。
また、梅と紅葉の名所としても知られ、地元の方からは「天神さん」の愛称で親しまれている人気観光スポットです。
今回はそんな北野天満宮をご紹介していきたいと思います。

概要

名称

北野天満宮

京都府、北野天満宮の外観

所在地

〒602-8386 京都府京都市上京区馬喰町931

アクセス

市バス「北野天満宮前」下車すぐ
京福電車 北野白梅町駅から徒歩5分

こんな人にオススメ

学問の神様を祀っていることから、合格祈願におすすめ神社となっています。
また、北野天満宮は梅の名所としても有名なので、受験シーズンは全国各地から多くの参拝客で賑わう人気スポットです。
梅や紅葉の時期はそれぞれ梅苑・もみじ苑が開苑し、ライトアップも行われます。

滞在時間

お参りだけであれば30分程度あれば十分でしょう。
しかし、御朱印を貰ったり梅苑も見る場合は、待ち時間もあるので1時間以上は必要になってくると思います。
また、北野天満宮周辺には人気の飲食店が多いですが、週末は特にどこも大行列なので滞在時間が短い方はご注意ください。

費用

境内無料で楽しめます。

アピールポイント

北野天満宮は、学問の神様として知られる菅原道真公の霊を鎮めるために建てられたとされています。
道真公は幼いころから勉学に励み、優れた才能の持ち主でした。
政治家としてもその才能を発揮し、宇多天皇に認められ側近となると、その後も出世を続けとうとう左大弁にまで昇りつめます。
その出世に危機感を抱いた藤原時平は醍醐天皇に取り入り、道真公に無実の罪をかぶせ失脚させるのです。
そのため道真公は左遷され大宰府にて没しましたが、都では落雷などの災害が立て続けに起こったり、藤原家では変死者が続出しました。
これらは道真の怨霊によって起きたものとされ、道真の霊を鎮めようと北野天満宮が建立されたのです。
この天神信仰はやがて各地に広まり、現在では全国に12000社もの天満宮・天神社が存在しています。
北野天満宮はその総本社であり、福岡の太宰府天満宮・茨城の大生郷天満宮と並び日本三大天神の一つでもあります。

訪れるのにおすすめのシーズン

京都府、北野天満宮の紅白の梅の花

ご祭神である菅原道真公は梅をこよなく愛する人だったと言われており、北野天満宮は約2万坪という広い境内に50種類もの紅白の梅の花が咲き誇る梅の名所としても知られています。
早咲きの梅であればお正月明けから徐々に開花し始め、3月下旬まで楽しめるそうです。

中でも毎年2月上旬から3月にかけて梅苑が公開されます。
この梅苑公開の期間中、夜間のライトアップも行われる日があります。
通常16時に閉苑ですが、ライトアップ中は20時まで開苑しているので、普段は楽しむことのできない夜の北野天満宮を存分に楽しめるのでおすすめのシーズンとなっています。

そして北野天満宮では道真公の誕生日である6月25日、そして命日である2月25日に由来し、毎月25日には縁日が開かれるんです。
参道には21時頃まで露店が所狭しと立ち並び、この縁日でもライトアップが行われます。
昼間とは違った幻想的な雰囲気の中で社殿を拝観することが出来るんですよ!

また、縁日(毎月25日)や梅・紅葉シーズンでは宝物殿が特別公開されます。
国宝に指定されている作品等を多数収蔵しており、常設展だけではなく季節ごとにテーマを用いた企画展が開催されていることもあります。
貴重な文化財や工芸品など是非この機会にご鑑賞ください!

まとめ

いかかでしたでしょうか?
長い歴史を持つ北野天満宮は撫で牛や、美しい社殿など見どころが盛りだくさんのパワースポットです。
敷地面積がとても広いのでゆっくり散策されるのもおすすめです。
皆さんも是非訪れてみてくださいね!

※この記事は2021年2月に行った際の体験談です。(20代後半/女性)